今日の複雑な分散システムでは、システム アーキテクチャや仮想アセットの振る舞いのささいな変更でさえ、大きな影響を持つ可能性があります。CTP には、テスト環境に影響を与える変更や、アセットが期待どおり動作していないことを示唆するその他の徴候を検出し、対応する方法がいくつかあります。 

CTP は自動的にアセットの状態や変更をモニターし、ユーザーの注意が必要な問題を警告します。例:

  • 最近、Virtualize で仮想アセットが変更された (データ グループが削除された、パフォーマンス プロファイルが追加されたなど)。この場合、設定済みのコンポーネント インスタンスを見直して、変更が必要かどうか判断する必要があるかもしれません。
  • 仮想アセットが、条件に一致するレスポンダーがないというメッセージを受信している―あるいは検証エラー メッセージを生成している。この場合、アセットを作成したメンバーが問題を調査する必要があるでしょう。
  • 仮想コンポーネント インスタンスが、シミュレート対象の実コンポーネントと同期していない (「仮想化」されたサービス、ファイル、サードパーティ製アプリケーションの振る舞いが期待された場所で利用できなくなっているなど)。この場合、Virtualize の変更アドバイザーを使用して仮想アセットをリファクタリングする必要があるでしょう。
  • コンポーネントの機能を検証するよう設定されたカスタム テストが失敗している。この場合、担当者がテストの失敗を確認し、問題を調査する必要があるでしょう。
  • 最近、Virtualize でテスト シナリオが変更された (データ グループが削除された、新規テストが追加されたなど)。この場合、それらのテストを実行するよう設定済みのコンポーネント インスタンスを見直して、変更が必要かどうか判断する必要があるかもしれません。
  • 環境でトラフィックを「実」コンポーネントに送信するよう設定しているが、そのコンポーネントが現在オフラインであるか、削除されている。

CTP はこのような問題を自動的に検出すると、対象のアセットを含む環境に (環境インデックスおよびリスト内で) 警告を表示するほか、特定のアセットに (環境ダイアグラム内で) 警告を表示します。

警告はシステム レベルでも表示されます―つまり、システムと環境の両方に表示されます。システムには、システムから派生した環境内で検出された一番重要度の高いヘルス チェックに関する問題を表すアイコンが表示されます。たとえば、システムに 3 つの環境がある場合―1 つにはヘルス チェックに関する問題がなく、別の 1 つには警告が 1 つあり、最後の 1 つにはアラートが 1 つある場合、システムは赤いアラートのアイコンを表示します。 

アセットの状態は、以下のアイコンを使用して表されます。

アイコン意味

アセットにただちに注意が必要です (たとえば、指定されたエンドポイントが現在オフラインの実コンポーネントにトラフィックを送信しようとしている、現在オフラインの Virtualize Server に仮想アセットまたはプロキシをセットアップしようとしている、最近削除されたセットアップ アクションを実行しようとしているなど)。

アセットの確認が必要です (たとえば、最近仮想アセットが変更された、実エンドポイントと同期していない、JDBC コントローラーに最近のアクティビティが表示されていないなど)。 

実エンドポイントが指定されたコンポーネントは、現在指定された場所で利用可能です。
なしヘルス チェックに関する問題は検出されていません。

ヘルス チェックに関する問題のある環境をセットアップしようとすると、ページの右下隅に警告メッセージが表示されます。

詳細については、[+] アイコンをクリックしてアイコンを展開し、エラー メッセージを参照してください。

 

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