このセクションでは、ポリシー適用テストの作成、実行、および結果の確認方法を説明します。
このセクションの内容:
ポリシー適用テストの作成
ポリシーの定義が完了したら、SOAtest でポリシー適用テストを作成し、関連するルールやアサーションを参照できます。 SOAtest のテスト作成ウィザードから、以下の種類のポリシー適用テストを作成できます。
- WSDL: インポートされた WSDL も含め、WSDL ドキュメントのコンテンツに対してポリシーおよび標準を適用します。
- Schema: インポートされたスキーマも含め、WSDL から参照されているスキーマに対してポリシーおよび標準を適用します。
- SOAP: Web サービスから送信される SOAP メッセージに対してポリシーおよび標準を適用します。
WSDL テスト作成ウィザード (詳細については「WSDL からのテスト作成」で説明されています) からテストを作成する際にポリシー構成を参照するには、次の操作を行います。
- 通常どおりウィザードを実行します。
- WSDL/スキーマ ポリシー適用テストを作成するには、ウィザードの最初のページで [WSDL に基づいてポリシーを検証および強制するテストの作成] チェック ボックスをオンにします。
- [ポリシーの適用] ウィザード ページが表示されたら、[ポリシー構成の適用] チェック ボックスをオンにします。このオプションをオンにすると、指定したポリシー構成で定義されたアサーションを適用する WSDL テストと機能テストが作成されます。
- ポリシー構成ファイルを入力するか、参照します。
- ローカル ファイルまたは Team Server のファイルを参照できます。
- カスタム ポリシー構成がない場合、SOAtest に含まれるデフォルトのルール セットを参照するデフォルトのポリシー適用テストを使用できます。デフォルトのポリシー構成である default.soapolicy は、業界レベルでのベスト プラクティスを集めたものです。
- [終了] ボタンをクリックします。
ポリシー適用テストの実行
テストを実行するには、[テスト] ツールバー ボタンをクリックします。
結果/レポートの参照
「結果の確認」の説明のように、検出されたポリシー違反は [品質タスク] ビューに表示されます。
あるいは、「GUI への結果のインポート」の説明に従ってコマンドラインからテストを実行し、結果を SOAtest GUI にインポートすることもできます。
ポリシー適用テストを実行した後、ポリシー適用違反に対するすべてのエラー メッセージを記載した HTML または XML 形式のレポートを生成できます。レポートを参照するには、エラー メッセージを右クリックし、ショートカット メニューの [レポートの表示] > [詳細/概要/構成] をクリックします。すると、レポートが Web ブラウザーに表示されます。