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このセクションでは、TIBCO Rendezvous テクノロジーに関して説明します。TIBCO Rendezvous は、大規模なネットワークでのデータ交換を容易にするメッセージ バスです。TIBCO Rendezvous を使用すると、アプリケーションは効率的かつシンプルな方法で互いに通信できます。TIBCO Rendezvous が人気を増すにつれ、アプリケーション間の主要なコミュニケーション リンクとして TIBRV を統合しようとする企業も増えています。

SOAtest は、TIBCO Rendezvous を使用する Web サービスをテストできます。WSDL から機能テストが自動生成されます。サポートされているさまざまなトランスポートから選択することができます。以下のセクションでは、TIBRV とともに SOAtestを使用する手順を詳細に説明します。

このセクションの内容:

TIBCO を設定し SOAtest で使用

前提条件

TIBCO プロトコルのプロパティを構成する前に、マシンに TIBRV をインストールする必要があります。TIBRV をインストールしたら、SOAtest のシステム プロパティを使用して SOAtest のクラスパスに TIBRV の jar ファイルを追加する必要があります。

TIBCO Rendezvous のライセンスやダウンロードについては、http://www.tibco.com/products/automation/messaging/high-performance-messaging/rendezvous/default.jsp を参照してください。

設定

TIBCO を構成し、SOAtestで使用するには、次の操作を行います。

  1. インストール ファイルを実行します。
    • コンポーネント選択画面で [Run TimeComponent] が選択されていることを確認してください。
    • 2 つのプロトコル (TRDP および PGM) が利用できます。デーモンが使用するプロトコルに合わせて適切なプロトコルを選択してください。どちらのプロトコルを選択するべきかわからない場合は、システム管理者に相談してください。
  2. マシンに TIBCO Rendezvous をインストールした後、次の説明に従って適切な jar ファイルを SOAtest のクラス パスに追加します。
    1. [Parasoft] メニューの [設定] をクリックします。
    2. [Parasoft] > [システム プロパティ] ページを開きます。
    3. [Jar の追加] ボタンをクリックし、必要な Jar ファイルを選択して追加します。この場合は <TIBRV>\lib\tibrvj.jar をクラスパスに追加します。

SOAtest を設定して TIBCO Rendezvous を使用

TIBCO Rendezvous を使用するよう SOAtestを構成するには、次の操作を行います。

  1. 通常どおり WSDL テスト作成ウィザードを実行します (詳細については「WSDL からのテスト作成」を参照してください)。
  2. TIBCO を使用するテストのノードをダブルクリックします。
  3. GUI 右側のパネルで [トランスポート] タブを選択し、[トランスポート] ドロップダウン メニューから [TIBCO] を選択します。
  4. 以下のオプションを設定します。
    • メッセージ交換パターン: SOAtestがレスポンスを受信するかどうかを指定します。[レスポンスの取得] がオンの場合、SOAtestはメッセージを送信してレスポンスを受信します。[レスポンスの取得] がオフの場合、SOAtestは一方向のメッセージを送信し、レスポンスを受信しません。
    • デーモン: サーバー名またはサーバーの IP アドレスの後にコロン (:) およびポート番号を指定します (例: 10.10.32.34:7500 または host_name:7500)。
    • ネットワーク: トランスポート オブジェクトがあるネットワークを指定します。ネットワーク パラメーターは、セミコロン (;) で区切られた network; multicast groups; send address という形式の最大 3 つの部分で構成されます (例: lan0; 224.1.1.1; 244.1.1.6)。詳細については、TIBCO Rendezvous マニュアルの Network Selection セクションを参照してください。
    • サービス: TIBCO のサービス名を指定します。
    • キープ アライブ接続: テストが現在の接続を共有するか、クローズするかを指定します。接続を共有すると、テスト スイート全体で使用される接続プールに接続が返却されます。プールされた接続は、テストのトランスポートで指定されたデーモン、ネットワーク、およびサービス パラメーターの値が一致した場合に再利用されます。接続プールのライフサイクルは次のようになります。
      • テストの場合、テスト実行の最後で接続プールが破棄されます。
      • テスト スイートの場合、テスト スイート実行の最後で接続プールが破棄されます。
      • 負荷テストの場合、負荷テストの最後で接続プールが破棄されます。
    • 送信件名: TIBCO のデーモンがモニターするサブジェクト名を指定します。
    • 送信フィールド名: SOAP メッセージを抽出するフィールド名を指定します。
    • メッセージ送信: SOAtestがバス上でモニターするメッセージのタイプを指定します。これは、メッセージ センダーによって決定される送信タイプに相当します。
    • 時間制限: [Certified] デリバリー モードにだけ適用されます。TIBCO メッセージを送信した後、メッセージが取得されるまでの最大時間を指定します。SOAtestは次を使用して TIBCO API にこの値を指定します。com.tibco.tibrv.TibrvCmMsg.setTimeLimit(double)
    • ユニキャスト (ポイントツーポイント) 送信用に受信箱を作成: このオプションがオンの場合、ランダムな件名が作成され、SOAtest は自動的にそのサブジェクトのレスポンス メッセージをモニターします。これは TIBCO RV のポイントツーポイントのメッセージ交換パターン (同期されたリクエスト/レスポンス) です。このオプションがオフの場合、件名を指定する必要があります。
    • 返信件名: TIBCO のデーモンがモニターする件名を指定します。TIBCO のデーモンがモニターするサブジェクト名を指定します。
    • 返信フィールド名: SOAP メッセージを抽出するフィールド名を指定します。

受信設定で [ポイントツーポイント] を選択した場合、SOAtestの送信モードは自動的に送信エリアで設定されたモードと同じモードに制限されることに注意してください (ポイントツーポイント パターンでは、同じ送信モードを使用してメッセージを送受信するためです)。しかし、ポイントツーポイント チェックボックスをオフにした場合、リプライ メッセージが送信される方法を選択することができます (このモードでは、パターンは非同期であり、TIBCO アプリケーションの設定に従ってレスポンス メッセージが certified または reliable モードで送信される可能性があるためです)。

IBCO プロパティの設定が完了したら、SOAtestを使用してメッセージを送受信できます。

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