このセクションでは、Search ツールを適用および構成する方法について説明します。 Search ツールはユーザー定義のキーワードでテキストを検索します。不要な用語の存在や、期待される用語の欠落を検出するように構成できます。 このツールを使用するには有効なライセンスが必要です。

このセクションの内容:

Search ツールとは

Search ツールはユーザー定義のキーワードでテキストを検索し、指定のキーワードが存在する場合に (設定によっては「存在しない場合」に) エラーをレポートします。このツールは、不要な用語の存在や、期待される用語の欠落を通知して欲しい場合に役立ちます。

このツールの目的はユーザー定義のキーワードの存在または欠落を検索することなので、ツールを使用する前に、 a) 検索したい用語 および b) 用語が見つからなかったときにメッセージをレポートするか、見つかったときにメッセージをレポートするか、をカスタマイズする必要があります。

Search ツール のカスタマイズ

Search ツール はカスタマイズ性に優れているので正確な検索が可能になります。キーワードの追加、キーワードの削除、またはキーワードのリストをクリアできます。さらに、指定したパターンが検出されたとき、そのキーワードの存在または欠落をレポートするべきかを指定できます。また、検索に正規表現を使用するかどうか、または大文字と小文字を区別するかどうかを指定できます。

次のオプションを設定できます。

  • 検索語: ツールが検索する検索語を指定します。
    • 検索語を追加するには、 [新規検索語] フィールドに入力し、[追加] をクリックします。
      • Search ツール は HTML や XML ページを検索するときにコードをパースしません。したがって、マークアップ タグに分割されている文字列を検索するときは、検索キーワードにこれらのタグも含める必要があります。
    • 選択した検索語を削除するには、検索語リストで対象用語を選択し、 [削除] をクリックします。
    • すべての用語を削除するには、[消去] をクリックします。
    • 検索語をインポートするには、 [インポート] をクリックします。複数のメッセージ/用語を CSV ファイルからインポートできます。
    • 検索語をエクスポートするには、[エクスポート] をクリックします。すべての用語が同じフォーマットでファイルにエクスポートされます。
  • カスタム出力メッセージ: エラーが検出されたときに [品質タスク] ビューに表示されるメッセージを指定します。プロジェクトのコンテキストで検索ツールを使用する場合  (たとえば、テスト スイート内など)、検索語が見つかったときに (設定によっては「見つからなかったとき」に) Search ツールが出力するメッセージをパラメータライズできます。これによって、データ ソースからの出力メッセージのリストを利用できます。これは他の方法では不可能です。

    • 2 種類の特別なワイルドカードをメッセージに使用できます。 これらのワイルドカードは適切な値で置き換えられます。

      • %0: 見つかった (または見つからなかった) キーワードで置き換えられます。正規表現モードのときは、正規表現に一致するページ上の実際の文字列です。

      • %1: 正規表現モードのときに、検索された正規表現パターンで置き換えられます。

  • 現在のメッセージをすべての検索語に適用: 現在のメッセージをすべての検索語に適用する場合に選択します。
  • 単語として扱う: 入力した検索語を単語として扱う場合に選択します。
  • 正規表現の使用: キーワードを正規表現として扱うか、通常のテキストとして扱うかを指定します。
  • 大文字/小文字を無視: キーワードを照合するときに大文字と小文字を区別するかどうかを指定します。
  • 各検索語が最初に現れた場所だけをレポート: 検索語が見つかった場合にメッセージを表示するには、[見つかった] を選択します (不要な検索語の存在を検出するために使用します)。検索語が見つからなかった場合にメッセージを表示するには、 [見つからなかった] を選択します (必要な検索語の欠落を検出するために使用します)。
  • No labels