この拡張機能は、Virtualize のイベント モニタリング コンポーネントに接続し、ディスク上のファイルにイベントを記録します。このセクションの内容

前提条件

  • Virtualize 9.10 以降 (SOAtest/Virtualize が組み合わせられたディストリビューションを含む)

インストール

拡張機能のインストール方法は次の 2 つがあります。

  1. マーケットプレースからダウンロードした .zip を Virtualize デスクトップのルート インストール ディレクトリ (soavirt または virtualize の実行モジュールと同じディレクトリ) に展開します。
  2. 任意の場所に .zip を展開します。この方法では、パス上に Java がインストールされている必要があります。

ツールの実行

ツールに付属のスクリプトを使用してツールを開始、停止します。

開始方法: loggerstart.<bat|sh> を実行します。

停止方法: loggerstop.<bat|sh> を実行します。

設定

logger.properties で以下の設定を指定し、接続および出力をカスタマイズできます。

consumerId=<logger_name>

ActiveMQ への接続時に使用されるコンシューマー ID の名前を指定します。イベント ブローカーに接続する場合、JMS コンシューマー名になります。必要がないかぎりデフォルト値を変更しないでください。

デフォルト値は  logger です。

desktopEdition=<true|false>

ライセンスされたデスクトップ版の Virtualize に接続する場合、true を設定してください。false を設定すると、ロガーは REST API にアクセスしてブローカー接続情報を取得します。

デフォル値は true です。

host=<host>

接続を確立する Virtualize ホストを指定します。

デフォルト値は localhost です。

virtualizePort=<port>

ブローカー設定を取得する REST API にアクセスするための Virtualize ポートを指定します。desktopEdition=false の場合に使用します。 

デフォルト値は 9080 です。

activeMQPort=<port>

イベント モニタリング ブローカーに接続するためのポートを指定します。desktopEdition=true の場合に使用します。 

デフォルト値は 9617 です。

logDirectory=<path>

ログファイルが書き込まれる場所の絶対パスを指定します。この設定は必須です。

logName=<file_name>

単一のファイルに記録する場合、ログ ファイル名を指定します。

デフォルト値は events.log です。

logAsOneFile=<true|false>

ロガーが単一のファイルに書き込むか複数のファイルに書き込むかを指定します。イベントごとに個別のファイルを作成する場合、false を設定します。

デフォルト値は false です。

logAsOneLine=<true|false>

イベントのコンテンツを 1 行に圧縮するか、改行を含めるかを指定します。 

デフォルト値は false です。

logTimestamp=<true|false>

ロガーがイベントを記録した時間のタイムスタンプ (ローカル時刻) を含めるかどうかを指定します。

デフォル値は true です。

logEventTimestamp=<true|false>

ログに出力されたイベントの一部としてサーバーでイベントが発生した時間のタイムスタンプ (サーバー時刻) を含めるかどうかを指定します。

デフォル値は true です。

logVirtualizeInfo=<true|false>

info-level イベントを記録するかどうかを指定します。

デフォル値は true です。

logHeaders=<true|false>

イベント出力にイベントのヘッダー セクションを含めるかどうかを指定します。

デフォル値は true です。

logBody=<true|false>

イベント出力にイベントのボディ セクションを含めるかどうかを指定します。

デフォル値は true です。

logDelimiter=|

単一行にログを記録する場合、複数のセクション間 (タイムスタンプ、ヘッダー、ボディ等)の区切り文字として使用される文字を指定します。

デフォルト値は | です。

shutdownPort=<port>

ロガーがシャットダウンする必要がある接続を待機するポートを指定します。

デフォルト値は 9700 です。

サンプル設定

ユーザー独自の logger.properties ファイルの土台として次のサンプル設定を使用できます。

consumerId=logger
desktopEdition=true
host=localhost
#virtualizePort=9080
activeMQport=9617
logDirectory=C:\\User\logs\
logName=events.log
logAsOneFile=false
logAsOneLine=false
logTimestamp=true
logEventTimestamp=true
logVirtualizeInfo=true
logHeaders=true
logBody=true
logDelimter=|
shutdownPort=9700

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