このセクションでは、Sonic ESB のモニタリングを構成する方法を説明します。このセクションの内容:

必要な Jar ファイルを SOAtest のクラス パスに追加します。

以下の Jar ファイルを SOAtest のクラスパスに追加する必要があります。

  • broker.jar
  • mfcontext.jar
  • sonic_Client.jar

ファイルは、デフォルトでは [SONIC_MQ_INSTALL]/MQ<version>/lib ディレクトリにあります。これらの JAR ファイルを SOAtest のクラスパスに追加するには、以下の操作を行います。

  1. [Parasoft] > [設定] を選択します。
  2. [Parasoft] > [システム プロパティ] ページを開きます。
  3. [Jar の追加] ボタンをクリックし、必要な Jar ファイルを選択して追加します。

イベント ソースの設定


Event Monitor ツールをダブルクリックしてツール構成パネルを開きます。[イベント ソース] タブをクリックし、以下の設定を行います。

プラットフォームプラットフォームのドロップダウン メニューから Sonic Enterprise Service Bus を選択します。
接続Sonic ESB の接続設定を指定します。
ソースのモニター

接続ファクトリを指定します。デフォルトは TopicConnectionFactory です。

[接続先の名前] フィールドで、モニター対象のトピックまたはキューを指定します。通常のトピックまたはキュー (ワークフロー プロセスの入口または出口)、または特別なdev.Tracking トラッキング エンドポイントを指定できます。たとえば、プロセス フローの一部として発生するすべてのイベントをトラッキングするには、dev.Tracking エンドポイントを指定し、ESB でプロセスのトラッキング レベルに 4 を設定します。

[接続先のタイプ] ドロップダウン メニューから [トピック] または [キュー] を選択します。

(任意) [メッセージ セレクター] フィールドに、メッセージ フィルターとして働く値を入力します。使い方のヒントについては「メッセージ セレクター フィルターの使用」を参照してください。

JMS QueueBrowser API を使用して、(メッセージをキューから削除せずに) JMS キューにポストされたメッセージを追跡する場合、[キューにメッセージを残す] オプションをオンにします。このように設定すると、SOAtest はトランザクションに影響を与えることなくメッセージをモニターできます。

[キューにメッセージを残す] オプション

このオプションに伴って発生する可能性がある副作用 (およびその回避方法) については、「JMS キューのオプション」を参照してください。

JNDI プロパティ

このデプロイメントに適用するその他の JNDI プロパティがある場合、JNDI プロパティ テーブルに指定します。

イベント モニタリング オプションの設定

必要に応じて [オプション] タブの設定を変更します。

イベント モニターを実行する前にイベント ビューアーを消去するEvent Monitor がモニタリングを開始する際に自動的にイベント ビュー (テキスト ビューおよびグラフィカル ビュー) を消去するには、このオプションを有効化します。
連結されたツールへの XML イベント出力にテスト実行イベントを含める[イベント ビューアー] タブおよび XML 出力に、モニターされたメッセージとイベントだけを表示するには、このオプションを有効化します。このオプションは、各テストの開始と終了を表示するかどうかも示します。テスト スイート内に複数のテストがあり、イベントの識別を容易にしてテストの実行と関連付けたい場合、このオプションをオンにすると役に立ちます。
モニターされたメッセージを CDATA でラップして XML イベント出力が整形式になることを保証

モニターされるイベントのメッセージ コンテンツが整形式の XML であることがわかっている場合は、このオプションを無効化するべきです。無効化すると、XPath を使用してイベント内のメッセージにアクセスし、XML Transformer でメッセージのコンテンツを抽出したり、XML Assertor ツールで検証することが可能です。

メッセージのコンテンツが XML ではない場合、このオプションを有効化します。有効化すると、すべてのメッセージ コンテンツをエスケープすることで、Event Monitor ツールの XML 出力 (イベント ビューアーに表示される内容ではなく、Event Monitor に連結されたツールへの XML イベント出力) が整形式であることが保証されます。この場合、メッセージは単に親要素の文字列コンテンツとなり、XPath を使用してアクセスすることはできなくなります。

Diff ツールの XML モードは文字列コンテンツもサポートしていることに注意してください。つまり、このオプションの設定にかかわらず、Diff ツールはメッセージを XML として比較でき、XPath を使用して値を除外することもできます。

モニターが開始するのを待機する最大の時間 (ミリ秒)SOAtest がテスト スイート内の他のテストを実行する前に、Event Monitor がイベント ソースへの接続完了を待機する最大の時間を指定します。これにより、SOAtest はテストのイベントを取得できるようになり、Event Monitor からイベント ソースへの接続に問題がある場合でも、他のテストの実行が過剰に妨げられることがなくなります。イベント ソースへの接続にデフォルト値よりも長い時間がかかる場合、この値を増やします。デフォルトは 3000です。
モニター実行の最大継続時間 (ミリ秒)このオプションは、テスト スイート内の他のテストがハングしたり、他のテストが実行されていない場合 (たとえばテスト スイートとは別に Event Monitor テストを実行し、カスタム アプリケーションを使用してシステムにメッセージを送信する場合など) にテストがタイムアウトする時間を指定します。
各テスト実行終了後のポーリング遅延時間 (ミリ秒)Sonic ESB では、このオプションは利用できません。
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