このセクションでは、 XML Converter ツールについて説明します。このツールは入力をネイティブ形式から XML に、またはフォーム XML からネイティブ形式に変換します。サポートしているネイティブ形式は、 EDI、JSON、固定長、 CSV、および Extension Framework を介して追加した任意のカスタム メッセージ形式 (たとえば、メインフレーム メッセージ形式、バイナリ形式、またはそれ以外の独自のカスタム メッセージ形式) です。

形式および変換の方向によってツールの名称が変わります。たとえば、Convert Fixed Length to XML、Convert XML to Fixed Length、Convert EDI to XML、Convert XML to EDI などです。

このセクションの内容:

XML Converter とは

XML Converter はネイティブ形式を XML に変換したり、 XML をネイティブ形式に変換したりできます。 このツールは、EDI Client および Enhanced Call Back (すべての派生するツールを含む) と合わせて使用できます。

サポートされる形式は、 CSV、JSON、EDI、固定長、行、プレーン テキスト、および Parasoft Extension Framework を介して定義された任意のカスタム メッセージ形式です。

たとえば、プレーン テキスト形式を使用し、変換方向を「プレーン テキストを XML へ変換」に構成した XML Converter を作成したとします。ツールが "alpha" という入力を受信する場合、 XML Converter に連結されたツールは "<root>alpha</root>" という値を受け取ります。

または、プレーン テキスト形式を使用し、変換方向を「XML をプレーン テキストへ変換」に構成した XML Converter があるとします。ツールが "<root>alpha</root>" という入力を受信する場合、連結されたツールに "alpha" という値を提供します。

XML Assertor、 XML Data Bank、またはその他の XML ツールで使用する XML を簡単に作成するために、 XML Converter を使用できます。たとえば、ディスクから EDIFACT ファイルを読み込むことによって入力を取得する XML Converter を作成できます。また、 EDIFACT ファイルのコンテンツを確認するために XML Assertor を連結できます。

さらに、任意の値を XML ツールで使用できる何かに変換するために、プレーン テキスト形式を使用できます。 

XML からネイティブ形式への変換

XML Converter ツールの主な用途は、ネイティブ形式から XML への変換を行い、XML ベースのツールでコンテンツを処理できるようにすることです。XML からネイティブ形式への変換は、別のツールの XML 出力にツールを連結した場合にだけ有効です。たとえば、[XML としてモデル化されたペイロード] 出力や [XML に変換されたペイロード] 出力などです。

変換オプション

変換オプションは、クライアント ツール (例: EDI、 CSV、 固定長、カスタム) で利用可能なオプションと同じです。 たとえば、カスタム FIX 形式のオプションは次のとおりです。


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