異なるマシンに Parasoft ソフトウェアをインストールし、USB HASP キーを使用して License Server に接続する際にマシン ID を提示できます。USB ドングルは、License Server に一定のマシン ID を提示するため、Parasoft に新しいライセンスを請求せずにハードウェアの他の部分を変えることができます。詳細は Parasoft 製品担当者にお問い合わせください。 

Windows での HASP キーの有効化

  1. <LS_INSTALL>/app ディレクトリにある stopLS.bat スクリプトを実行して Tomcat Server を停止します。
  2. stopLS.bat ファイルをエディターで開き、JAVA_OPTS 設定に -DuseExternalLock=true 引数を追加します。

    set JAVA_OPTS=%JAVA_OPTS% -DuseExternalLock=true 
  3. <LS_INSTALL>/app ディレクトリにある startLS.bat スクリプトを実行して Tomcat Server を起動します。

USB HASP キーを削除すると、マシン ID は本来の ID に戻ります。結果として、License Server からライセンスを取得できなくなります。

Linux での HASP キーの有効化

  1. <LS_INSTALL>/app ディレクトリにある stopLS.sh スクリプトを実行して Tomcat Server を停止します。
  2. stopLS.sh ファイルをエディターで開き、JAVA_OPTS 設定に -DuseExternalLock=true 引数を追加します。

    export JAVA_OPTS=%JAVA_OPTS% -DuseExternalLock=true 
  3. デフォルトでは、USB デバイスは権限 66* を持ちますが、USB HASP キーは権限 666 を必要とします。Linux 上で USB デバイスに対応する udev.rules ファイルを探し、MODE="0666" を使用するよう usb_device エントリを変更します。たとえば Ubuntu 18.04 では、/lib/udev/rules.d/ ディレクトリにある 50-udev-default.rules ファイルに設定があります。 
  4. 次のコマンドを実行します。

    udevadm control --reload-rules 
  5. マシンに USB HASP キーを挿入します。USB HASP キーがすでに挿入されている場合、root ユーザーで次のコマンドを実行し、プログラム的にキーを挿入します。

    udevadm trigger 
  6. <LS_INSTALL>/app ディレクトリにある startLS.sh スクリプトを実行して Tomcat Server を起動します。 

USB HASP キーを削除すると、マシン ID は本来の ID に戻ります。結果として、License Server からライセンスを取得できなくなります。

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