異なるマシンに Parasoft ソフトウェアをインストールし、USB HASP キーを使用して License Server に接続する際にマシン ID を提示できます。USB ドングルは、License Server に一定のマシン ID を提示するため、Parasoft に新しいライセンスを請求せずにハードウェアの他の部分を変えることができます。詳細は Parasoft 製品担当者にお問い合わせください。
Windows での HASP キーの有効化
<LS_INSTALL>/app
ディレクトリにある stopLS.bat スクリプトを実行して Tomcat Server を停止します。stopLS.bat ファイルをエディターで開き、
JAVA_OPTS
設定に-DuseExternalLock=true
引数を追加します。set JAVA_OPTS=%JAVA_OPTS% -DuseExternalLock=true
<LS_INSTALL>/app
ディレクトリにある startLS.bat スクリプトを実行して Tomcat Server を起動します。
USB HASP キーを削除すると、マシン ID は本来の ID に戻ります。結果として、License Server からライセンスを取得できなくなります。
Linux での HASP キーの有効化
<LS_INSTALL>/app
ディレクトリにある stopLS.sh スクリプトを実行して Tomcat Server を停止します。stopLS.sh ファイルをエディターで開き、
JAVA_OPTS
設定に-DuseExternalLock=true
引数を追加します。export JAVA_OPTS=%JAVA_OPTS% -DuseExternalLock=true
- デフォルトでは、USB デバイスは権限 66* を持ちますが、USB HASP キーは権限 666 を必要とします。Linux 上で USB デバイスに対応する udev.rules ファイルを探し、
MODE="0666"
を使用するようusb_device
エントリを変更します。たとえば Ubuntu 18.04 では、/lib/udev/rules.d/
ディレクトリにある 50-udev-default.rules ファイルに設定があります。 次のコマンドを実行します。
udevadm control --reload-rules
マシンに USB HASP キーを挿入します。USB HASP キーがすでに挿入されている場合、root ユーザーで次のコマンドを実行し、プログラム的にキーを挿入します。
udevadm trigger
<LS_INSTALL>/app
ディレクトリにある startLS.sh スクリプトを実行して Tomcat Server を起動します。
USB HASP キーを削除すると、マシン ID は本来の ID に戻ります。結果として、License Server からライセンスを取得できなくなります。