作業ディレクトリまたは -report
スイッチで指定した場所に保存された report.html または report.pdf を開きます。解析のタイプによって、レポートに含まれるセクションは異なる可能性がありますが、以下のセクションは、すべての静的解析およびフロー解析コンフィギュレーションに含まれます。
ヘッダー
以下の情報が含まれています。
- 解析に使用されたツール
- ビルド ID
- テスト コンフィギュレーション
- 解析のタイムスタンプ
- マシン名とユーザー名
- セッション タグ
- プロジェクト名
- 重要度が最も高い指摘事項の数
- 失敗したテストの数
Static Analysis
レポートの最初の部分は 2 つのセクションに分かれており、静的解析の指摘事項を表示します。1 番目のセクションには、指摘事項の概要が円グラフで示されます。グラフの色は重要度の種類を表し、対応する数字は静的解析で検出された指摘事項の数を表します。
2 番目のセクションには、静的解析の指摘事項の詳細が表示されます。このセクションの先頭には、静的解析の結果を含む表があります。
以下の情報が含まれています。
- モジュールの名前
- 抑制されたルールの数
- 指摘事項の総数
- 10,000 行あたりの指摘事項の平均数
- 解析されたファイルの数
- モジュール中のファイルの総数
- 解析されたコード行数
- モジュール中のコード行の総数
すべての指摘事項
[すべての指摘事項] セクションには、指摘事項の詳細がカテゴリ別または重要度別に表示されます。表示を切り替えるには [重要度] または [カテゴリ] リンクをクリックします。
カテゴリ別の表示では、指摘事項はルールごとにカテゴリによって分類されています。解析スコープ内に各ルールの違反がいくつあるかも表示されます。
重要度ビューでは、指摘事項は重要度別に分類されています。重要度ごとの指摘事項の数も表示されます。
PDF 形式のレポートでは、これらのセクションを切り替えることはできません。セクションは個別に表示されます。
作成者ごとの指摘事項
このセクションには、解析されたコードに関係する作成者と、作成者ごとの指摘事項の合計数が表示されます。指摘事項は、抑制されたルールに関連するものと、修正が推奨される指摘事項に分かれています。作成者のリンクをクリックすると、指摘事項についての詳細情報を参照できます。
詳細ビューには、以下の情報が表示されます。
- 指摘事項があるファイルとその場所
- 違反メッセージとルール
- フロー解析レポートには、違反の原因 (C)、違反のポイント (P)、スローされた例外 (E) および重要なデータ フロー (!) がマーク付きで表示されます。
ファイルごとの指摘事項
[ファイルごとの指摘事項] セクションでは、解析されたコードから、レポートされた指摘事項にアクセスすることができます。ノードの先頭の数字は、指摘事項の総数を表します。括弧内の数字は、そのノード中の抑制されたルールの数を表します。プラス記号 (+) の付いたノードをクリックすると、ノードを展開できます。PDF 形式のレポートでは、ノードはすべて展開された状態になっています。
メトリクス サマリー
実行したテスト コンフィギュレーションにメトリクス解析が含まれていた場合、レポートに [メトリクス] セクションが表示されます。詳細については「解析タイプ」の「メトリクス解析」を参照してください。
テスト実行
レポートの 2 番目の部分は 2 つのセクションに分かれており、テスト実行の結果を表示します。1 番目のセクションには、テストの失敗とカバレッジの概要が円グラフで示されます。
2 番目のセクションには、テスト実行の詳細が表示されます。このセクションは、テスト実行の結果とカバレッジ情報を含む表から開始します。
以下の情報が含まれています。
- モジュール名
- 修正が必要な単体テストの問題の数
- レビューが必要な例外の数
- レビューが必要なアサーションの失敗の数
- 正常に実行された単体テストの数
- 単体テストの失敗の数
- 未完了の単体テストの数
- 単体テストの総数
- パーセンテージで表された行カバレッジ
すべての指摘事項
[すべての指摘事項 ] セクションには、テストの実行中に検出された、すべての単体テストの問題の詳細情報が表示されます。
作成者ごとの指摘事項
このセクションには、解析対象コードに関わる作成者の表と、作成者別の指摘事項の総数が表示されます。作成者のリンクをクリックすると、指摘事項についての詳細情報を参照できます。
詳細情報には、以下の項目が含まれます。
- 指摘事項の場所
- テスト名
- 失敗メッセージ
実行されたテスト (詳細)
[実行されたテスト (詳細) ] セクションでは、指摘事項を参照できます。すべてのテストが成功したノードは [P] で示されます。テストの失敗があったノードの場合、角括弧に数字が示されます。1 番目の値は、成功したテストの数です。2 番目の値は、そのノード中のテスト実行の総数です。[F] は、テストが失敗した最後のノードを表します。プラス記号 (+) の付いたノードをクリックすると、ノードを展開できます。
カバレッジ
このセクションは、テストの実行中に収集されたカバレッジの詳細を示します。各ノードの先頭には一連の値が表示されます。1 番目の値はカバレッジ率 (%)です。2 番目の値は、そのノード中で、テスト実行時にカバーされた行数です。3 番目の値は、ノード中の行数の合計です。プラス記号 (+) の付いたノードをクリックすると、ノードを展開できます。
テスト パラメーター
[テスト パラメーター] セクションには、解析時に指定された引数が表示されます。