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jtest.fail
違反がレポートされた場合、ゼロではない終了コードを返してビルドを失敗させるかどうかを指定します。
設定可能な値
true | ビルドは失敗します。 |
---|---|
false | ビルドは失敗しません。 |
jtest.show.settings
現在の設定とカスタマイズを出力するかどうかを指定します。各構成エントリ (たとえば .properties ファイル) のソースを示します。
設定可能な値
true | 現在の設定の出力を有効にします。 |
---|---|
false | 現在の設定の出力を無効にします。 |
jtest.data.additional
追加の json.data ファイルのパスを指定します。ファイルが複数の場合、パスのリストをカンマで区切って指定します。
設定可能な値
[path] | 追加の json.data ファイルのパスです。 |
---|
Windows のファイル パスを指定する際、2 つのバックスラッシュを使用してください。
jtest.input.filter
解析スコープをパッケージの特定のファイルに制限するかどうかを指定します。デフォルトでは、Jtest は各パッケージの最大のファイルを抽出して解析しますが、jtest.input.filter.files オプションを指定すると、パッケージから他のファイルを抽出することもできます。
設定可能な値
true | ファイルのフィルタリングを有効にします。 |
---|---|
false | (デフォルト値)ファイルのフィルタリングを無効にします。 |
使用例
次の設定は、解析スコープを 1 パッケージにつき 1 つに制限し、プロジェクトの各パッケージから最大のファイルを抽出します (jtest.input.filter.files
が設定されていない場合)。
jtest.input.filter=true
jtest.input.filter.files
各パッケージからどのファイルを抽出して解析するかを指定します。jtest.input.filter オプションを true
に設定する必要があります。複数の値を指定するには、カンマ区切りのリストを使用します。
設定可能な値
totalPerPackage | 抽出されるファイルの数を指定します。例:
|
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size | 抽出するファイルのサイズを指定します (デフォルトの単位はキロバイトですが、次の単位を明示的に使用できます: b, m, g)。例:
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date | 特定の日付範囲内に変更されたファイルを抽出します。例:
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日付によるソート
デフォルトでは、ファイルはサイズ順にソートされます。たとえば、次の設定は2016 年 1 月 1 日以降に変更されたサイズが上位 5 つのファイルを抽出します (該当するファイルがそれより多く存在しても)。totalPerPackage:5,date>2016-01-01
カンマ区切りの値のリストに sort:date
を追加すると、日付によるソートを有効にできます。たとえば、次の設定は変更日時が新しい順に 10 個のファイルを抽出して解析します。sort:date,totalPerPackage:10
使用例
次の設定は、各パッケージから 2 キロバイトより大きく 5 キロバイトより小さいファイルで、2016 年 11 月 1 日に最終変更されたもののうち、ファイル サイズが上位 5 つを抽出して解析します。
jtest.input.filter.files=totalPerPackage:5,size>2,size<5,date>2016-11-01,date<2016-11-02
コマンド ライン スイッチ -property
も指定されている場合、値を引用符で囲みます。
-property jtest.input.filter.files="totalPerPackage:5,size>2,date>2016-11-01,date<2016-11-02"