このリリースでは、単体テスト アシスタント (UTA) への新機能の追加や機能の拡張が行われました。
単体テスト アシスタントの拡張
Spring テストの一括作成
複数の Spring テストを作成する機能が追加され、Spring テスト作成プロセスが効率化されました。詳細については「テスト スイートの作成」を参照してください。
テスト作成時のファクトリ メソッドのサポート
コード内のファクトリ メソッドを使用するよう UTA を設定し、テスト作成プロセスの効率と生産性を高めることができます。UTA に新しく専用のファクトリ メソッド ビューが追加され、そこでテスト生成時に使用されるファクトリ メソッドを参照および管理できます。
複数の UTA ビューの追加
単体テスト アシスタント インターフェイスが複数のビューに分割され、より便利にテストを作成、拡張、実行できるようになりました。詳細については「単体テスト アシスタント インターフェイスの有効化」を参照してください。
その他の拡張
- パフォーマンスを改善する新しい UI オプションが追加されました。IDE 起動時に Jtest を開始し、初回の解析をスピード アップできます。詳細については「Engine の有効化と設定」を参照してください。
- OWASP 標準のサポートが拡張され、OWASP Top 10 2017 ビルトイン コンフィギュレーションが追加されました。
サポート対象プラットフォーム、IDE、ビルド システムの拡張
- Windows Server 2016 のサポート
- IntelliJ 2017.2 and 2017.3 のサポート
- Gradle 4.3 のサポート
更新されたコード解析ルール
- BD.SECURITY.EACM
- BD.SECURITY.VPPD
- CDD.DUPS
- CODSTA.BP.DLSF
- CODSTA.BP.AUML
- EXCEPT.TSCE
- FORMAT.MO
- UC.AURCO
- UC.UIMPORT
解決済みのバグおよび FR
バグ/FR ID | 説明 |
---|---|
FA-4779 | Java グラフの要素に暗黙的なキャストの情報が含まれない |
FA-4830 | PB.ARRAY に String.Length プロパティのモデルが不足していることにより違反の誤検出の可能性がある |
FA-5721 | フィールドへの代入の前に例外がスローされ、キャッチされている場合に BD.PB.REVOBJ が違反を正しく検出できない |
FA-5742 | リソースがクラスのフィールドに代入されている場合に BD.SECURITY.SENS が違反を誤検出する |
FA-5760 | pthread_mutex_trylock (または他の類似の機能を持つ任意の関数) を使用して 2 回目のロックを行ったときに BD-TRS-DLOCK が違反をレポートしないよう更新 |
FA-5768 | BD.SECURITY.PRIVIL が数値データに対して違反をレポートしない |
FA-5784 | BD-TRS-ORDER が同期されたブロック/メソッドに対して違反をレポートしない |
FA-5814 | BD.SECURITY.EACM ルールの [除外する危険なメソッド:] パラメーターの名前を変更してドキュメントを更新する |
FA-5877 | BD.TRS.ORDER が synchronized(Class) ブロックに対して違反をレポートしない |
FA-5901 | try-with-resources で BD.RES.FREE が違反を語検出する |
JT-47383 | 空のテスト スコープ |
JT-48673 | アタッチされた独立プロジェクトでコンパイルが失敗する |
JT-50936 | ファイルに日本語の文字が含まれている場合、CDD.DUPS が違反をレポートしない場合がある |
JT-69294 | 9.6 で作成したカスタム ルールが 10.3.2 で違反を語検出する |
JT-69500 | Gradle プラグイン - 依存関係の問題 |
JT-69651 | CODSTA.BP.DLSF および CODSTA.BP.AUML ルールが 9.6 のコンフィギュレーションと互換性がない |
JT-69652 | FORMAT.MO がアノテーション コメントを誤って置かれた修飾子としてレポートする |
JT-69676 | UC.UIMPORT ルールでのインターフェイスを実装するクラスに関する疑問点 |
UTA-498 | 実行時に null ポインター参照例外が発生する |
UTA-499 | 単体テストを実行できるが、結果が取得されず、例外がスローされる |
UTA-1284 | UTA が Oracle ojdbc8.jar を含むテストで失敗する |
UTA-1681 | 生成されたパラメーターがない場合 - 通知コメントを追加する |
UTA-1682 | 生成された bean メソッド名に型パラメーターが含まれる |
UTA-1683 | Environment およびその他のビルトイン Spring Bean に対して Bean メソッドを作成しない |
UTA-1693 | 未コンパイルのプロジェクトに対してテストを生成すると例外がスローされる |
XT-10181 | Value input for hours drops by one causes unable to borrow license. |
XT-34419 | IDE からのプロジェクトごとの指摘事項のインポートが動作しない |
XT-34610 | デフォルトの build.id がドキュメントに記載されているものと異なる |
XT-34642 | パイプライン プロジェクトの一部として実行したとき、Parasoft Jenkins プラグインがスタックする |
XT-34944 | 後続のビルドで異なるセッション タグを計算する |
XT-34960 | DTP が誤った行を違反としてハイライトする |
XT-34977 | レポートに誤ったセッション タグが含まれる - scBranch パラメーターがない |
XT-34985 | SVN サーバー ポートが適切にエンジンに渡されない |
XT-34995 | メタデータ プロセッサの問題の可能性 |