ビルド システムとの統合
Jtest には、以下のビルド システムとの統合を容易にするプラグインが付属しています。
• Maven
• Ant
•Gradle
Jtest とビルドシステムを統合すると、単体テストの結果およびカバレッジの収集とレポートを行うことができます。統合、使用方法、サポート対象バージョンの詳細については、以下のセクションを参照してください。
パフォーマンスの最適化と一貫性の向上
デフォルトでは、Jtest はビルド システムによって生成された XML ファイルを処理することで、テスト結果やカバレッジデータを計算します。このワークフローには、コードのインストゥルメントが含まれますが、この処理はパフォーマンスに影響を与えます。また、XML ファイルはバージョンやビルドシステムの違いによって異なる場合があり、これはビルド システムがアップグレードされたとき、テストの結果の一貫性に影響を与える可能性があります。
パフォーマンスを最適化し、結果の一貫性を向上させるため、XML 処理メカニズムを無効化することができます。それには、jtestcli.properties 設定ファイルで次のオプションを設定します。
jtest.unittest.xml.results.processing.enabled=false
このオプションを無効化すると、テスト スイートおよび Junit 3 のテストの結果収集に影響を与える可能性があります。詳細は下記を参照してください。
テスト スイートの実行
XML 処理メカニズムが無効化された場合、Jtest はネストされたテスト スイートを含め、テスト スイートの結果を収集できます。JUnit 4.13 を利用している場合、レポートにテスト スイートの階層が表示されます。4.13 より前のバージョンの Junit では、レポートにテスト スイートの階層は表示されません。
Junit 3 のテストの実行
XML 処理メカニズムが無効化されている場合、JUnit 3 のテストの結果を収集するには、JUnit 4 または JUnit 5 を使用して Junit 3 のテストを実行するようプロジェクトを設定する必要があります。