ビルトイン権限
管理者は次の権限を割り当てることができます。
PST Permissions
PST permissions (Parasoft permissions) は、DTP のコア システムへの基本アクセスを提供します。PST permissions の権限は次のとおりです。
権限 | 説明 | 値 |
---|---|---|
administration | ユーザーが DTP アプリケーションのデプロイと管理ができるよう、DTP License へのアクセスを許可します。 | true / false |
basicAccess | ログインするにはこの権限が必要です。ただし、ユーザーがアクセスできる機能を指定するために、さらに権限が必要です。 | true / false |
PSTSEC Permissions
PSTSEC permissions (Parasoft security) は、User Administration の機能へのアクセスを提供します。PSTSEC の権限は次のとおりです。
権限 | 説明 | 値 |
---|---|---|
administration | ユーザーおよび権限グループのデータの編集と変更を許可します。 | true / false |
basicAccess | Users Administration にログインするには、この権限が必要です。自分の個人データを変更できます。他人の個人データを変更することはできません。 | true / false |
GRS Permissions
GRS permissions (group reporting system) は、Report Center データ、ダッシュボード、ソース コードなどへのアクセスを提供します。GRS の権限は次のとおりです。
権限 (Permission) | 説明 | 値 |
---|---|---|
administration | Report Center の管理ページへのアクセスを許可します。 | true / false |
basicAccess | Report Center にログインするにはこの権限が必要です。ただし、ユーザーがアクセスできる機能を指定するために、さらに権限が必要です。 | true / false |
createProject | uploadReport またはプロジェクト権限のいずれかと組み合わせると、ユーザーが新規プロジェクトを作成できるようになります。 | true / false |
deleteBuild | ユーザーが特定のプロジェクトのビルドを削除できるようにします。複数のプロジェクトへのアクセスを許可するために正規表現を使用できます。たとえば、grs:deleteBuild:Core が Core プロジェクトへのアクセスを許可する場合、正規表現 grs:deleteBuild:Core \d\.\d は、Core 1.0 や Core 1.1 プロジェクトなどへのアクセスを許可します。 | <project name> / <regex pattern> |
editGlobalTestConfig | ユーザーがグローバル テスト コンフィギュレーションを編集できないようにするには、false に設定します。権限を設定しない場合、プロジェクト リーダーはグローバル テスト コンフィギュレーションを編集できますが、basic 権限のユーザーは編集できません。 | true / false |
prioritizeAll | プロジェクトに関連する違反の優先度を設定する権利を許可します。チームのデフォルト権限: リーダー (リーダーはメンバーから権限を継承します) | <project name> / <regex pattern> |
prioritizeOwner | 割り当てられた違反の優先度を設定できます。 | <project name> / <regex pattern> |
project | Report Center に定義された特定のプロジェクトのデータへのアクセスを許可します。関連プロジェクトへのアクセスを許可するために正規表現を使用できます。たとえば、grs:project:Core が Core プロジェクトへのアクセスを許可する場合、正規表現 grs:project:Core \d\.\d は、Core 1.0 や Core 1.1 プロジェクトなどへのアクセスを許可します。 | <project name> / <regex pattern> |
uploadReport | ユーザーが特定のプロジェクトのレポートを Data Collector にアップロードできるようにします。複数のプロジェクトへのアクセスを許可するために正規表現を使用できます。たとえば、grs:uploadReport:Core が Core プロジェクトへのアクセスを許可する場合、正規表現 grs:uploadReport:Core \d\.\d は、Core 1.0 や Core 1.1 プロジェクトなどへのアクセスを許可します。 | <project name> / <regex pattern> |
viewSourceCode | プロジェクトに関連するソース コードを参照する権利を許可します。チームのデフォルト権限: メンバー | <project name> / <regex pattern> |
License Server Permissions
License Server permissions は、License Server の機能へのアクセスを提供します (「License Server」を参照)。License Server は、DTP の統合機能またはスタンドアロン アプリケーションとして使用できます。License Server の権限は次のとおりです。
権限 | 説明 | 値 |
---|---|---|
administration | License Server 設定ページを参照してライセンスを管理する権限を許可します (ライセンスの追加、削除、予約など)。 | true / false |
basicAccess - 非推奨 | このパーミッションは非推奨になっており、今後のバージョンの DTP で削除される予定です。 |
EM Permissions
EM permissions (Environment Manager) は、Continuous Testing Platform および/または Environment Manager (レガシー) へのアクセスを提供します。EM のパーミッションはロールベースです。Name メニューから [Role] を選択し、以下のいずれかのロールを割り当てます。
- administration: CTP のすべてのアクティビティへのアクセスを許可します。 すなわち、権限のテスト、環境のセットアップ、システムと環境の定義、アクセス権の制御、およびテスト データの管理です。詳細については CTP のドキュメントを参照してください。
- system: CTP で、環境のセットアップおよびテスト ジョブの作成と実行を許可します。どちらのアクションもリソースへの適切な権限が必要です。em:role:system は、テスト データに対するすべてのリポジトリ アクションの実行も許可します。詳細については CTP のドキュメントを参照してください。
- provision: CTP で、ユーザーがアクセスできるソースに対して環境をセットアップする権限を許可します。この role は、テスト データへの読み取り専用アクセスも許可します。詳細については CTP のドキュメントを参照してください。
ビルトイン ユーザー グループ
ユーザーとグループを簡単に設定できるように、DTP には一般的な権限があらかじめ設定されたビルトイン グループが用意されています。 新規にグループを作成するときは、ビルトイン グループを親として使用することを推奨します。
ビルトイン グループは編集不可
カスタム グループは作成して管理できますが (「グループの作成と管理」を参照)、ビルトイン グループを変更することはできません。
PST Basic Access
基本的な権限を定義します。新規作成されたユーザーは自動的にこのグループのメンバーになります。このグループに属するユーザーは、Report Center にログインできます。ただし、これらのモジュールの管理用コントロールにはアクセスできません。アクションを実行するには、さらに権限が必要です。
PST Administration
管理権限を定義します。このグループのメンバーには、DTP 内の各アプリケーション (Report Center、License Server、User Administration) の管理権限が許可されます。各 DTP アプリケーションの管理ページからデータを管理できます。
GRS Administrators
Report Center の管理権限を定義します。このグループに属するユーザーは、管理ページにアクセスして編集や管理を行うことができます。