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はじめに

このアーティファクトは Parasoft Traceability Pack に同梱されています。このアーティファクトは、接続した Jira システムの課題を表示する 2 つのウィジェットを追加します。どちらのウィジェットも円グラフであり、ステータスまたは優先度で課題をまとめます。片方のウィジェットには Jira を検索するための設定があります。もう片方のウィジェットでは、JQL を手動で入力して課題を検索できます。    

要件

  • 少なくとも 1 つのプロジェクトが Jira でセットアップされている

JIRA は結果を 1000 項目に制限

デフォルトでは、Jira の検索 API は最大で 1000 件の課題を返します。これは、OutOfMemory 例外を防ぐために Atlassian が意図的に設定している制限です。この制限の変更については次の Jira ドキュメントを参照してください:

https://confluence.atlassian.com/jirakb/exporting-a-filter-result-containing-more-than-1000-issues-191500982.html

インストール

アーティファクトは Parasoft Traceability Pack の一部としてインストールされます。 

  1. 設定メニュー (歯車のアイコン) から [Extension Designer] を選択します。
  2. [構成] タブをクリックしてアーティファクト マネージャーを開きます。
  3. [アーティファクトの追加] をクリックし、traceability-pack-<version>.zip アーカイブを参照します (「アーティファクトのダウンロードとインストール」も参照)。
  4. [インストール] をクリックすると、トレーサビリティを有効にするためのアセットと構成ファイルの集合がインストールされます。

ウィジェットのデプロイ

Traceability Packをインストールした後、Extension Designerを使用してアーティファクトをサービスにデプロイできます。これにより、DTP 環境にウィジェットが追加されます。以下の手順は「アーティファクトのダウンロードとインストール」でも説明しています。 

  1. Extension Designer を開き、[サービス] タブをクリックします。
  2. 既存のサービスを選択してアーティファクトを展開するか、[DTP ワークフロー] カテゴリで新しいサービスを作成します。サービスとアーティファクトの編成に関する追加情報については、「サービスの使用 」を参照してください。
  3. 既存のサービスにアーティファクトを追加する場合は、新しい [フロー] タブを追加し (「フローの使用」を参照)、縦の三点メニューから [読み込み] を選択します。
  4. [Local] > [Flows] > [Workflows] > [Traceability Pack] > [JIRA Issues Widget] を選択し、[読み込み] をクリックします。
  5. 空いている任意の箇所をクリックしてサービスにアーティファクトを追加します。 
  6. Set JIRA URL ノードをダブルクリックし、Jira サーバーの場所を指定します。

  7. Get JIRA Projects ノードをダブルクリックし、Jira REST API 構成フィールドの編集ボタンをクリックします。

  8. Jira の認証情報を入力し、[更新] をクリックします。ユーザーの認証情報は、すべてのプロジェクトにアクセスできなければなりません。ユーザーはダッシュボードにこのウィジェットを追加して JQL を指定できますが、プロジェクトへのアクセス権がない場合、この JQL は失敗します。 

    Extension Designer 用の専用の JIRA ユーザーを作成する

    ユーザーが複数のマシンからリクエストを行っていることを検出した場合、Jira はそのユーザーをロックします。Jira によるロックを回避するために、Extension Designer のための専用ユーザーを作成することを推奨します。   

  9. [デプロイ] をクリックします。

ウィジェットの追加と構成

アーティファクトをデプロイすると、どちらのウィジェットも新しい Jira カテゴリに追加されます。DTP でウィジェットを追加する方法については、「ウィジェットの追加」を参照してください。

Configuring JIRA Issues - Pie Widget

以下の設定を行うことができます。

タイトルデフォルトのタイトルの代わりにダッシュボードに表示する新しいタイトルを入力します。
JIRA プロジェクトドロップダウン メニューからプロジェクトを選択します。
コンポーネントドロップダウン メニューからプロジェクトのコンポーネントを選択します。
Issue Typeドロップダウン メニューから課題タイプを選択します。
フィールドドロップダウン メニューからステータスまたは優先度を選択します。

Configuring the JIRA Issues with JQL - Pie Widget

以下の設定を行うことができます。

タイトルデフォルトのタイトルの代わりにダッシュボードに表示する新しいタイトルを入力します。
JQLカスタム クエリーを指定します。JQL 文字列の作成方法については Jira のドキュメント を参照してください。
フィールドドロップダウン メニューからステータスまたは優先度を選択します。

ウィジェットの使用

このウィジェットの複数のインスタンスを追加することで、Jira に格納されたデータの色々なビューを作成できます。

ウィジェットをクリックすると、Jira で課題を確認できます。



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