このセクションの内容:

はじめに

[アクティブ ユーザー] 画面には、この DTP インストールに設定されているすべてのアクティブ ユーザー アカウントと非アクティブ ユーザー アカウントが表示されます。アクティブなアカウントは、ライセンスで許可されているユーザーの数にカウントされます。必要に応じてアクティブ ユーザーを非アクティブにすることで、たとえば、組織から外れたユーザーのアカウントを、使用可能なライセンス ユーザーにカウントしないようにすることができます。

[最終ログイン] 列には、ユーザーが最後にログインした時刻、または DTP REST API を呼び出した時刻が表示されます。

[最後のリジェクト] 列には、ユーザーが最後にログインまたは DTP REST API の呼び出しを試みたが、すべてのライセンスが使用されているために拒否された時刻が表示されます。

[IP アドレス] 列には、ユーザーがログインしたすべてのアドレスが表示されます。

[ユーザー制限] は、DTP ライセンスで定義されています。  これは、DTP で許可されるアクティブなユーザーの数を定義します。 

アクティブ ユーザーのカウント方法

DTP ライセンスに DTP Login-Based Active User 機能があるかどうかで、アクティブ ユーザーのカウント方法が異なります。  

  • DTP Login-Based Active User ライセンス機能がある場合: ユーザーがこの DTP インストールにログインしているか、DTP REST API を呼び出した場合、アカウントは "アクティブ" です。
  • DTP Login-Based Active User ライセンス機能がない場合: アカウントが "アクティブ" になるのは、ユーザーがこの DTP にログインしている場合、DTP REST API を呼び出した場合、または DTP からライセンスを取得した場合です。

アカウントのアクティベートとディアクティベート

管理者ユーザーは、[ユーザーのアクティベート/ディアクティベート] アイコンをクリックして、アカウントをアクティベート/ディアクティベートすることができます。  ディアクティベートされたユーザーは、再び DTP を使用しない限り、ライセンスにカウントされません。

管理者ユーザーは、[ユーザーの追加] ボタンをクリックしてユーザー名を入力することで、まだ DTP を使用していないユーザーのためにライセンスを予約できます。

ライセンス トークンの枯渇

すべてのライセンス トークンがアクティブ ユーザーによって使い果たされると、DTP を使用しようとする新しいユーザーは拒否されます。

使用可能なライセンス トークンがない場合、アクティブユーザーではない管理者でも、使わなくなったアカウントをディアクティベートすることで、ライセンス トークンを使用可能にできます。  非アクティブな管理ユーザーによるアクションはログに記録されません。つまり、[最終ログイン]、[最後のリジェクト]、[IP アドレス] 列には影響しません。

ライセンス予約を有効にする

[ライセンスがあるユーザーをアクティベート] オプションが有効な場合、次のことが起こります。

  1. License Server ですでに予約しているユーザーは、ユーザー制限に達していない限り、DTP でアクティベートされます。
  2. 今後 License Server で予約を取得するユーザーは、ユーザー制限に達していない限り、自動的に DTP でアクティベートされます。 
  3. ユーザー数に達している場合は、警告メッセージが表示されます。

ユーザー制限に達した場合、License Server で予約を取得したユーザーは DTP でディアクティベートされます。   すべてのアクティベーションの試行は、<DTP_DATA_DIR>/logs /rs.log ファイルに記録されます。  以下のログの例は、次のシナリオを示しています。

  • 2 人のユーザー bob と angel は License Server に予約があります。
  • DTP にはあと 1 つしかライセンス トークンが残っていません。
  • angel は DTP で 1 つのライセンス トークンを取得し、アクティブ ユーザーになります。
  • bob は DTP でライセンス トークンを取得できず、非アクティブなユーザーになります。

ログの例:

ライセンス予約のあるユーザーをアクティブ化する:

  • reserved.xml に 2 つのユーザー名がある:  [bob, angel]
  • 2人のユーザーがデータベースに保存される (またはすでに保存されている):  [bob, angel]
  • 1 人のユーザーがアクティブに設定される (またはすでにアクティブになっている):  [angel]
  • 1 人のユーザーをアクティブ化できなかった:  [bob]

注意:ライセンス予約のアクティベートにはいくつかの制限があります。 

  1. License Server の新しい予約は DTP に同期されます。  ただし、削除された予約は DTP に同期されません。  たとえば、License Server と DTP の両方で使用可能なトークンが十分にある場合、License Server でユーザー bob のライセンスを予約すると、DTP でユーザー bob がアクティベートされます。  License Server でユーザー bob の予約が解除されても、DTP でユーザー bob がディアクティベートされることはありません。   
  2. License Server の予約に含まれる正規表現は DTP に同期されません。

エラー メッセージのカスタマイズ

使用可能なライセンス トークンがない場合にログイン ページに表示されるエラー メッセージは、[Report Center 設定] > [グローバル ツール設定] で、次のキーと値のペアを追加することでカスタマイズできます。 

dtp.user.limit.contact.message=Please email [email protected] or call +1-800-000-0000

カスタム エラー メッセージも REST API のレスポンスに追加されます。

  • No labels