このトピックでは、DTP を初めて起動してライセンスを設定する方法について説明します。このセクションの内容:
初期ライセンスの設定
DTP をインストールしたら、ライセンスを設定する必要があります。DTP の機能を使用する前に、ライセンスを設定するように求められます。
- Web ブラウザーを開き、 アドレスバーに http://hostname (Linux の場合は http://hostname:8080/) を入力して認証ページにアクセスします。
認証ページを表示できない場合、ポート (Windows は 80、Linux は 8080) が他のアプリケーションに使用されている可能性があります。その場合はサーバー ポートを再設定してください。「DTP ポートの再設定」を参照してください。ポートを再設定したら、認証ページに戻って以下のステップを再開してください。 [ユーザー] フィールドと [パスワード] フィールドにそれぞれ admin と入力し、[ログイン] をクリックします。ライセンス設定ページが表示されます。
エンドユーザー使用許諾契約書 (EULA)
Parasoft DTP がサーバーにインストールされていて、管理者が初めて DTP Web ページにアクセスすると、Parasoft のエンドユーザー使用許諾契約書 (EULA) に同意するように求められます。
デフォルトの管理者パスワードの変更
セキュリティ保護のため、デフォルトの管理者パスワード (admin) を変更してください。ユーザー プロファイルの編集の詳細については「User Administration」を参照してください。
Parasoft 製品カスタマー センターから受け取ったライセンス コードを入力し、[Set License] をクリックします。ライセンス コードを持っていない場合は、Parasoft 製品カスタマーセンターにマシン ID を電子メールで連絡してください。
1 番目の有効化されたコンポーネントが表示されます。コンポーネントはライセンス設定によって自動的に有効化されます。
ライセンス設定画面へのアクセス
たとえば、新しい DTP ライセンスが発行された場合などに、[DTP ライセンス設定] 画面に戻ることができます。
- 設定ドロップダウン メニュー (歯車のアイコン) から [Report Center 設定] を選択します。
- [その他の設定] の [Parasoft DTP ライセンス] を選択します。
- [設定] をクリックしてライセンスを設定します。
License Server v2 (β)
DTP 2021.1 から、License Server モジュールの β 版が DTP に同梱されるようになりました。v2 ライセンスを使用するように設定された Parasoft ツール バージョン 2021.1 以降では、License Server から v2 ライセンスを取得することができます。 Docker コンテナに DTP をデプロイする場合は、v2 ライセンスの使用に興味を持たれるかもしれません。 詳細については Parasoft 製品テクニカル サポート センターにお問い合わせください。 β版 License Server の v2 ライセンスの追加の詳細については、「License Server の使用」を参照してください。 ※ 日本では v2 ライセンス (β) は未対応です。
HASP キー ライセンスの有効化
Parasoft 製品は、マシン ID と呼ばれる固有のマシン識別子ごとにライセンスされます。DTP は USB HASP キーによるライセンスをサポートします。USB HASP キーを挿入している間、DTP に接続された Parasoft システムと同じ マシン ID を使って DTP のライセンスが有効化されます。
USB HASP キーを使ったライセンスは Windows と Linux でサポートしています。
Windows での HASP キー ライセンスの有効化
- DTP Server と Data Collector のサービスを停止します (「DTP サービスの停止」を参照)。
- [DTP_HOME]/bin ディレクトリにある variable ファイル (拡張子なし) をエディターで開きます。
DTP_JAVA_OPTS
およびDC_JAVA_OPTS
変数で、-DuseExternalLock
フラグをfalse
からtrue
に変更します。- USB HASP キーを挿入し、OS がドライバーをインストールするのを待ちます。インストール中、USB HASP キーの LED が点滅します。
- ドライバーがインストールされたら、DTP および Data Collector のサービスを開始します。
- 新しいライセンスを追加します。「License Server」を参照してください。
Linux での HASP キー ライセンスの有効化
- [DTP_HOME]/bin ディレクトリにある
dtpconsole.sh
を実行します。 - コンソールを使って DTP Server と Data Collector のサービスを停止します (「DTP サービスの停止」を参照)。
- [DTP_HOME]/bin ディレクトリにある variable ファイル (拡張子なし) をエディターで開きます。
ENABLE_EXTERNAL_LOCK
変数で、-DuseExternalLock
フラグをfalse
からtrue
に変更します。- Linux が USB HASP キー ハードウェアを処理する方法も変更する必要があります。デフォルトでは、USB デバイスは権限 66* を持ちますが、USB HASP キーは権限 666 を必要とします。
- ご使用のディストリビューションの udev.rules ファイルを探します。このファイルが USB デバイスに関係します。
MODE="0666"
を使用するようusb_device
エントリを変更します。- 次のコマンドを実行します:
udevadm control --reload-rules
- USB HASP キーをマシンに挿入します。USB HASP キーをすでに挿入している場合、root ユーザーとして次のコマンドを実行してプログラム的にキーを挿入します:
udevadm trigger
- DTP コンソールから DTP サービスを開始します。
- 新しいライセンスを追加します。「ライセンスの管理」を参照してください。
次のステップ
DTP をインストールしてライセンスを有効化すると、データベースの作成ページに移動する場合があります。詳細については、「データベース接続の設定」を参照してください。
組込みデータベース サーバーを含む DTP ディストリビューション (Windows と Linux のみ) をインストールした場合は、すぐに DTP の使用を開始できます。