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概要
要求、欠陥、タスク、フィーチャー リクエストといった多様な開発成果物とテストを関連付けるよう dotTEST を設定できます。
単体テストと成果物を関連付けるには、次の操作を行う必要があります。
- 成果物の関連付けを有効化します。
- 課題トラッキング タグを指定します。
- (任意) URL の関連付けを設定します。
フレームワーク固有の属性でタグを使用します (詳細は「Using Attributes」を参照)。
成果物との関連付けの有効化
report.associations
プロパティに true
を設定すると、成果物との関連付けが有効になります。また、このプロパティは HTML レポートに表示されるテストとの関連付けも有効/無効にします。
report.associations=true
課題トラッキング タグの指定
レポートの関連付けが有効化された場合、デフォルトでは、各成果物のタイプに対して次のタグが関連付けられます。
- asset
- fr (エンハンスメント)
- pr (欠陥)
- req (ユーザー ストーリー)
- task
- test
issue.tracking.tags
プロパティを使用すると、その他のトラッキング タグを定義できます。タグ名はカンマで区切ります。
issue.tracking.tags=tag1,tag2,tag3
課題トラッキング タグおよび URL 関連付けの設定
report.assoc.url.tag{n}
オプションを設定すると、HTML レポートに関連成果物へのリンクを生成できます。
report.assoc.url.tag1=[URL]
URL には [%ID%]
または ${id}
変数を含めることができます。変数は課題 ID に置換されます。 例:
report.assoc.url.tag1=http://bugzilla.company.com/show_bug.cgi?id=[%ID%]
テスト詳細の有効化
HTML レポートにテストの詳細を表示するかどうかを指定できます。
report.contexts_details=[true | false]
テスト詳細の表示を有効にするには、report.contexts_details プロパティを true に設定する必要があります。 製品のプロパティ ファイルは、あらかじめテスト詳細を表示するよう設定されています。
詳細については「レポート設定」を参照してください。
属性の使用
単体テストと成果物を関連付けるには、適切なフレームワーク固有の属性を使用します。
- NUnit の場合:
NUnit.Framework.PropertyAttribute
(属性の詳細については NUnit のドキュメントを参照してください。: http://www.nunit.org/index.php?p=property&r=2.6.3) - MSTest の場合:
Microsoft.VisualStudio.TestTools.UnitTesting.TestPropertyAttribute
(属性の詳細については MSDN のドキュメントを参照してください。: https://msdn.microsoft.com/en-us/library/microsoft.visualstudio.testtools.unittesting.testpropertyattribute.aspx - xUnit の場合:
Xunit.TraitAttribute
タグとテストを関連付けるには、フレームワーク固有の属性にタグを配置してください
NUnit
[Property("bug", "1234")] [Test] public void Test() { ... }
MSTest
[TestProperty("bug", "1234")] [Test] public void Test() { ... }
xUnit
[Trait("bug", "1234")] [Fact] public void Test() { ... }
タグとクラスの関連付け
タグとクラスを関連付けることもできます。クラスと関連付けると、そのクラスにあるすべてのテストがタグに関連付けられます。以下の例では、バグ 9876 に Test クラスの両方のテストが関連付けられます。一方、バグ 111 には testSomething2Test2 テストだけが関連付けられます。
[Property("bug", "9876")] public class Tests { [Test] public void Test1() { ... } [Property("bug", "111")] [Test] public void Test2() { ... } }
複数の関連付け
1 個のタグに複数の成果物を関連付けることができます。次の例は、NUnit フレームワークでの複数の関連付けを示しています。
[Property("bug", "1234, 1199")] [Test] public void Test() { ... }
タスクは、カンマ、セミコロン、またはスペースで区切ることができます。以下の例では、テストはすべてのタスクと関連付けられます。
[Property("bug", "1234, 1199; 2345 1928")] [Test] public void Test() { ... }