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カバレッジありで単体テストを実行する

カバレッジ解析あり、またはなしで NUnit テストを実行できます。専用のテスト コンフィギュレーションを実行することで、カバレッジ情報の収集が行われます。カバレッジ収集用のビルトイン テスト コンフィギュレーションは Run NUnit Tests with coverage です。

NUnit テストの実行

解析スコープに対して NUnit テストを実行するビルトイン テスト コンフィギュレーションのいずれかを実行します。-config スイッチの使用方法の詳細については「テスト コンフィギュレーションの設定」を参照してください。

サンプル

コマンドは次のようになります。

  • カバレッジ情報の収集なしでテストを実行する場合

    dottestcli.exe -solution "C:\Devel\FooSolution\FooSolution.sln" -config "builtin://Run NUnit Tests" -report "C:\Report" 
  • テストを実行し、カバレッジ情報を収集する場合

    dottestcli.exe -solution "C:\Devel\FooSolution\FooSolution.sln" -config "builtin://Run NUnit Tests with coverage" -report "C:\Report" 

NUnit との統合に関するすべてのファイルは[INSTALL_DIR]\integration\NUnit-2.6.3 ディレクトリにあります。 

MSTest テストの実行

  1. MSTest のテストを実行するには、UTC と MSTest を統合する必要があります。インストール時に MSTest との統合を行わなかった場合、MSTest の integration ディレクトリにある Deploy.exe を実行して統合することができます。
    [INSTALLATION_DIR]\integration\MSTest\Deploy.exe
  2. MSTest テスト用ビルトイン コンフィギュレーションのいずれかを実行し、dottestcli.exe コマンドに mstest.exe を呼び出すビルド スクリプトを含めます。

  3. dottestcli.exe -solution "FooSolution.sln" -config "builtin://Execute MSTests with Coverage" -report "Report" -- "Run_tests.bat"

    -- セパレーターは、dotTEST コマンドの終わりを指定します。-- の後の引数は dottestcli.exe によって呼び出されるコマンドラインを構成します。

上のサンプルでは、dotTEST は Run_tests.bat スクリプトを起動し、スクリプトの実行中に実施されるすべての MSTest テストを監視します。単体テストの結果が収集され、FooSolution.sln のコード カバレッジが計測されます。

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