このセクションでは、Parasoft C/C++test Professional を使用してプロジェクトの依存関係データを収集し、後で Lattix Architect にインポート可能なファイルとしてデータをエクスポートする方法を説明します。
要件
- Parasoft C/C++test Professional
- Lattix Architect
コード依存関係データの収集とエクスポートを有効化するには、専用のライセンス機能が必要です。詳細は Parasoft 製品担当者にお問い合わせください。
C/C++test でコード依存関係データをエクスポートする
コード依存関係データを収集し、エクスポートするには次の操作を行います。
dependency.properties ファイルを作成し、次のエントリを追加してエクスポートされたファイルを出力する場所を設定します。
cpptest.analyzer.dependency.report.location=<path>
C/C++test の詳細設定に dependency.properties ファイルへのパスを追加します。
IDE で C/C++test を実行している場合、[Parasoft] > [設定...] > [C/C++test 詳細設定] > [設定ファイル] に移動して dependency.properties ファイルへのパスを指定します。
コマンド ラインで C/C++test を実行している場合、設定を記述した設定ファイルに次のエントリを追加します (詳細は「設定ファイルでの指定」を参照)。
cpptest.advanced.settings.file=<path/to/dependency.properties>
ビルトイン テスト コンフィギュレーション Export Code Dependency Data を使用して C/C++test を実行します。
IDE で C/C++test を実行している場合、[Parasoft] > [テストの実行] > [ビルトイン] > [Integrations] > [Lattix Architect> Export Code Dependency Data] をクリックします。
コマンド ラインで C/C++test を実行している場合、
-config
オプションを使用してテスト コンフィギュレーションを指定します。 さらに、-appconsole stdout
オプションを使用して C/C++test 解析エンジンの出力を表示することもできます。コマンド ラインは次のようになります。cpptestcli -data /path/to/workspace -settings /path/to/settings.properties -config "builtin://Export Code Dependency Data" -appconsole stdout
- XML ファイルとして保存された結果を確認します (コンパイル ユニットごとに 1 つのファイル)。結果は dependency.properties ファイルで指定した場所に保存されます。
結果は dependency.properties ファイルで指定した場所に XML ファイルとして保存されます。C/C++test はコンパイル ユニットごとに 1 つの .xml ファイルを作成します。
スコープのカスタマイズ
デフォルトでは、テスト対象プロジェクトのソース ファイルおよびヘッダー ファイルの依存関係データが収集されます。システム ヘッダーも含めたすべてのヘッダー ファイルを解析するには、dependency.properties ファイルに次のオプションを追加します。
cpptest.analyzer.dependency.scope=false
静的解析と同時に依存関係解析を実行する
コード依存関係データの収集と静的コード解析を同時に実行するには、コード依存関係解析と適用するルールセットの両方が有効化されたカスタム テスト コンフィギュレーションを使用して C/C++test を実行する必要があります。
カスタム テスト コンフィギュレーションを作成するには、以下のいずれかの操作を行います。
builtin://Export Code Dependency Data
テスト コンフィギュレーションを複製し、コードのチェックに使用するルールを有効化します。詳細については「ユーザー定義テストコンフィギュレーションを作成する」を参照してください。カスタム静的解析テスト コンフィギュレーションを定義した .properties ファイルを開き、次のエントリを追加します。
cpptest.analyzer.dependency.enabled=true
Lattix Architect にコード依存関係データをインポートする
XML コード依存関係データ ファイルのインポートに関しては、Lattix Architect のマニュアルを参照してください。