Tornado インポート ウィザードを使用すると、 1 つ以上の完全な Tornado プロジェクトを C++test ワークスペースにインポートできます。
インポート ウィザードを使用して次の操作が可能です。
- 1 つの Tornado プロジェクト ファイル (.wpj) をインポートするか、Tornado ワークスペース ファイル (.wsp) からプロジェクトを抽出/インポートするか、ディレクトリ ツリーをスキャンして Tornado プロジェクトとワークスペースをサーチすることができます。 このため、ユーザーは指定のディレクトリ ツリーからすべてのプロジェクト ファイルをインポートすると共に、発見されたワークスペースが参照するすべてのプロジェクトをインポートできます。
- 新規プロジェクトの保存先を指定できます。
- ワークスペース内
- インポートする元のプロジェクトの場所 注意 ! 元のプロジェクトを確実に削除する方法について下記の「重要! - [プロジェクトの削除を確認] ダイアログ」を参照してください。
- 指定の外部の場所 このオプションを選択して複数のプロジェクトをインポートした場合、「指定の外部の場所」の下にサブディレクトリが作成され、そこにプロジェクトが保存されます。サブディレクトリ名は元の Tornado プロジェクト名から付けられます。 1 つのプロジェクトだけをインポートする場合、「指定の外部の場所」がプロジェクトの場所になります。
- リンクされたフォルダーを利用して、Tornado プロジェクトのコンテンツをインクルードできます。このオプションを有効にすることを推奨します。このオプションを無効にする場合、 インポートされるプロジェクト中に、可視のテスト可能なソースが存在しない可能性があり、ユーザーが手動でソースを追加する必要があります。
- Eclipse パス変数を使って、リンクされたフォルダーを指定できます。 ( 「Eclipse パス変数を管理する」を参照)
- 元の Tornado プロジェクト ファイルを、インポートされるプロジェクトのオプション ソースとして設定できます。つまり、Tornado プロジェクト ファイルをベースにした C++test プロジェクトを作成します。
- Tornado のバージョンおよび元の Tornado プロジェクトが使用していたツールにしたがって、適切な C++test コンパイラの種類を設定できます。
- インポートするプロジェクトに対してビルド構成を選択できます。
- デフォルトを選択した場合、インポートされるプロジェクトはそのデフォルト構成を使用します。
- インポートされるオプションから読み取られたビルド構成の中からビルド構成を選択すると、プロジェクトがそのビルド構成を含む場合、そのビルド構成が使用されます。そうでない場合、デフォルトの構成が使用されます。
- 「ターゲット/プラットフォーム依存のオプションの設定」の説明に従って、コンパイル オプションに "__VXWORKS__ " マクロ定義を追加します。
インポート ウィザードは、 GUI からもコマンドラインからも使用できます。詳細については、「GUI モードでのインポート ウィザードの使用」および 「コマンドライン モードでのインポート ウィザードの使用」を参照してください。