コマンドライン モードで Tornado プロジェクトをインポートすることもできます。 それには -wpj <wpj_wsp_dir> オプションを使用します。インポートは、あらゆるテストの実行前に起動される別個のアクションです。

コマンドラインでのインポートは、夜間テスト プロセスに新規プロジェクトを自動的に組込みたい場合に特に役立ちます。

たとえば、次のようにコマンドを指定できます。

"cpptestcli -data <workspace> -wpj <wpj_wsp_dir> -config <test_cfg_url> -localsettings <localsettings_props>"

  • wpj_wsp_dir は Tornado プロジェクト ファイル、Tornado ワークスペース ファイル、またはディレクトリへのパスです。  
  • localsettings_props は、さまざまなバッチ モード設定を含むオプション ファイルへのパスです。  

デフォルトのインポート設定を変更したい場合、オプション ファイルで設定を変更できます (このファイルの詳細については 「ローカル設定ファイル (オプション ファイル)」を参照してください。) 次の Tornado プロジェクトのインポート設定がオプション ファイルで使用できます。

  • wpj.import.location=[WORKSPACE|WPJ_LOC|<path>] プロジェクトの作成先を指定します。  
    • WORKSPACE を指定した場合、プロジェクトはワークスペースに作成されます。  
    • WPJ_LOC を指定した場合、.wpj プロジェクトがある場所にプロジェクトが作成されます。  
    • 外部のパスを指定した場合、プロジェクトはそのパスの場所に作成されます。  
  • wpj.import.subdirs=[true|false] 各プロジェクトについてサブ ディレクトリを作成するかどうかを指定します。1 つのプロジェクトをインポートする場合にだけ false を使用します。  
  • wpj.import.linked=[true|false] リンク フォルダーを作成するかどうかを指定します。  
  • wpj.import.pathvar.enabled=[true|false] パス変数を作成してリンク フォルダーのために使用するかどうかを指定します。  
  • wpj.import.pathvar.name=<name> パス変数の名前を指定します ( パス変数を使用している場合、wpj.import.pathvar.enabled プロパティ)。デフォルトのパス変数名は DEVEL_ROOT_DIR です。  
  • wpj.import.pathvar.value=<path> パス変数の値を指定します (パス変数を使用している場合、wpj.import.pathvar.enabled プロパティ)。デフォルト値は、すべてのリンクされたフォルダーで最も共通のルート ディレクトリです。  
  • wpj.import.config=<name>  使用するビルド構成の名前を指定します。デフォルトは、プロジェクトのデフォルトのビルド構成です。  

コマンドライン モードでのインポート ウィザードは GUI モードに似ていますが、次の点が異なります。

  • インポートするプロジェクト セットを微調整することはできません。指定の場所で発見されたすべてのプロジェクト セットをインポートしようとします。  
  • インポートの進行状況がコンソールに表示されます。  
  • インポート フェーズ中に Ctrl + C でプロセスをキャンセルすると、コマンドライン モードのプロセス全体が終了します。
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