C++test スタンドアロン版および Eclipse 版は、Keil MDK-ARM と共に使うことができます。特別な統合作業は必要ありません。

C++test のビルトイン コンフィギュレーションは、Keil uVision のコンパイラ セットをサポートしています。そのため、C++test プロジェクトから Keil uVision のコンパイラを使用することができ、また Keil uVisionプロジェクト全体を C++test のワークスペースにインポートすることができます。

サポートされる環境

C++test は次の環境をサポートします。

  • Keil MDK-ARM 3.4x
  • Keil MDK-ARM 4.0x から 4.7x
  • Keil MDK-ARM 5.x

ITM ベースの通信チャネルを利用する、完全に自動化された C/C++test テスト コンフィギュレーション (つまり [ビルトイン] > [Embedded] > [Keil uVision] カテゴリにある、接尾辞が "(ITM)" のテスト コンフィギュレーション) を使用するには、 MDK-ARM 4.11 以上が必要です。

サポート対象コンパイラ

サポート対象コンパイラについては「コンパイラ」を参照してください。

要件

C/C++test 自体には、通常の稼動要件が適用されます。スタンドアロンの C/C++test の場合は、拡張は必要ありません (CDT がすでに含まれています)。Eclipse プラグイン版の場合は、CDT (C++ Development Tools) を Eclipse にインストールする必要があります。詳細については「インストール」 を参照してください。

RealView MDK コンパイラでテストするには、コンパイラへのパスが通っていなければなりません。コンパイラ実行ファイルの場所がシステムの PATH 変数に追加されていることを確認してください。たとえば、armcc コンパイラを使用する場合は、次のパスを PATH 変数に追加する必要があります。 ・ uVision3 — <MKD install dir>\ARM\BIN31 ・ uVision4 — <MKD install dir>\ARM\BIN40

また、必須ではありませんが、プロジェクト プロパティでコンパイラの種類の定義を変更して、コンパイラ実行ファイル名をフルパスに変更することができます。 


  • No labels