不要なテスト ケースを削除したり不要なテスト結果を無効にしたりすれば、現在必要なタスクだけに集中して作業できます。
このセクションの内容:
テスト ケースの無効化
現時点ではテスト ケースを使用しないが、今後使用するかもしれない場合、テスト ケースを無効にできます。無効なテスト ケースは実行されません。また、ステータスは「テスト ケースの実行は無効」としてレポートされます。
テスト ケースを無効化すると、テスト ケースのマクロが次のように変更されます。
有効なテスト ケースのマクロ | 無効なテスト ケースのマクロ |
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テスト ケースは、テスト ケース エクスプローラーまたはプロジェクト ツリーから無効化することができます。
テスト ケース エクスプローラーから無効化する
テスト ケース エクスプローラーからテスト ケースを無効化するには、次の操作を行います。
- テスト ケース エクスプローラーで、無効化するリソースを選択します。フォルダー、テスト スイート、またはテスト ケースを選択できます。
- 選択した項目を右クリックし、ショートカット メニューの [無効化] をクリックします。
無効化されたテストは、次のテスト実行でスキップされます。
テスト ケース エクスプローラーのフィルター機能 (ツールバーの [フィルター] ボタン) は、テストの有効/無効に関わらず利用できます。テストをフィルターした場合、テストの有効/無効は変更されません。
無効にしたテスト ケースを後で有効に戻すには、テスト ケース エクスプローラーでノードを右クリックし、ショートカット メニューの [有効化] をクリックします。
コード エディターから無効化する
コード エディターからテスト ケースを無効化するには、次の操作を行います。
プロジェクト ツリーで、無効化するテストのノードをダブルクリックし、テストのソース コードを表示します。
- デフォルトでは、自動生成テスト クラスはテスト対象プロジェクト内の tests/autogenerated ディレクトリに保存されます。
テスト スイート ファイルの保存先を確認または変更するには、テストに使用したテスト コンフィギュレーションを開き、[生成] タブの [テスト スイート] タブの [テスト スイート出力ファイルとレイアウト] フィールドを参照します。詳細については 「[テスト スイート] タブ」 を参照してください。
CDT 4.x についての注意事項
CDT 4.x を使って作成されたマネージド C/C++ プロジェクトの場合、プロジェクト ツリーにテスト関数は表示されません。テスト ケースを無効化するには、コード エディターでテスト ケース名を選択してください。
- 関連するソース コードを右クリックし、[Parasoft] > [C++test] > [テスト スイート] > [テスト スイートの無効化] をクリックします。
同様の方法で、無効化したテスト ケースを後で有効化することができます。[Parasoft] > [C++test] > [テスト スイート] > [テスト スイートの有効化] を選択します。
特定のテスト ケースの結果の無効化
あるテスト ケースの結果を、現時点ではチェックする必要はないが今後チェックが必要になるかもしれない場合、コメントを追加してテスト ケースを無効にできます。今後このテスト ケースの結果をチェックしたい場合、単純にコメントを削除するだけでテスト ケースを有効に戻すことができます。
特定のテスト ケースの結果を無効化するには、次の操作を行います。
- [品質タスク] ビューで、そのテスト ケースの「未検証の結果」を右クリックします。
- ショートカット メニューの [結果を無視する] をクリックします。その結果のソース コードがコメントアウトされます。
別の方法として、直接ソース コードを編集してコメントアウトすることもできます。
その場合も、コメントを削除すれば、またテスト ケースを有効に戻すことができます。
テスト ケースの削除
テスト ケースは、テスト ケース エクスプローラー、
プロジェクト ツリー、または [品質タスク] ビューから削除できます。
テスト ケース エクスプローラーから 1 つ以上のテスト ケースを恒久的に削除するには、次の操作を行います。
- 削除するテスト ケースを右クリックし、ショートカット メニューの [削除] をクリックします。
プロジェクト ツリーから 1 つ以上のテスト ケースを恒久的に削除するには、次の操作を行います。
- プロジェクト ツリーで、削除するテスト ケースを選択します。
- デフォルトでは、自動生成テスト クラスはテスト対象プロジェクト内の tests/autogenerated ディレクトリに保存されます。
テスト スイート ファイルの保存先を確認または変更するには、テストに使用したテスト コンフィギュレーションを開き、[生成] タブの [テスト スイート] タブの [テスト スイート出力ファイルとレイアウト] フィールドを参照します。詳細については 「「[テスト スイート] タブ」 を参照してください。
CDT 4.x についての注意事項
CDT 4.x を使って作成されたマネージド C/C++ プロジェクトの場合、プロジェクト ツリーにテスト関数は表示されません。テスト ケースを削除するには、コード エディターでテスト ケース名を選択してください。
- 選択したテスト ケースを右クリックし、ショートカット メニューの [C++test] > [テスト ケースの削除] をクリックします。
[品質タスク] ビューから 1 つ以上のテスト ケースを恒久的に削除するには、次の操作を行います。
- 削除するテスト ケースのノードを選択します。次のノードを選択できます。
- テスト ケース ノード
- 違反ノード
- 違反ノードのチャイルド (スタック トレースの項目を含む)
- 選択したノードを右クリックし、ショートカット メニューの [テスト ケースを削除] をクリックします。
テスト スイートの削除
テスト スイートは、テスト ケース エクスプローラー、プロジェクト ツリー、または [品質タスク] ビューから削除できます。
テスト スイート全体を恒久的に削除するには、次の操作を行います。
プロジェクト ツリーで、削除するテスト スイート ファイルを探します。
- デフォルトでは、自動生成テスト クラスはテスト対象プロジェクト内の tests/autogenerated ディレクトリに保存されます。
- テスト スイート ファイルの保存先を確認または変更するには、テストに使用したテスト コンフィギュレーションを開き、[生成] タブの [テスト スイート] タブの [テスト スイート出力ファイルとレイアウト] フィールドを参照します。詳細については 「[テスト スイート] タブ」 を参照してください。
- テスト スイート ファイルのノードを右クリックし、ショートカット メニューの [削除] をクリックします。