C/C++test には、カバレッジ解析と統合するよう MSBuild プロジェクトをすばやく再設定するスクリプトが付属しています。このスクリプトは、Visual Studio および CMake が生成した MSBuild プロジェクトをサポートしています。スクリプトは、ターゲットの .vcxproj ファイルのバックアップを作成してから変更し、すべてのビルド ターゲットで必要な Parasoft 機能を有効化します。
C/C++test には、インクルードされたツールを実行する Python スクリプト ラウンチャ―が付属しています。ラウンチャ―は次の場所にあります。
<CPPTEST_INSTALL_DIR>/bin/engine/bin/cpptestpy.exe
MSBuild 統合スクリプトは次の場所にあります。
<CPPTEST_INSTALL_DIR>/integration/msbuild/msbuild_cpptest.py
MSBuild プロジェクトのカバレッジを収集するには、次の操作を行います。
- 環境変数をセットアップします。
=
の後にダブル クオーテーションを使用しないでください。使用すると、文字列が誤って解釈されます。
CPPTEST_INSTALL_DIR
変数をセットアップします。set CPPTEST_HOME=<CPPTEST_INSTALL_DIR>
PATH
変数をセットアップします。set PATH=%PATH%;%CPPTEST_HOME%\bin\engine\bin
(CMake のみ) CMake を使用してMSBuild ファイルを生成します。
cd <PROJECT_DIR> mkdir build cd build cmake ..
統合スクリプトを実行します。
<cpptestpy.exe> <msbuild_cpptest.py> -c -f project.vcxproj
MSBuild を使用してプロジェクトをビルドします。
msbuild -t:Rebuild project.sln
カバレッジを収集するには、ビルド ディレクトリに移動し、プロジェクトを実行します。
cd x64\Debug project.exe
現在の作業ディレクトリにカバレッジ情報を含む .clog ファイルが作成されます。
デフォルトのファイル名はcpptest_results.clog
です。カバレッジ レポートを生成します。
cpptestcli.exe \ -config "builtin://Coverage" \ -input cpptest_results.clog
.clog ファイルからのレポート生成の詳細については、「コマンドラインからカバレッジ レポートを生成する」を参照してください。