このセクションでは、カスタマー サポートに連絡する方法とサポート アーカイブを作成する方法について説明します。
このセクションの内容:
カスタマー サポートへの連絡方法
テクマトリックス社では、ユーザーの方々に対し、きめ細かなサポート サービスを行っています。Parasoft 製品をご使用中にトラブルや疑問が生じた場合は、次の手順に従って、弊社テクニカル サポートにご連絡ください。
- マニュアルの内容を確認してください。
- ご使用の Parasoft Test 製品 のバージョンを確認してください。
- [ヘルプ] メニューの [Parasoft <製品名> について] をクリックして [製品名] アイコンをクリックします。
- 電子メールでトラブルの内容を送信してください。
サポート アーカイブの作成と送信
ビルドの失敗などのテストの問題が起こった場合、問題の原因となったオリジナル ソース ファイル、インストゥルメント済みソース ファイル、および関連するテスト情報を zip ファイルにアーカイブしてカスタマー サポートに送信できます。この作業を簡単にするために、Parasoft Test には、ビルドに失敗したときに自動的にアーカイブを作成する機能があります。通常、アーカイブのサイズは約 0.5 MB であり、作成時間は約 1 分です。
デフォルトでは、ビルドに失敗してもアーカイブは作成されません。アーカイブが作成されるように設定を変更するには、[Parasoft] メニューの [設定] をクリックして [テクニカル サポート] をクリックします。最近 Parasoft Test で実行したテストの全データの zip ファイルをサポート送付用に作成できます。
重要
サポート アーカイブの自動送信先は米国 Parasoft 社のカスタマー サポートです。
日本のカスタマー サポートに送付するには、手動でサポート アーカイブを作成し、Parasoft サポート宛 ([email protected]) に送信してください。
自動的にサポート アーカイブを作成して送信するように Parasoft Test を設定するには、次の操作を行います。
- [Parasoft] メニューの [設定] をクリックし、[テクニカル サポート] をクリックします。
- [サポート アーカイブの自動生成を有効にする] チェックボックスをオンにします。
- [E-mail でアーカイブを送信する] チェックボックスをオンにします。
必要に応じてオプションを設定します。使用できるオプションは次の表のとおりです。
オプション
説明
E-mail でアーカイブを送信する
サポート アーカイブを自動的に送信します。このオプションをオンにする場合、必ず [Parasoft] メニューの [設定] > [E-mail] で電子メール オプションを設定してください。
環境情報
環境変数、JVM システム プロパティ、プラットフォームの詳細、その他のプロパティ (メモリなど)。
アプリケーション ログ
さまざまなプラットフォーム/アプリケーションのログ。
Jtest > Java プロジェクト プロパティ
環境変数、JVM システム プロパティ、プラットフォームの詳細、その他のプロパティ (メモリなど)。
Jtest > 生成された中間 JUnit テスト ケース
Jtest が生成するテスト ケース。
C++test > C++test コンフィギュレーション ファイル
テクニカル サポート アーカイブの作成時に C++test で利用可能なすべてのユーザー定義テスト コンフィギュレーションとチーム テスト コンフィギュレーションを送信します。
C++test > プリプロセス済みソース ファイル
このオプションを有効にすると、[アーカイブの作成] ボタンをクリックしたときに、サポート アーカイブに含めるプリプロセス済みソース ファイルを選択するためのダイアログが表示されます。[サポート アーカイブの自動生成を有効にする] チェックボックスがオンの場合、プリプロセス済みソース ファイルは、作成されるアーカイブに自動的に追加されます。
C++test > テスト実行データ
テスト セッション時に自動的に収集されるチェッカー固有のデータ (スタンダード、実行、生成)。テスト実行時にデータを収集するには、このオプションを有効にする必要があります。
C++test のみ > プロジェクト プロパティ
プロジェクト、プラットフォーム、ツール、およびオプション エクストラクターのプロパティ。 注意 !このオプションを選択した場合、プリプロセス済みソースと Makefile をはじめ、プロジェクトに追加したその他のファイルがサポート アーカイブに含まれます。また、プロジェクトの構造を公開するデータも含まれる可能性があります。
詳細ログを有効にする
詳細ログをアーカイブに含めるには、[詳細ログを有効にする] チェックボックスをオンにします。なお、ログ システムがカスタム コンフィギュレーションを使用している場合、このオプションは使用できません。
- 詳細ログは、ユーザー ホームの一時ディレクトリ内にある xtest.log ファイルに格納されます。 Windows の場合、ユーザー ホームは <drive>:\Documents and Settings\<user>\Local Settings\Temp\parasoft\xtest です。
- 詳細ログの状態は、セッションを越えて保持され、アプリケーションの起動時に復元されます。
- ログ ファイルは、一定のサイズ以上に大きくなることはありません。最大サイズに達するたびに、バックアップが作成されます。
ソース管理出力を有効にする
詳細ログに、ソース管理コマンドの出力を含めたい場合、このチェックボックスをオンにします。ソース コードの一部がソース管理出力に含まれることがある点に注意してください。
拡張オプション
サポート チームから拡張オプションを入力するように要求された場合、このチェックボックスをオンにして拡張オプションを入力します。
アーカイブ ロケーション
アーカイブの場所としてデフォルト以外の場所を使用するには、右側の [参照] ボタンをクリックして場所を指定します。
- [適用] をクリックして [OK] をクリックします。
手動でサポート アーカイブを作成するには、次の操作を行います。
- [Parasoft] メニューの [設定] をクリックし、[テクニカル サポート] を選択します。アーカイブ オプションを設定して [アーカイブの作成] ボタンをクリックします。[アーカイブ ロケーション] で設定された場所にサポート アーカイブが保存されます。
テクニカル サポート アーカイブでは、最近のサポート アーカイブの参照、削除、メール送信を実行できます。テクニカル サポート アーカイブを開くには、次の操作を行います。
- [Parasoft] メニューの [設定] をクリックし、[テクニカル サポート] を選択します。アーカイブ オプションを設定して [最新のアーカイブの参照] ボタンをクリックします。
ベスト プラクティス - 関連データだけのテクニカル サポート アーカイブを作成する
作成するテクニカル サポート アーカイブには、完全なアプリケーション ログが含まれます。 しかし多くの場合、問題に関係する情報はその中のごく一部です。問題が発生したテスト セッションのアプリケーション ログだけをテクニカル サポート アーカイブに含めるようにすると、テクニカル サポートが問題の原因を切り分けるのに役立ちます。
- [詳細ログを有効にする] チェックボックスをオンにして、アプリケーション ログを消去します。[詳細ログを有効にする] チェックボックスがすでにオンになっている場合は、いったんオフにしてから再度オンにします。
- 問題が発生しているテスト セッションを実行します。
- テクニカル サポート アーカイブを作成します。