このセクションでは、コード レビューを有効に使用するためのヒントを取り上げます。

セットアップのヒント

  • コード レビュー結果と適切な DTP プロジェクトを簡単に関連付けられるよう、テスト コンフィギュレーション ([共通] タブの [セッション タグ]) でユニークなセッション タグを指定し、DTP プロジェクトのセットアップ時にフィルターとして使用できるようにします。  一般的には、1) ツールの [プロジェクト] 設定オプション (詳細については「DTPとの接続」を参照) を設定すること、また 2) テスト コンフィギュレーションのセッション タグでプロジェクト変数を使用することが推奨されます。
    • [プロジェクト] 設定オプションを設定して ${general_project} 変数を使用するのは、多くの場合に適切です。しかし、1 つのソリューションまたはワークスペース内に複数の DTP プロジェクトがある場合は、${general_project} ではなく ${project_name} 変数をセッション タグに使用します。変数の詳細については「C++test 環境設定-概要」を参照してください。

  • Parasoft ソリューションが Team Server の Named Accounts を使用している場合、Team Server ユーザー アカウントが確実に Team Server の Code Review ディレクトリにアクセスできるようにしてください。  適切なパス権限を設定する方法については、『DTP マニュアル』の「Named Accounts」のセクションを参照してください。
  • レビューにはチーム メンバー全員が責任を負うようにします。1 人で大量のコードをレビューする場合、レビュー作業の負担が大きくなる可能性があります。

開発者へのヒント

  • コミット後のレビューの場合 - コードソース管理システムのリポジトリにコードをチェックインするときには、レビューアーが変更目的をすぐ理解できるようにコメントを追加します。

レビューアーへのヒント

  • 毎日コードをレビューして、レビュー作業がたまらないようにします。定期的にレビューを実施しないと、レビュー作業の負担が大きくなります。
  • コミット後のレビューの場合 - リビジョン ブランチにカーソルを置くと、ツールチップとしてチェックイン コメントが表示されます。各リビジョンをレビューする前に、開発者のチェックイン コメントに目を通してどの程度コードをレビューするかを判断します。たとえば、表面的な小さな変更は簡単にレビューし、アルゴリズムの再実装のリビジョンは詳しくレビューするなど、レビューにかける時間と労力を判断します。


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