このセクションでは GUI からライセンスを設定する方法について説明します。
ローカル設定によってライセンスを指定することもできます。例えば、DTP を使って チーム全体で設定を共有したり、コマンドラインからオプションを指定することができます。詳細に ついては「ローカル設定の指定」を参照してください。
Parasoft DTP の使用
Parasoft Development Testing Platform (別売) を使用してチームや組織の Parasoft 製品ライセンスを管理している場合、次の操作を行います。
- (DTP の管理者に推奨)DTP の License Server がサポートするツー ルデータベースに移動し、適切なバージョンの製品が表示されていることを確認します。表 示されていない場合、DTP の『管理者ガイド』にあるようにツールデー タベースを更新します。
- [Parasoft] メニューの [設定] をクリックして [設定] ウィンドウを表示します。
- [Parasoft] カテゴリの [ライセンス] をクリックします。
- 「C++test 環境設定-概要」で説明している方法に従って適切なサー バーをまだ設定していない場合、サーバーのホスト ( ホスト名または IP アドレス) とポー ト番号を入力します。
- [ライセンスの有効化] オプションをオンにします。
- [ ネットワーク] ラジオボタンを選択します。
- [ エディション] ボックスでライセンスタイプを選択します。
- DTP にアクセスできない状況で短期間 Parasoft Test を使用する場合は、[借用 ] チェックボックスをオンにし、ライセンスを借用する期間を指定します。 例えば、自宅や出張先で作業することになった場合や、DTP があるマシンをアッ プグレードする予定がある場合などです。
- ライセンスを借用すると、DTPの利用可能ライセンスの 1 つが、指定の期間 だけ特定のマシンにロックされます。その後、ユーザーはマシンをネットワークか ら切り離して、DTPにアクセスせずに Parasoft Test を使用できます。.
- 借用期間は 1 時間から 14 日までです。
- ライセンスの借用機能を使用するには、PST バージョン 2.6 以上または DTP が必要です。
- [OK] をクリックして設定を保存します。
ヒント - ライセンスの有効化および無効化
ライセンスを一時的に無効にするには、[Parasoft] メニューの [ ライセンス] > [ 無効化] をク リックします。再びライセンスを有効にするには、[Parasoft] メニューの [ ライセンス] > [ 有 効化] をクリックします。
アイドル状態が 30 分続いた場合に自動的にライセンスを無効化するには、[ 起動時にライセンス を無効にし、アイドル時に自動的に解放する] チェックボックスをオンにします。この動作を変 更するには、チェックボックスをオフにします。
ライセンスを無効化した場合
- Parasoft Test のビューが無効化され、[ 品質タスク] ビューから結果が消去されます。
- DTP 上の製品のライセンスが解放されます。
再びライセンスを有効化した場合
- ライセンスされた Parasoft Test ビューがすべて復元され、[ 品質タスク] ビューに結果 が表示されます。
以下に注意してください。
- [Parasoft] > [ライセンス] > [ 有効化] を実行すると、インストールされているすべて の製品のライセンスが取得されます。
- [Parasoft] > [ライセンス] > [ 有効化] を実行する必要はありません。Parasoft Test 製品を実行すると、その製品のライセンスだけが取得されます。この場合、[ 起動時に無 効にする] オプションがオンになってオフにできなくなります。
ヒント - コマンドラインでライセンスを待機するには
要求したライセンスが現在利用できない場合に製品にライセンスを待機させるには、ローカル設 定オプションの <tool_prefix>.wait.for.tokens.time=[time in minutes]
を使用します。例 えば、Jtest に 3 分間ライセンストークンを待機させるには、次のように指定します。
jtest.wait.for.tokens.time=3
コマンドラインモードとローカル設定オプションの詳細については、「ローカル設定の指定」および「コマンドライン インターフェイスからのテスト」を参照してください。
ローカルライセンスのインストール
ローカルライセンス ( ノードロックライセンス) をインストールするには、次の操作を行います。
- 「Parasoft 製品ユーザー登録カード兼ライセンスキー請求カード」に記入し、Parasoft 製品 カスタマーセンター ([email protected]) に送付してパスワード ( ライセン スキー ) を取得します。詳細については『インストールガイド』を参照してください。
- [Parasoft] カテゴリの [ ライセンス] をクリックします。
- 複数の Parasoft 製品をインストールしている場合、ライセンスを設定する製品 ( 例えば Jtest や SOAtest など) のタブが表示されます。
- [ ローカル] ラジオボタンを選択します。
- ライセンス用パスワードを入力します。
- [ 適用] をクリックします。ライセンスされた機能が [ 有効なライセンス] に表示されます。
- [OK] をクリックしてライセンス設定を保存します。
ローカル設定によるライセンスの追加
ローカル設定を介してライセンス設定を追加または変更するには、次の操作を行います。
カスタムエディションライセンスを使用する場合、次のように適切なライセンス機能をローカル設定で定義します。
[product].license.custom_edition_features= All enabled features
カスタムエディションライセンスにだけライセンス機能の設定が適用されることに注意してください。
ローカル設定で次のように主要なライセンス設定を定義します。
[product].license.network.edition= Type of license edition [product].license.use_network= Value (true or false) license.network.host= Host name license.network.port= Port number
ローカル設定およびライセンス関連のオプションの詳細については「ローカル設定の指定」を参照してください。
例
以下は、ローカル設定ファイルでのライセンス設定の例です。
C/C++test ネットワークライセンス - デスクトップエディション
cpptest.license.network.edition=desktop_edition
cpptest.license.use_network=true
license.network.host=main1.parasoft.com.pl
license.network.port=2222
C/C++test ローカルライセンス - カスタムエディションとさまざまな設定
cpptest.license.local.expiration=2012-08-29
cpptest.license.local.password=PARASOFT_353E2A7DA4F3D4B2FF142B0A262AF62B9DEC3449C 124773BAF0B4B508FF21139E867D9772F3702716FCE6D8EA16ACE668DE0EE629D15471359920 3BD85CE1213_7937E7ED374E70FDD62EE8411C2BB2D8EB465019E64BF3EF3A87DE6B67FB10 BBCAF8611B08F70D9420AC574FC5B3E5EB7241B20506DE2C60B0D80462CBEDBD
cpptest.license.use_network=false
ローカルライセンスの場合、生成されたパスワードによって有効な機能が指定されます。
localsetttings ファイルを使用しない手動でのライセンス追加
localsettings ファイルを使ってライセンスを指定したくない場合、次の方法で parasofttest.iniファイルを設定できます。
- Parasoft Test のインストールディレクトリ ( 例えば C:\ProgramFiles\Parasoft\Test\<version>) に parasofttest.ini ファイルを作成します。
parasofttest.ini ファイルを編集してライセンスの詳細を記述します。以下の書式を使用します。
license.network.host=snake.parasoft.com license.network.port=2002 enforce.configure=true
UI モードで製品を起動するときに、parasofttest.ini で指定したライセンス設定が読み込まれます。