リポジトリ データ ソースは、リポジトリ データの「ラッパー」であり、Parasoft メッセージング ツールでリポジトリのデータを利用できるようにします。Excel データ シート、CSV ファイル、またはサポートされているその他のデータ ソースと同様にリポジトリのデータを利用できます。
リポジトリの追加
スイート、プロジェクト、またはグローバル データ ソース フォルダーを右クリックし、[新規追加] > [データソース] を選択します。
- [リポジトリ] を選択し、 [終了] をクリックします。
次の表は、リポジトリ データ ソースの場所を決定する方法を示します。
目的 | データ ソースの追加先 |
---|---|
Data Repository ツールを使用し、リポジトリ データソースへデータをインポートする | インポートを実行する Virtualize アクション スイートまたは SOAtest テスト スイート |
Virtualize メッセージ レスポンダーにデータ投入する | Virtualize レスポンダー スイート |
Virtualize SQL レスポンダーにデータ投入する | Virtualize レスポンダー スイート |
SOAtest メッセージング クライアントにデータ投入する | SOAtest テスト スイート |
上記 2 つ以上および/または複数のスイートまたはプロジェクトで使用する | プロジェクトまたはグローバル データソース |
リポジトリの構成
- [名前] フィールドにリポジトリの名前を入力します。
- プロジェクト内のスイートに使用するリポジトリの行を設定できます。[すべて] オプションを有効にしてリポジトリ内のすべての行へのアクセスを許可するか、[範囲] オプションを有効にしてアクセス可能な行を指定します。
- [接続モード] から次のいずれかのモードを選択し、それに応じて接続の詳細を設定します。
- ホスト/ポート:
- データリポジトリサーバーのホストとポートを入力します。メニューから組込みサーバーまたは既存のリモート サーバーを選択することもできます。
- 組込みサーバーを選択した場合、[ポート]、[ユーザー名]、[パスワード] フィールドはグレー表示になります。リモート サーバーを選択した場合、[ポート]、[ユーザー名]、[パスワード] フィールドは自動的に設定されます。この設定は必要に応じて変更できます。
- [リポジトリ名] で、使用するリポジトリ名を選択または入力します。
- データ リポジトリ サーバーにアクセスするための認証情報を指定します (必要な場合)。SSL を使用してサーバーに接続するには、[SSL を使用] を有効にします。[確認] をクリックして接続設定を確認します。
- データリポジトリサーバーのホストとポートを入力します。メニューから組込みサーバーまたは既存のリモート サーバーを選択することもできます。
- 接続文字列:
MongoDB の接続文字列を入力します。SSL を使用してローカル サーバーに接続する接続文字列の例を以下に示します。MongoDB の接続文字列の詳細については、https://www.mongodb.com/docs/manual/reference/connection-string/ を参照してください。
MongoDB の接続文字列の例mongodb://localhost:2424/?tls=true&tlsAllowInvalidHostnames=true
接続文字列で認証データベースが指定されている場合は、
/defaultauthdb
コンポーネントを使用する必要があります。?authsource=defaultauthdb
オプションは、接続文字列で認証情報が指定されている場合にのみ使用します。- [リポジトリ名] で、使用するリポジトリ名を選択または入力します。
- データ リポジトリ サーバーにアクセスするための認証情報を指定します (必要な場合)。認証情報は、接続文字列または [ユーザー名] と [パスワード] フィールドのいずれかで指定できます。両方で指定した場合は、[ユーザー名] と [パスワード] フィールドの認証情報が優先されます。
- ホスト/ポート:
- [確認] をクリックして接続設定を確認します。
- このデータ ソースが接続するデータ セットを指定します。この段階では、まだ存在しないデータセットを指定しても問題ありません。ただし、このデータソースを使用するためにツールの適用を始めるときには、データセットは存在し、データを持っている状態でなければなりません。Virtualize の SQL Responder ツールで使用するデータ ソースを作成する場合、必ずデータセットの設定を [データ セット] から [SQL データ セット] に変更してください。
- データソースの [Enable Cashing] オプションがオフの場合 (デフォルト)、リポジトリ データへの変更はそのデータを使用するデプロイ済みの仮想アセットに直ちに反映されます。キャッシュを有効にすると、実行時にリポジトリ データの変更を反映するには、仮想アセットの再デプロイが必要になります。負荷テストでは、パフォーマンスを最適化するためにキャッシュを有効にすることをお勧めします。