このリリースの内容は以下のとおりです:

Release date: May 10, 2022

グローバル認証

テスト スイートに認証設定を追加することで、テストごとに認証設定を定義することなくテスト間で共有できるようになりました。すべてのテストに自動的に適用するデフォルトの認証設定をテスト スイートで設定できますが、必要に応じて別の認証設定を使用するようにテストごとに設定することも可能です。詳細については、グローバル設定の追加 ページの "グローバル認証" を参照してください。 

API セキュリティ

CTP から侵入テストを設定できるようになりました。 詳細については、Penetration Testing Tool を参照してください。 さらに、ブラウザー固有の Web UI ネイティブ侵入テスト ポリシーを追加しました。詳細については、侵入テスト を参照してください。 Common Weakness Enumeration (CWE) または OWASP Top 10 のいずれかを指定して API セキュリティ レポートを出力することもできるようになりました。詳細については、レポートについて を参照してください。

メッセージ プロキシ

HTTP Forward プロキシ モードが Virtualize に実装され、メッセージ プロキシが既存のリバース プロキシ モードと連携するようになり、モバイル アプリケーションのバックエンドを仮想化できるようになりました。さらに、モードの変更を簡単にするプロセスが追加され、プライマリまたはセカンダリのどちらの接続がアクティブでどちらがバックアップであるかの制御が可能になりました。詳細については、HTTP Reverse Proxy Configuration を参照してください。さらに、CTP ユーザーは、Web インターフェイスを介してメッセージ プロキシを設定できるようになりました。これにより、SOAtest/Virtualize の UI または CTP の Web インターフェイスから異なるメッセージ プロキシとの間のトラフィックに対して、異なるプロキシ サーバーを設定できます。 詳細については、メッセージ プロキシの作成 を参照してください。

OIDC & PIV/CAC 認証

OpenID Connect (OIDC) ID プロバイダーからの認証を受け入れるように SOAtest、Virtualize、および CTP を設定できるようになり、Parasoft ツールの外部でユーザー認証を管理できるようになりました。詳細については、OpenID Connect の設定 を参照してください。さらに、CTP ユーザーは、Personal Identity Verification (PIV) または Common Access Cards (CAC) 認証を利用するように CTP を設定できます。詳細については、JWT Access Token for OAuth 2.0 を使用した認証 を参照してください。

GraphQL サポート

SOAtest に GraphQL Client が追加され、GraphQL サービスを簡単にテストできるようになり、1 回の呼び出しで複数のソースから特定のデータを取得できるようになりました。詳細については、GraphQL Client を参照してください。

Data Repository サーバーのマイグレーション

SOAtest/Virtualize に組み込まれているデータ リポジトリ サーバーが更新されました。以前のバージョンの SOAtest/Virtualize で作成された組み込みリポジトリは、2022.1 で使用する前に新しいサーバーに移行する必要があります。移行プロセスは、Marketplace で利用できるユーティリティを使用して自動化できます。Marketplace のモジュールが必要な際は、Parasoft テクニカル サポート センター ([email protected]) までお問い合わせください。詳細については、Embedded Data Repository サーバーの移行 を参照してください。

移行を完了する前に、以前のバージョンの SOAtest/Virtualize をアンインストールしないでください。移行ユーティリティは、新しい組み込みデータ リポジトリ サーバーに正常に移行するために、以前のバージョンの特定のリソースを必要とします。

リモート データ リポジトリ サーバーも更新されました。ユーザーは既存のリモート データ リポジトリ サーバーを更新する必要はありませんが、更新する場合は、簡単な移行プロセスを利用できます。詳細については、Data Repository サーバーの移行 を参照してください。

古い SOAtest/Virtualize に影響する API の変更

API の変更により、メッセージ プロキシは特別な文字列 [All] を返し、プロキシのパス設定がホスト上のすべてのパスに一致する必要があることを示すようになりました。以前のリリースでは、これに対して空の文字列が返されていました。この変更の結果、古い SOAtest/Virtualize では、メッセージ プロキシを正しく保存できなくなりました。ユーザーは、できるだけ早く SOAtest/Virtualize を 2022.1 にアップグレードする必要があります。

その他のアップデート

  • Windows 11 および Windows Server 2022 のサポートが追加されました。

  • 最新の Firefox ブラウザーのサポートが追加されました。

  • MacOS での Safari のサポートが再実装されました。

  • IPv6 がサポートされるようになりました。

  • Localsettings は Settings に名前が変更されました。その結果、-localsettings 引数は -settings になりました。

  • CTP のテスト データ リポジトリ テーブル エディタに検索機能が追加されました。

  • 組み込み Jython には Python 標準ライブラリが含まれているため、Python 標準ライブラリからモジュールをインポートするために別の Jython インストールをセットアップする必要がなくなりました。

  • REST API - /status/health の Int データ型フィールドが更新され、Long データ型が使用されるようになりました。Java REST API クライアントを使用して拡張機能を作成した場合は、最新のコードにアップグレードしてください。

  • レスポンダーに連結されたクライアントは、特別なホスト名 host.virt.internal を使用して、メッセージを仮想アセットに直接ルーティングできるようになりました。

  • テスト影響分析と静的分析の結果が XML/HTML レポートに表示されるようになりました (2021.2 では、それらを表示するにはレガシー レポート形式が必要でした)。

  • ローカル ファイルまたは URL を介して XML レポートから結果をインポートするプロセスが更新されました。その結果、デフォルトのレポート モードではレガシー レポート形式からの結果のインポートはサポートされなくなりましたが、必要に応じてこれらのインポートを行うためにレガシー レポート モードに切り替えることができます。レガシー レポート モードに切り替えるための詳細については、レポート設定 を参照してください。

  • Data Masking Tool のユーザーは、2022.1 のインストール後にツールをアップグレードする必要があります。Marketplace から Advanced Virtualization Pack の最新バージョンをダウンロードして、Data Masking Tool のバージョンを更新してください。Marketplace のモジュールが必要な際は、Parasoft テクニカル サポート センター ([email protected]) までお問い合わせください

  • 2022.1 にアップグレードすると、Windows および Linux でマシン ID が変更される場合があります。Parasoft 製品カスタマーセンター ([email protected]) に新しいライセンスを要求する前に、マシン ID を確認してください。マシン ID の確認については、Using a Local License を参照してください。

  • Parasoft License Server からライセンスを取得する Load Test ユーザーは、仕様が変更されたため、License Server への接続設定を更新する必要があります。詳細については、Parasoft Load Test 入門 and Load Test Command Line Interface を参照してください。

  • CTP には Java 11 が必要になりました。既存の CTP インストールは、以前に Java 8 で実行されていた場合、アップグレード時に Java 11 に切り替える必要があります。
  • Marketplace は CTP から削除されました。Parasoft Marketplace の拡張モジュールは、Marketplace で入手できます。Marketplace のモジュールが必要な際は、Parasoft テクニカル サポート センター ([email protected]) までお問い合わせください
  • CTP は、SOAtest/Virtualize 9.10.x への接続をサポートしなくなりました。CTP 2022.1 は SOAtest/Virtualize 2020.1 以降と互換性があります。
  • HP ALM および HP Quality Center のサポートは廃止されました。
  • Team Server の機能は非推奨になりました。Team Server へのレポートの公開と Team Server からのレポートのインポートはサポートしなくなりました。
  • 非推奨の抑制ビューは削除されました。IDE で抑制ビューが開いているときに SOAtest をアップグレードする場合、アップグレード後にビューを手動で閉じる必要がある場合があります。
  • Load Test の WebLogic Monitor はサポートしなくなりました。
  • Internet Explorer 11 はサポートしなくなりました。
  • Jetty、WildFly、および WebSphere サーブレット コンテナーのサポートは終了しました。
  • ライセンス サーバーの TCP 接続タイプはサポートしなくなりました。TCP 接続タイプを使用するレガシー ライセンス サーバーは、HTTP/S に切り替える必要があります。

解決済みの PR/FR

IDDescription
CTP-6295CTP REST API を使用して変更された環境変数でジョブを実行する
CTP-6309変更されていないコンポーネント インスタンスから仮想アセットを再デプロイするプロビジョニング
CTP-7714CTP API ページから生成された cURL コマンドのバックスラッシュの数が正しくない
CTP-7792ペイロードが空のときにイベント メッセージ ヘッダーを自動的に展開する
CTP-7862テスト スイートのクライアント オプションからのタイムアウトがテスト ケースに表示されない
CTP-7960エンドポイントに IPv6 アドレスを使用すると、コンポーネントのステータスが無効 (オフライン) になる
CTP-7998CVE-2022-22965 に対処するために、Spring フレームワーク ライブラリを 5.3.18 に更新する
LT-1341

Load Test CLI での不正なライセンス エラー メッセージに理由を含めるように改善する

SOA-13190

テストが同時に実行され、HTTP keep-alive が両方とも有効になっている場合、クライアント ツールは間違ったリクエストを送信する

SOA-13621

フォーム ビューまたは Traffic Viewer を複数回更新すると SOAtest がクラッシュする

SOA-14485

keep-alive が有効な場合、タイムアウトが HTTP ソケットに適用されない - テストが予想よりも早くタイムアウトする

SOA-14506

SOAtestcli: -config にファイル パスを使用すると複数ツールでエラーがスローされる

SOA-14566

log4j2 のアップグレード CVE-2021-44228

SOA-14654

IBM JDK を指定すると SOAtest が起動しない

SOA-14704

「データ ソースの使用: 空文字列の除外」が 2 番目の要素 (または次の要素) でオンになっている場合、常に最初の要素に適用される。

SOA-14720

標準の Python モジュールをインポートできない

SOA-14786

Jtest カバレッジ レポートで localsettings の build.id が使用されない

SOA-14813

Linux で異なる JDK を使用して SOAtest を実行する方法を文書化する

SOA-14977

SOAtest が HTML レポートに誤ったサマリー結果を表示する

SOA-14982

Windows でテスト前の長い遅延の後に keep-alive 接続を再使用すると、ローカルホストから「recv failed」エラーが発生する

SOA-15033SOAtest がレポートを電子メールで送信できない
VIRT-4981

ISO リスナーが tomcat9 で起動しない

VIRT-5166SOAVirt API ページが空
VIRT-5215

Virtualize DB Tool でアンデプロイ時に接続を閉じる

VIRT-5388

Message Proxy が REST URL Data Bank のパスを書き換える

VIRT-5403

複数レスポンスのカスタム応答条件でデータバンク変数にアクセスできない

VIRT-5427

データ グループを PVA のデータ ソースとして使用すると、応答条件のキー列が見つからない


 

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