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概要
テスト スコープとは、テスト対象のファイルまたはファイルのセットを指します。スコープを定義するには、-resource スイッチの後にソリューション内でのパスを指定します。ファイル システムのパスを使用してスコープを定義しないでください。Visual Studio のソリューション エクスプローラーのパスを使用してください。
IDE から解析を実行する場合、アクティブなエディターで開かれているソース ファイルは、ソリューション エクスプローラーで定義されたリソースより優先され、このファイルだけが解析されます。
ソリューション内の単一のプロジェクトをテスト
dottestcli.exe -solution "C:\Devel\FooSolution\FooSolution.sln" -resource "FooSolution/QuxProject" -config "builtin://Demo" -report "C:\Report"
プロジェクト内の単一のディレクトリをテスト
dottestcli.exe -solution "C:\Devel\FooSolution\FooSolution.sln" -resource "FooSolution/BarProject/QuxDirectory" -config "builtin://Demo"
単一のソース ファイルをテスト
dottestcli.exe -solution "C:\Devel\FooSolution\FooSolution.sln" -resource "FooSolution/BarProject/QuxDirectory/BazFile.cs" -config "builtin://Demo"
ソリューション フォルダー内の単一のプロジェクトをテスト
dottestcli.exe -solution "C:\Devel\FooSolution\FooSolution.sln" -resource "FooSolution/BarSolutionFolder/QuxProject" -config "builtin://Demo" -report "C:\Report"
ソリューションがない場合に単一のソース ファイルをテスト
ソリューションの名前が分からないため、ソリューション パスは / で始まります。
dottestcli.exe -project "C:\Devel\FooSolution\FooProject.csproj" -resource "/FooProject/BarDirectory/QuxFile.cs" -config "builtin://Demo" -report "C:\Report"
スコープの細かい調整
スコープにその他のフィルターを適用するには、-include および -exclude スイッチを使用します。
-includeスイッチは、ファイル システムのパスに一致するファイルだけをテストするよう指定します。その他のファイルはスキップされます。-excludeスイッチは、ファイル システムのパスに一致するファイル以外をテストするよう指定します。
-include と -exclude の両方のスイッチが指定されている場合、-include に一致するが、-exclude に一致しないパターンだけがテストされます。
これらのスイッチには、ファイル システムのパスおよび ANT スタイルのワイルドカードを指定できます。これは、ソリューション パスおよび ANT スタイルのワイルドカードを指定できる -resource スイッチとは異なります。
次のサンプルは、*.Tests ディレクトリの下にあるすべてのファイルを除外する方法を示しています。
dottestcli.exe -solution "C:\Devel\FooSolution\FooSolution.sln" -exclude "C:\Devel\FooSolution\*.Tests\**\*.*" -config "builtin://Demo" -report "C:\Report"
多数のファイルを -include/-exclude で指定する場合、リスト ファイル (*.lst) を作成し、そのリスト ファイルのパスを指定することもできます。*.lstファイルの各アイテムが個別のエントリとして扱われます。
追加のアセンブリの指定
解析対象プロジェクトの依存関係を解決するのに必要な追加のアセンブリへのパスを指定するには、-reference スイッチを使用します。ANT スタイルのワイルドカードおよび現在の作業ディレクトリからの相対パスを指定できます。
例
-reference C:\MySolution\ExternalAssemblies\*.dll -reference C:\MySolution\ExternalAssemblies\*.exe -reference C:\MySolution\ExternalAssemblies\**\*.dll -reference C:\MySolution\ExternalAssemblies\**\*.dll
-reference スイッチを使用してください。