C++test は徹底的にコードを解析するため、多くの場合、チームや開発者が C++test を使用し始 めたときには数多くのエラー、エラーの可能性、その他の情報がレポートされます。
膨大なエラーやタスクに開発者が圧倒されないように、C++test にはチーム マネージャーが各開発 者のゴールを設定できる機能が用意されており、たとえば「すべての静的解析違反を 2 ヶ月で修正 する」といったゴールを設定できます。ゴールを設定すると、各開発者の 1 日あたりのテスト タス クが C++test によって選択され、開発者が大量のタスクに忙殺されるのを防止できます。これらの ゴールが [ ゴール] タブで指定されます。ゴールへの到達度はレポートで監視することができます。
別の方法として「タスクゴールの設定」にある ようにグローバル チーム ゴールを設定できます。グローバル チーム ゴールは、複数のテスト コン フィギュレーション間で共有できるほか、複数の Parasoft Test 製品の間でさえも共有できます。こ の設定には Team Server とC++test Server ライセンスが必要です。グローバル チーム ゴールを 設定した場合、テスト コンフィギュレーションの [ ゴール] タブは使用不可になります。
[ 静的] タブ
- すべてのタスクを処理する 推奨されるすべての静的解析タスクがレポートされます。チー ムは直ちにすべてのタスクを処理するべきであることを指定します。
- タスクを処理しない 検出されたすべての静的解析タスクがレポートされます。ただし、 チームが直ちにすべてのタスクを処理する必要はありません。たとえば、すべての静的解析 タスクを参照したいが、静的解析違反を修正する前に単体テストの問題を修正したい場合な どにこの設定が役立ちます。
- 開発者ごとのタスクを指定した日付までに n 以下にする 指定の日付に各開発者が達成して いなければならない静的解析タスクの個数を指定します。
- 推奨されるタスクの最大数 テスト実行で各開発者が受け取る静的解析タスクの数を制限で きます。表示されるタスクはランダムに選択されるため、テスト実行のたびに異なるタスク が表示されます。たとえば、パラメーターを 50 に設定した場合、各テスト実行の後に最初 に表示されるタスクはランダムに選択されます。残りの 49 個のタスクは、完全なレポート で最初のタスクの後に表示されます。
[ 実行] タブ
- すべてのタスクを処理する そのカテゴリのすべてのタスクがレポートされます。チームは 直ちにすべてのタスクを処理するべきであることを指定します。
- タスクを処理しない 指定のカテゴリのすべてのタスクがレポートされます。ただし、チー ムが直ちにすべてのタスクを処理する必要はありません。たとえば、すべての単体テスト タスクのリストを参照したいが、単体テスト タスクに対処する前に静的解析の問題を修正した い場合などにこの設定が役立ちます。
- 開発者ごとのタスクを指定した日付までに n 以下にする 指定の日付に各開発者が達成して いなければならない、指定のカテゴリのタスクの個数を指定します。
- 推奨されるタスクの最大数 指定のカテゴリについて、テスト実行で各開発者が受け取るタ スクの数を制限できます。表示されるタスクはランダムに選択されるため、テスト実行のた びに異なるタスクが表示されます。たとえば、パラメーターを 50 に設定した場合、各テス ト実行の後に最初に表示されるタスクはランダムに選択されます。残りの 49 個のタスクは、 完全なレポートで最初のタスクの後に表示されます。