このセクションの内容:
ダッシュボードへのアクセス
Report Center のメニューをクリックしてダッシュボードのページを開きます。
- ダッシュボードの名前をクリックしてダッシュボードを選択します。
- Report Center のメニューをクリックしてダッシュボードのページを閉じます。
ダッシュボードの設定
ダッシュボードの設定メニューからパラメーターを選択して、ダッシュボード ウィジェットに表示するデータを変更できます。ただし、各ウィジェットで指定できる固有の設定は、ダッシュボードの設定を上書きします (「ウィジェットの追加」を参照)。
以下のダッシュボード設定を利用できます。
フィルター
フィルター設定を使用すると、フィルターに関連するデータを表示できます。フィルターは、DTP に格納されたデータをカスタマイズして表示できるラン コンフィギュレーション セットを表します。デフォルトでは、プロジェクトを作成する ときにフィルターが追加されますが、カスタム フィルターを作成 して目的のデータを表示できます。
期間
設定メニューから期間または最近のビルド数を選択して、該当するデータを表示できます。
ウィジェットには、一定期間における集約データまたは傾向データを表示するよう設計されたものもありますが、ビルドに基づいた比較を表示するよう設計されたものもあります (「ベースライン ビルドとターゲット ビルド」を参照)。一部のウィジェットは、データを計算および表示する際に、両方の形式を考慮します。詳細については「ウィジェット」で説明するウィジェットの設定を参照してください。
ベースライン ビルドとターゲット ビルド
Parasoft 製品におけるビルドとは固有の識別子であり、複数のラン コンフィギュレーションにまたがってテスト実行と解析実行をグループ化するために使用されます (詳細については「ビルド」を参照)。ベースライン ビルドとターゲット ビルドの設定を行って、プロジェクトに関連するデータの範囲を定義できます。そうすることで、粒度の高いレベルで変更を確認できます。
異なる組み合わせのビルドを比較できます。ただし、ベースライン ビルドには、ターゲット ビルドよりも時系列で先に存在するビルドを設定しなければなりません。
動的なダッシュボード設定
ベースライン ビルドとターゲット ビルドの設定で特定のビルド ID を選択することも、使用中のウィジェットに関連するデータがあるビルドをダッシュボードで自動検出させることもできます。
特定のビルド ID を選択した場合、一部のウィジェットがデータを表示しないことがあります。その理由は、選択した ID が、ウィジェットに関係する情報を持たない場合があることです。たとえば、選択したビルドには静的解析データしかないとします。しかし、ダッシュボードのウィジェットはカバレッジ情報を表示するウィジェットであり、ダッシュボード設定を使用するように構成されています。この場合、このウィジェットはデータを表示できません。
ベースライン ビルドとターゲット ビルドの設定にある以下のオプションを利用すると、ダッシュボード上のウィジェットは関連データがあるビルドを自動的に使用します。
最新ビルド | データがある最新のビルドを利用するには、[ターゲット] > [最新ビルド] を選択します。 この設定を選択した場合、ターゲット ビルドは必ずしも最新の総合的なビルドではないかもしれません。しかし、ダッシュボード設定を利用するよう構成されたウィジェットは、そのウィジェットが表示するべきデータを持つ最新ビルドを表示します。 |
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前回のビルド | データを持つターゲット ビルドの直前のビルドをベースライン ビルドとしてウィジェットが使用できるようにするには、[ベースライン ビルド] > [前回のビルド] を選択します。 |
期間内の最初のビルド | データがある Period 設定の最初のビルドに範囲を制限するには、[ベースライン ビルド] > [期間内の最初のビルド] を選択します。 |
ダッシュボードのリフレッシュ
ダッシュボードに最新のデータを表示するには、[リフレッシュ] をクリックします。ページ全体をリフレッシュすることなく、ダッシュボードだけを更新できます。
ダッシュボードのグリッド
ダッシュボードは、6 列のグリッドで構成されます。垂直方向のスペースに制限はありませんが、データ表示に大きなスペースを必要とするカスタム ウィジェットを作成する場合は、可読性とユーザビリティを考慮するべきです。