JDBC コントローラーを構成するには、次の操作を行います。
- コンポーネント ウィザード ページ (またはインスタンス エディターの [プロキシ] エリア) で [プロキシ タイプ] に [JDBC] を設定して [JDBC コントローラーの選択] をクリックし、セレクターで任意の JDBC コントローラーを選択します。検索バーを使用すると、リストの内容をフィルターできます。検索機能では、コントローラー名のほか、関連付けられたメタデータも検索できます。
あらかじめ入力されるコントローラーの設定 (コントローラーの現在の状態から引き継がれる) を変更するには、利用可能なコントロールを使用して設定を変更します。
- モード: 次の表は、利用可能なモードの概要です。
- ログ レベル: 必要に応じてログ レベルの設定を変更します。レベル 1 はエラーだけを記録します。レベル 5 は最も詳細な情報を記録します。その他の詳細については『Virtualize ユーザーズガイド』([Parasoft JDBC ドライバーの使用] > [ロギングの構成] > [ログのレベル]) を参照してください。
- ログ出力タイプ: ドライバー ログ データを保存または送信する場所を指定します。詳細については 『Virtualize ユーザーズガイド』([Parasoft JDBC ドライバーの使用] > [ロギングの構成] > [ログの出力先の種類]) を参照してください。
- ログ ファイル パス: [ログ出力タイプ] にファイルが指定され、ログ レベルが 1 以上の場合に指定します。この場合、ログ ファイル設定は、Parasoft JDBC Proxy ログが保存されるテキスト ファイルへのフルパスを指定します。詳細については『Virtualize ユーザーズガイド』([Parasoft JDBC ドライバーの使用] > [ロギングの構成] > [ログ ファイル]) を参照してください。
利用可能なモード
モード | 説明 |
---|---|
パススルー | Parasoft JDBC プロキシ ドライバーは JDBC 呼び出しを元のドライバー実装クラスに渡し、データのキャプチャまたは記録は行いません。このモードは、簡単に Parasoft JDBC ドライバーをオフにし、ドライバーが介在していない元の構成に近い状態にするために存在します。ただし、依然として JDBC 呼び出しはドライバーを経由し、Parasoftドライバーが中間に存在していることに注意してください。 |
記録 | Parasoft JDBC プロキシ ドライバーは JDBC 呼び出しを元のドライバー実装クラスに渡し、SQL クエリーおよび元のドライバーから返された ResultSet データをキャプチャします。キャプチャされたデータは、この Parasoft JDBC プロキシ ドライバーに接続された Virtualize Server に転送されます。 |
Virtualize | Parasoft JDBC プロキシ ドライバーは JDBC 呼び出しを Parasoft Virtualize サーバーに転送し、Virtualize サーバーから返された ResultSet データをアプリケーションに返します。このモードは、記録がすでに行われており、Virtualize サーバーに仮想アセットが構成されていて、Parasoft JDBC プロキシ ドライバーに応答できることを前提としています。 |
Failover | フェイルオーバー動作の設定に従って、仮想アセットまたはデータベースで問題があった場合にトラフィックを転送します。「仮想からライブ」フェイルオーバー動作を指定すると、一致する仮想アセットのデータ ソース応答条件が見つからなかった場合、トラフィックは実際のデータベースに転送されます。「ライブから仮想」フェイルオーバー動作を指定すると、データベースのエラー (SQL 例外) が発生した場合、トラフィックが仮想アセットに転送されます。 Virtualize デスクトップを使用している場合: Virtualize のハイブリッドモードは、Environment Manager の UI では、ファイルオーバー モードの「仮想からライブ」フェイルオーバー動作に相当します。 |