このセクションでは、Attachment Handler ツールを構成および適用する方法について説明します。このツールは MIME 添付を管理します。
このセクションの内容:
Attachment Handler とは
Attachment Handler ツールは SOAP レスポンスの一部として受信するすべての MIME 添付を管理します。たくさんの MIME 添付を送信できるので、各添付を記録できることは便利です。
Attachment Handler ツールを使用するには、レスポンスの一部として MIME 添付を受信する SOAP クライアント に連結します。返された MIME 添付は Attachment Handler で管理されます。
Attachment Handler の設定
Attachment Handler ツールを設定するには、次の操作を行います。
SOAP クライアントまたは Message Responder に出力として Attachment Handler ツールを追加します。 [出力の追加] ウィザードで、左パネルから [レスポンス] > [添付] を選択し、右ペインから [Attachment Handler] を選択して [終了] ボタンをクリックします。
- [受信添付ファイル >Attachement Handler] ノードをダブルクリックします。右の GUI パネルに以下の Attachment Handler 操作が表示されます。
- 添付ファイルのソート オプション: 添付ファイルの並び替え方法を指定します。
- 前のレスポンスからの添付ファイル: 利用可能な MIME 添付のインデックス、 Content-ID、および Base 64 デコードを表示します。
- 出力ヘッダー: MIME 添付ヘッダーを出力するには、このオプションを選択します。このオプションがオンの場合、 MIME レスポンス ヘッダーとボディの両方が出力できます。デフォルトでは、 MIME レスポンス ボディのみが出力されます。
- 選択された添付ファイル: XML レスポンスでテキスト フォームで返された MIME 添付を表示します。
- 期待される添付ファイル数: 期待する添付ファイル数を指定します。
- 一致しない場合テストは失敗: Attachment Handler ツールが実際に受信した添付ファイル数が指定した期待する添付数を満たさない場合にテストを失敗させるにはオンにします。
Attachment Handler への出力の追加
Diff ツールや XML Data Bank といった出力を Attachment Handler ツールに追加することも可能です。これを実現するには、次の操作を行います。
- Attachment Handler ノードを右クリックし、ショートカット メニューから [出力の追加] を選択します。
- [出力の追加] ウィザードから、次のいずれかを実行します。
左ペインから [すべての添付ファイル] を、右ペインから任意の出力ツールを選択し、[終了] をクリックします。選択された SOAtest ツールは Attachment Handler ツールで指定されたすべてのレスポンス MIME 添付に適用されます。
左ペインから [添付ファイル #] を、右ペインから任意の出力ツールを選択し、[終了] をクリックします。選択された SOAtest ツールは利用可能な添付リストで選択されたインデックス番号に対応する特定の添付に適用されます。