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メッセージ プロキシからの記録
メッセージ プロキシが記録モードのとき (詳細は、「メッセージ プロキシの設定」に記載) 、アプリケーションの実行として、指定のトランスポート上でトラフィックをモニターできます。Virtualize はトラフィックのリクエストとレスポンスを「リスン」します。正当なリクエスト/ レスポンスのペアのトラフィック ファイルをビルドします。このトラフィックはその後、キャプチャした振る舞いを仮想化する仮想アセットの生成およびデプロイに使用されます。(キャプチャしたトラフィックに基づいて着信リクエスト メッセージに関連する仮想化したレスポンスを返します)。
アプリケーションの振る舞いの仮想化には、3 つの主なステップがあります。
- トラフィックをファイルにキャプチャします。すでに構成およびデプロイしたメッセージ プロキシから記録を開始するだけです。Virtualize は指定したエンドポイント間でトラフィックをモニターし、ユースケースの実行として、キャプチャしたリクエストとレスポンスからトラフィック ファイルをビルドします。
- トラフィック ファイルからメッセージ レスポンダーを作成します。
- これらのメッセージ レスポンダーが仮想アセットとして自動的にデプロイされたことを確認します。
メッセージ プロキシを設定したら、次の手順でエンドポイント間のライブ トラフィックを同時にキャプチャできます。
- 次のいずれかの方法で記録を開始します。
- [Virtualize サーバー] ビューのツリーで、適切なプロキシを右クリックし、[記録の開始] を選択します。
- プロキシのコンフィギュレーション パネルで、[記録の開始] をクリックします。
- [Virtualize サーバー] ビューのツリーで、適切なプロキシを右クリックし、[記録の開始] を選択します。
- テスト対象アプリケーションから、記録したいトラフィックを生成します。
- 次のいずれかの方法で記録を停止します。
- [Virtualize サーバー] ビューのツリーで、適切なプロキシを右クリックし、[記録の停止] を選択します。
- プロキシのコンフィギュレーション パネルで、[記録の停止] をクリックします。
注意
- 次回記録を開始するときに、[新規セッション データの追加] オプションを選択していない限り、トラフィック ファイルはリセットされます。
- 記録中にプロキシを無効にしたり削除したりした場合、待機中のメッセージはファイルに書き込まれ、記録は停止します。
- 記録モードはプロキシが無効のとき、または Virtualize サーバーが停止/再起動されたときには持続しません。
- Virtualize 9.10.x 以降で記録した HTTP トラフィック ファイルは、バージョン 9.9.x 以前の Virtualize では使用できません。
動画チュートリアルメッセージ プロキシからのトラフィックのモニターおよび記録
この動画では、メッセージ プロキシからのトラフィックをモニターおよび記録する方法を説明します。
記録したトラフィックの仮想化
トラフィックを記録したら、次の手順で仮想アセットを作成し、デプロイできます。
- 作成されたトラフィック ファイルからメッセージ レスポンダーを作成します。詳細については、「トラフィック ファイルからのメッセージ レスポンダーの作成 : 概要」を参照してください。
- これらのメッセージ レスポンダーが仮想アセットとして自動的にデプロイされたことを確認します。詳細については、「仮想アセットのデプロイ」を参照してください。