既存の静的解析ルールの基本的なプロパティ (ルール名、重要度、カテゴリ、ID など) は、組織の開発ポリシーやゴールに合わせて変更できます。たとえば、"Company Standards" や "Company Safety Rules" といったルール カテゴリを新規に作成して、DTP に同梱のルールをそれらのカテゴリにマッピングし直すことができます。また、目的に合わせてルールの重要度を変更することもできます。ルール プロパティを変更すると、そのルールは DTP で "マッピングされた" と見なされます。
ルール プロパティを変更するには、管理者あるいはチーム リーダーである必要があります。詳細については「User Administration」を参照してください。
Parasoft 静的解析/テスト ツールでルール プロパティをマッピングし直して、ローカルの解析がカスタム ルールを実行するようにできます (詳細については Parasoft 静的解析/テスト ツールのマニュアルを参照してください)。また、DTP 側で一元的にルール プロパティを変更することで、DTP に接続する Parasoft 静的解析/テスト ツールがカスタム ルールを使用するようにできます。
ルール プロパティの編集
- ユーザー プロファイルのドロップダウン メニューから [テスト コンフィギュレーション] を選択します。
- サイドバーで Parasoft 静的解析/テスト ツールを選択し、[ルールのカスタマイズ] タブをクリックします。
- ドロップダウン メニューからルール マップを選択するか、[新規ルール マップの作成] をクリックします。ルール マップは、ルール名、重要度、カテゴリなど、既存の静的解析ルールの基本的なプロパティを保管します。詳細については「ルール マップ」を参照してください。
- [ルールのカスタマイズ] タブをクリックし、カスタマイズするルールを探します。検索フィールドに入力するか、[複製]、[ID 変更]、[カスタム] を有効にしてルールをフィルタリングできます。
- 表のルールをクリックすると、ルールのプロパティと説明が表示されます。
- [ルール プロパティ] セクションで以下の操作を行うことができます。
- [ルール ID] フィールドでルール ID を変更します。
- [ルール] フィールドでルールの名前を変更します。
- [重要度] ドロップダウン メニューから重要度を選択してルールの重要度を変更します。
- [カテゴリの編集] リンクをクリックすると、[ルール カテゴリ] エディターが表示されます。「Editing Rule Categories」を参照してください。
- [複製] をクリックして、ルールの複製を作成します。複製したルールは、オリジナル ルールと同じ内部ロジックを使用します。オリジナル ルールのプロパティを変更せずにルール プロパティをカスタマイズしたい場合、このオプションを使用してください。複製したルールは、すべてのテスト コンフィギュレーションに表示され、実行のためにアクティブ化できます (「テスト コンフィギュレーションの編集」を参照)。
ルール プロパティを変更すると、オリジナルの値も表示されます。[デフォルト] をクリックすると、オリジナルの値に戻すことができます。
[保存] をクリックしてルールに対する変更を保存します。
ルール カテゴリの編集
[ルール カテゴリ] エディターでは、ルールが属するカテゴリを変更できます。[ルール プロパティ] セクションの [カテゴリの編集] リンクをクリックします。
以下の操作を行うことができます。
- カテゴリを選択して [割り当て] をクリックして、編集中のルールをそのカテゴリに割り当てます。[ルール プロパティ] セクションの [保存] をクリックして変更を保存します。
- カテゴリ名をクリックしてテキスト フィールドをアクティブにし、カテゴリ名を編集します。
テキスト フィールドを離れると、カテゴリ名が保存されます。
カテゴリ名の変更は、そのカテゴリに属するすべてのルールに影響します。
右端に表示されるボタンをクリックすると、カテゴリ名を元に戻すことができます。 - [新規] をクリックして、新しいルール カテゴリを作成します。
- [削除] をクリックして、選択したルール カテゴリを削除します。削除できるのは、このエディターで作成したカスタム カテゴリだけです。
ルール マップでルール プロパティを変更すると、そのルール マップに関連付けられたすべてのテスト コンフィギュレーションで変更が適用されます。詳細については「テスト コンフィギュレーションとルール マップの関連付け」を参照してください。