このセクションの内容:
はじめに
権限グループは権限のセットであり、その権限によってメンバーは特定のアクションを実行したり特定のレポートまたはデータにアクセスしたりできます。一部のビルトイン グループ権限には、特定の役割が含まれています (「ビルトイン ユーザー グループ」を参照)。ユーザーは、プロジェクト関連のグループに割り当てる前に、まずデフォルト グループに割り当てなければなりません。なぜなら、デフォルト グループがユーザーの役割を表すからです。
権限グループの表示
[ユーザー管理] 画面で [グループ] をクリックし 、グループ名をクリックします。 User Administration には、変更できないデフォルトのグループが付属しています。ビルトイン グループへのリンクは無効になっています。
グループ名と説明は、ページの上部に表示されます。説明を編集するには、[説明の編集] をクリックします。
グループに関する情報は、次の 3 つのセクションに分かれています。
- ユーザー: グループ内の現在のユーザーを一覧表示し、ユーザーをグループに手動で追加できます。LDAP システムと同期することにより、プログラムでユーザーを追加することもできます (「Automatic Synchronization」を参照)。
権限: グループに関連付けられている現在のモジュール権限を表示し、Parasoft インフラストラクチャの各モジュールにモジュール権限を追加できます。 (つまり em または pstsec)。
- 継承されたグループ: グループによって継承されたグループを表示し、継承されたグループを追加できます。
グループの作成
- [ユーザー管理] 画面で [グループ] をクリックし、[グループの追加] をクリックします。
- グループの名前と、必要であれば簡単な説明を入力し (説明の入力は任意)、[作成] をクリックします。空のグループ テンプレートが開きます。ユーザー、権限、および継承されたグループの追加についての詳細は、「Editing Groups」を参照してください。
権限グループの編集
[ユーザー管理] 画面で [グループ] をクリックし、グループ名をクリックして、権限、階層、またはメンバーシップを変更します。詳細については以下のセクションを参照してください。
権限グループの設定
個々の権限については「User Administration の概要」を参照してください。
- [ユーザー管理] 画面で [グループ] をクリックし 、グループ名をクリックして詳細画面を表示します。
- [権限の追加] をクリックします。
- [ツール] ドロップダウン リストから DTP の機能を選択します。
[権限] ドロップダウン リストから、許可する権限の範囲を表す名前を選択します。
[値] ドロップダウン メニューからステータスを選択して権限の種類を指定します。
[確認] をクリックして権限を追加してダイアログを閉じるか、あるいは [確認して他を追加] をクリックして権限を追加し、ダイアログを開いたままにして別の権限を追加できるようにします。
継承されたグループの設定
継承されたグループを自分のグループに追加して、継承されたグループからユーザーや権限、そして他のグループを自分のグループに継承させることができます。継承されたグループが "継承されたグループ" を持つ場合、それらの "継承されたグループ" からもユーザー、権限、および継承されたグループが自分のグループに継承されます。
- [ユーザー管理] 画面で [グループ] をクリックし 、グループ名をクリックして詳細画面を表示します。
- [グループの追加] をクリックします。アクセス可能なすべてのグループが表示されます。
特定のグループを検索するには、[検索] フィールドに検索キーワードを入力します。リストは、検索キーワードに合うように自動的に更新されます。
- このグループがユーザー、権限、およびグループを継承するグループを選択します。
- もう一度検索した場合、以前に選択したグループは、新しい検索に含まれていなくても選択されたままになります。現在選択されているグループの総数は、ダイアログの下部に表示されます。
- [確認] をクリックします。選択したすべてのグループが追加されます。
グループ メンバーの手動での追加
- [ユーザー管理] 画面で [グループ] をクリックし 、グループ名をクリックして詳細画面を表示します。
- [ユーザーの追加] をクリックします。利用可能なすべてのユーザーが表示されます。
- 特定のユーザーを検索するには、[検索] フィールドに検索キーワードを入力します。リストは、検索キーワードに合うように自動的に更新されます。
- このグループに追加するユーザーを選択します。
- もう一度検索した場合、以前に選択したユーザーは、新しい検索に含まれていなくても選択されたままになります。現在選択されているユーザーの総数は、ダイアログの下部に表示されます。
- [確認] をクリックします。選択したすべてのユーザーが追加されます。
メンバーの自動同期
[メンバー属性の使用] オプションが有効な場合、手動で作成したグループを、相当する LDAP グループと自動的に同期化するよう設定できます (「LDAP の設定」を参照)。自動同期は次のように行われます。
- 相当する LDAP グループのメンバーに基づいて、このグループに割り当てられたユーザーのリストを定期的に更新します。
- ユーザーがまだ存在しない場合、ユーザーを自動的に作成します。
- グループが新しい場合、あるいは自動的な同期化が無効だった場合に、変更を保存した後、直ちにグループを同期化します。
User Administration を複数の LDAP サーバーを使用するよう設定している場合、グループは、最初に一致した LDAP グループに基づいて同期化されます。