このセクションの内容:

はじめに

TeamForge は、要件、欠陥、他の作業アイテムを管理/追跡するための一般的なブラウザー ベースのプラットフォームです。Parasoft DTP は TeamForge と統合し、以下の機能を提供します。

  • 違反エクスプローラー から TeamForge で手動で欠陥や課題を作成する機能
  • テスト エクスプローラー から TeamForge で手動で欠陥や課題を作成する機能
  • TeamForge の作業アイテムで Parasoft のテスト結果を送信、表示、および更新する機能。
    • TeamForge のトレーサビリティ レポートを使用してトレーサビリティを追跡することを計画しているユーザー向け。これを行うには、最初に Parasoft DTP から TeamForge にテスト結果を送信する必要があります。
  • テスト、静的解析結果、コード レビューを TeamForge の作業アイテムから追跡する機能 (「Viewing the Traceability Report」を参照)。
    • Parasoft DTP のトレーサビリティ レポートを使用してトレーサビリティを追跡することを計画しているユーザー向け。これを行うには、@req を使用して、Parasoft の自動テストを TeamForge 要件に関連付けます。

要件

  • バージョン10.4.3 以降の Parasoft C/C++test Professional、dotTEST、Jtest および SOAtest で実行されるテストがサポートされます。
  • テストと解析のデータを TeamForge に送信するには、TeamForge で既に作業アイテムを作成しておく必要があります。Parasoftは、次のタイプの TeamForge 作業アイテムに複数のテストを関連付けることができます。
    • ストーリー 
    • テスト

設定

この設定は、Parasoft 管理者が一度だけ行う必要があります。開発者、テスター、およびその他の DTP エンドユーザーは、Parasoft ツールを TeamForge と連携して使用する方法について、「Usage」を参照してください。

DTP と TeamForge サーバーの接続

  1. 設定ドロップダウン メニュー (歯車のアイコン) から [Report Center 設定] を選択します。
  2. [Administration] サイドバーから [外部システム] を選択し、[システム タイプ] ドロップダウン メニューから TeamForge を選択します。
  3. [Enabled] オプションを有効化します。
  4. [名前] フィールドに TeamForge のインスタンス名を入力します。名前は必須ですが、接続設定に影響したり、他のインターフェイスで表示されたりすることはありません。
  5. [アプリケーション URL] フィールドに TeamForge の URL を入力します。
  6. [表示 URL] フィールドは、TeamForge システムへのリンクが Web ブラウザーに表示されるときに Parasoft DTP ページに表示される URL を定義します。通常、これは上記のアプリケーション URL フィールドと同じである必要があります。ただし、たとえば、リバース プロキシ環境で作業していて、Parasoft DTP を使用するユーザーのローカル Web ブラウザーから TeamForge へのリンクが Parasoft DTP サーバーとは異なる場合は、違うことがあります。
  7. [Username] および [Password/API Tokens] フィールドにログイン認証情報を入力します。ログインには、[プロジェクトの関連付け] セクションで指定された TeamForge プロジェクトで課題を作成するのに十分な権限が必要です。
  8. [接続のテスト] をクリックして設定を確認し、[保存] をクリックします。

Parasoft プロジェクトと TeamForge プロジェクトの関連付け

Parasoftプロジェクトを TeamForge プロジェクトに関連付けると、違反ビューまたはテストエクスプローラービューから欠陥を作成し、TeamForge の適切なプロジェクトにリンクできます。Sending Test Data to External System フロー を使用する場合、関連付けも重要です。DTP の複数のプロジェクトを 1 つの TeamForge プロジェクトと関連付けることはできますが、同じ DTP プロジェクトを複数の TeamForge プロジェクトと関連付けることはできません。

  1. [プロジェクトの関連付けを作成] をクリックし、[DTP プロジェクト] ドロップダウン メニューからプロジェクトを選択します。 
  2. [外部プロジェクト] フィールドに TeamForge プロジェクトの名前を入力して [Create] をクリックし、関連付けを保存します。

ゴミ箱のアイコンをクリックして、プロジェクトの関連付けを削除し、作成された可能性のあるリンクを無効にします。プロジェクトの関連付けを削除しても、DTP のエクスプローラー ビューと作業アイテムとのリンクは削除されません。新しい関連付けを作成すると、違反と TeamForge の課題との既存リンクが再び有効になります。 

DTP と TeamForge プロジェクトの既存の関連付けの設定を変更できます。

  1. 鉛筆アイコンをクリックして、ドロップダウンメニューから別の DTP プロジェクトを選択するか、[外部プロジェクト] フィールドに別の TeamForge プロジェクトの名前を指定します。
  2. [保存] をクリックします。 

Traceability Report の有効化

TeamForge に保存された作業アイテム、および Parasoft ツール (C/C++test、dotTEST、Jtest、SOAtest) から DTP に送信されたテスト データ、静的解析データ、ビルド レビュー データとの間のトレーサビリティを実証するのに役立つウィジェットとレポートを生成するように、DTP を構成できます。 

Traceability Report にコード レビューと静的解析情報を含める場合は、ソース コード ファイルを TeamForge の要件に関連付ける必要があります。詳細については「ファイルと要件の関連付け」を参照してください。

Traceability Pack に同梱されている External System Traceability Report アーティファクトをデプロイすることで、トレーサビリティを表示および追跡する DTP インターフェイスが有効になります。Traceability Pack には、トレーサビリティ ワークフローの一部を自動化する Sending Test Data to External System フ ローも含まれています。Traceability Pack の詳細については、Traceability Pack のドキュメントを参照してください。

DTP Extension Designer を使用して、External System Traceability Report および Sending Test Data to External System フローを環境にデプロイします。アーティファクトを展開する前に、「Connecting DTP to TeamForge Server」で説明されているように、DTP が TeamForge に接続されていることを確認します。

Traceability Pack をインストールする

最初のステップは、 Traceability Pack をインストールすることです。このアーティファクトは、トレーサビリティを可能にする構成ファイルとアセットの集合です。

  1. 設定メニュー (歯車のアイコン) から [Extension Designer] を選択します。
  2. [構成] タブをクリックしてアーティファクト マネージャーを開きます。
  3. [アーティファクトの追加] をクリックし、traceability-pack-<version>.zip アーカイブを参照します (「アーティファクトのダウンロードとインストール」も参照)。
  4. [インストール] をクリックすると、トレーサビリティを有効にするためのアセットと構成ファイルの集合がインストールされます。 

External System Traceability Report のデプロイ

Traceability Pack をインストールした後、External System Traceability Report をデプロイします。 

  1. Extension Designer を開き、[サービス] タブをクリックします。
  2. 既存のサービスを選択してアーティファクトを展開するか、[DTP ワークフロー] カテゴリで新しいサービスを作成します。サービスとアーティファクトの編成に関する追加情報については、「サービスの使用 」を参照してください。
  3. 既存のサービスにアーティファクトを追加する場合は、新しい [フロー] タブを追加し (「フローの使用」を参照)、縦の三点メニューから [読み込み] を選択します。
  4. [Local] > [Flows] > [Workflows] > [Traceability Pack] > [External System Traceability Report] を選択し、[読み込み] をクリックします。
  5. [フロー] タブの中をクリックしてサービスにノードをドロップし、[デプロイ] をクリックします。 

External System Traceability Report をデプロイすると、Report Center にドリルダウン レポートと新しいウィジェットが追加されます。ウィジェットを追加してレポートを参照する方法については「Viewing the Traceability Report」を参照してください。

Sending Test Data to External System フローのデプロイ

このアーティファクトは、DTP Data Collector が Parasoft ツールからテスト結果を取得するときに、テスト データを TeamForge に送信します。このアーティファクトは Traceability Pack に同梱されており、「Installing the Traceability Pack」の説明にあるように、フローをデプロイする前にインストールする必要があります。

  1. Extension Designer を開き、[サービス] タブをクリックします。
  2. 既存のサービスを選択してアーティファクトを展開するか、[DTP ワークフロー] カテゴリで新しいサービスを作成します。サービスとアーティファクトの編成に関する追加情報については、「サービスの使用 」を参照してください。
  3. 既存のサービスにアーティファクトを追加する場合は、新しい [フロー] タブを追加し (「フローの使用」を参照)、縦の三点メニューから [次からのインポート] を選択します。
  4. [Library] > [Workflows] > [Traceability Pack] > [Sending Test Data to External System] を選択し、[インポート] をクリックします。
  5. [フロー] タブの中をクリックしてサービスにノードをドロップし、[デプロイ] をクリックします。 

詳細設定

<DTP_DATA_DIR>/conf ディレクトリにある ExternalSystemSettings.properties 構成ファイルを変更して、統合のデフォルトの動作を変更できます。すぐに利用できるこの構成は、デフォルトまたは一般的に使用されるフィールドと作業アイテム タイプを使用します。ただし、TeamForge システムをカスタマイズしている場合は、次の設定を行って、DTP のデータをカスタム構成に合わせることができます。

teamForge.defect.status

DTP の違反エクスプローラーおよびテスト エクスプローラーで作業アイテムを作成するときに TeamForge で作成される欠陥のステータスを指定します。

デフォルト: オープン 

teamForge.tasks.status

DTP の違反エクスプローラーおよびテスト エクスプローラーで作業アイテムを作成するときに TeamForge で作成されるタスクのステータスを指定します。

デフォルト: Not Started 

teamForge.workItemType.defectDTP の違反エクスプローラーとテスト エクスプローラーから新しいタスクを作成するときに TeamForge で作成する作業アイテム タイプを指定します。これにより、TeamForge で構成したカスタムの欠陥トラッカーを DTP から作成された作業アイテムに関連付けることができます。 

デフォルトでは、このプロパティは設定されていません。その結果、DTP で作成されたタスク作業アイテムは、TeamForge のタスク作業アイテムに関連付けられます。

teamForge.workItemType.taskDTP の違反エクスプローラーとテスト エクスプローラーから新しい欠陥を作成するときに TeamForge で作成する作業アイテム タイプを指定します。これにより、TeamForge で構成したカスタムのタスク トラッカーを DTP から作成された作業アイテムに関連付けることができます。 

デフォルトでは、このプロパティは設定されていません。その結果、DTP で作成された欠陥作業アイテムは、TeamForge のタスク作業アイテムに関連付けられます。

teamforgeIssueUrl

DTP の違反エクスプローラーとテスト エクスプローラーで作成された作業アイテムを TeamForge の作業アイテムにリンクするための URL テンプレートを指定します。

デフォルト:

teamforgeIssueUrl=<TEAMFORGE_URL>/sf/go<ID> 

teamForge.trackerType.requirement.name

Parasoft で要件の役割を果たす TeamForge 作業アイテム タイプの名前を指定します。作業アイテムは、Traceability Report でも使用されます。

デフォルト: Stories 

teamForge.trackerType.test.name

Parasoft でテストの役割を果たす TeamForge 作業アイテム タイプの名前を指定します。作業アイテムは、Traceability Report でも使用されます。

デフォルト: テスト 

teamForge.trackerType.test.status.pass

TeamForge のテスト実行ステータス名を指定して、DTP から送信された、成功したテスト結果に割り当てます。これにより、TeamForge で構成したカスタムのステータスを DTP でのテスト結果に設定することができます。

デフォルト: Passed 

teamForge.trackerType.test.status.fail

TeamForge のテスト実行ステータス名を指定して、DTP から送信された、成功したテスト結果に割り当てます。これにより、TeamForge で構成したカスタムのステータスを DTP でのテスト結果に設定することができます。

デフォルト: Failed 

使用

TeamForge との統合を設定した後、開発者、テスター、およびその他のユーザーは、統合によって実現される機能を活用できます。

TeamForge での欠陥とタスクの手動作成

テスト エクスプローラーと違反エクスプローラーを使用すると、ステータスに関係なく、テストと違反に対してそれぞれ欠陥とタスクを作成できます。テスト エクスプローラーまたは違反エクスプローラーで TeamForge アセットを作成する方法については、以下のセクションを参照してください。

TeamForge へのテスト データの送信

TeamForge の作業アイテムは、ストーリー、欠陥、またはテスト セットを表すアセットです。@test または @req アノテーションを使用して、Parasoftツールによって実行されたテストコードに TeamForge の作業アイテム ID で注釈を付けます。デフォルトでは、 @test アノテーションは Parasoft テストを TeamForge テストに関連付け、@req アノテーションは Parasoft テストを TeamForge ストーリーに関連付けます (これらの設定を変更する方法の手順については「Advanced Configuration」を参照)。関連付けを追加する方法の詳細については Parasoft ツールのドキュメントを参照してください。作業アイテム ID を取得する方法については TeamForge のドキュメントを参照してください。次の図は、TeamForge の環境に Parasoft DTP を統合するための自動インフラストラクチャの実装方法を示しています。

  1. TeamForge で作業アイテムを作成し、Parasoft ツールによって実行されるテストに関連付けます。
  2. テスト ファイルで、@test または @req アノテーションを使用して TeamForge の作業アイテム ID を追加します。 
    • @test <TeamForge test ID> アノテーションを使用して、テストを TeamForge のテスト ケースと関連付けます。 
    • @req <TeamForge story ID> アノテーションを使用して、テストを TeamForge のストーリーと関連付けます。
    • TeamForge の作業アイテム ID は、URL などのいくつかの TeamForge インターフェイスで使用できます。

  3. CI プロセスの一部としてテストを実行します。ツールのデスクトップからテストを手動で実行することもできます。 
  4. テスト実行の一環として、C/C++test はフィルターとビルド ID でテスト結果をタグ付けし、データを DTP に送信します。DTP ダッシュボードに テスト ウィジェット を追加し、フィルターとビルド ID を設定することにより、DTP で結果を確認できます。開発者は、テスト実行データを DTP から IDE にダウンロードして、失敗したテストに対処できます。
  5. Sending Test Data to External System フローをデプロイした場合 (「Deploying the Sending Test Data to External System Flow」を参照)、Data Collector が Parasoft ツールからデータを受信すると、単体テストと機能テストの結果が TeamForge に自動的に送信されます。デフォルトでは、フローは Data Collector が受信した任意のプロジェクトの単体テストおよび機能テストの結果をフォワードしますが、特定のプロジェクトのデータだけを送信するようフローを設定できます。
    また、DTP REST API エンドポイントに POST リクエストを手動で送信して、DTP データベースから TeamForge に結果を送信することもできます。API 呼び出しの DTP フィルターとビルド ID を URL パラメーターとして渡します。

    curl -X POST -u <username>:<password> "http://<host>:<port>/grs/api/v1.7/linkedApps/configurations/1/syncTestCases?filterId=<filterID>&buildId=<buildID>"

    フィルターおよびビルド ID は、テスト エクスプローラーの URL で利用できます。

  6. DTP は、filterId パラメーターと buildId パラメーターに一致するテスト結果を見つけ、そのデータを TeamForge の作業アイテムに送信します。次の応答を受け取るはずです。
    • DTP は、@test <ID> で結果を見つけると、TeamForge で一致する ID を持つ単体テスト ケースを検索し、アイテムを更新します。TeamForge に単体テスト ケース ID が存在しない場合、アクションは実行されません。

    • DTP は、@req <ID> で結果を見つけると、TeamForge で一致する ID を持つ作業アイテムを検索し、関連する子単体テスト ケースを更新します。要件 ID に一致する単体テスト ケースが存在しない場合、単体テスト ケースが作成されます。要件 ID が見つからない場合も、単体テスト ケースが作成されます。

    • external-app-sync.log ファイルも <DTP_INSTALL>/logs ディレクトリに書き込まれます。このログ ファイルには、DTP から TeamForge へのテスト結果の送信に関する進捗情報が含まれています。   

DTP がレポートを処理し、結果を TeamForge に送信した後、以下のような応答があります。

{ 	"createdTestSession":"DTPP-521", 	"created" : [ 		"DTPP-519, testName = testBagSumAdd" ], "updated" : [ "Test:1545 for AT-01053, testName = test_quoteGhsLine_Exp_Act_3", "Test:1546 for AT-01054, testName = test_quoteGhsLine", "Test:1554 for AT-01056, testName = test_quoteGhsLine_Exp_Act_10", "Test:7177 for S-01045, testName = test_quoteGhsLine_moreThanOne" ], "ignored" : [ 		"MAGD-567, testName = testBagNegate", "QAP-512, testName = testTryThis3", "QAP-512, testName = testTryThis4", "MAGD-567, testName = testBagMultiply" ] }

特定の DTP プロジェクトの結果を送信する

Sending Test Data to External System フローを使用して単体テストおよび機能テストの結果を送信している場合、デフォルトでは、すべての DTP プロジェクトのデータが TeamForge に送信されます。結果として、TeamForge ID に一致するアノテーションを含むすべての DTP プロジェクトで収集されたテストを含むよう、作業アイテムが更新されます。ただし、特定のプロジェクトのデータだけを送信するよう、フローを設定することもできます。 

  1. Extension Designer を開き、Sending Test Data がデプロイされたサービスを開きます。
  2. ワークスペースに新しいスイッチ ノードをドラッグします。
  3. "DataCollectorProcessedEvent" ノードと "Is dynamic analysis" ノードの間の接続線を選択して削除します。
  4. "DataCollectorProcessedEvent" ノードからスイッチ ノード、またスイッチ ノードから "Is dynamic analysis" ノードに新しい接続をドラッグします。
     
  5. ノードをダブルクリックし、Property フィールドに次の文字列を指定します。

     event.message.resultsSession.project
  6. 文字列フィールドに DTP プロジェクトの名前を指定します。
  7. (任意) ノードのわかりやすい名前を指定します。
  8. [終了] をクリックしてノードの設定を終了し、[デプロイ] をクリックします。

フローを実行すると、指定した DTP プロジェクトのテスト結果だけが TeamForge に送信されます。 

TeamForge での結果の表示

テスト データが DTP から正常に送信されると、TeamForge で結果を表示できるようになります。

結果をさらに展開して、DTP での作業アイテムについての詳細情報を確認できます。これには、ビルドおよび作成者情報のほか、DTP のテスト/違反へのリンクが含まれます。 

TeamForge インターフェイスの使用の詳細については、TeamForge のドキュメントを参照してください。

Traceability Report の表示

ご使用のシステムに External System Traceability Report がデプロイされている場合 (「 Enabling the Traceability Report」を参照)、ウィジェットをダッシュボードに追加して、作業アイテムからプロジェクトのテスト/静的解析/コードレビューまでのトレーサビリティをモニタリングできます。ウィジェットから、さらに詳細な情報を含むレポートを表示できます。 

ウィジェットの追加と構成

DTP ダッシュボード追加されたウィジェットは、個別のトレーサビリティ カテゴリに表示されます。ウィジェットを追加する方法については「ウィジェットの追加」を参照してください。

以下の設定を行うことができます。

タイトルデフォルトのタイトルの代わりにダッシュボードに表示する新しいタイトルを入力できます。
フィルター[ダッシュボード設定] を選択してダッシュボード フィルターを使用するか、ドロップダウン メニューからフィルターを選択します。フィルターの詳細については「フィルターの作成と管理」を参照してください。
ターゲット ビルドテストとコード解析を実行したビルド ID に設定する必要があります。ダッシュボード設定で指定されたビルド、最新ビルド、またはドロップダウン メニューで選択したビルドを使用できます。「ダッシュボードの設定」も参照してください。
種類Pie ウィジェットのみ 。ドロップダウン メニューからテスト、違反、またはレビューを選択し、そのステータスを示す円グラフを表示します。完全な概要をダッシュボードに表示するには、各タイプに設定したウィジェットのインスタンスを追加します。
プロジェクトドロップダウン メニューから TeamForge プロジェクトを選択します。

Requirements Widget

このウィジェットには、指定された TeamForge プロジェクトの作業アイテムの数が表示されます。

ウィジェットをクリックすると、Requirement Traceability レポート が表示されます。

Test Coverage Widget

このウィジェットは、プロジェクトのすべての要件に対する、テストでカバーされた要件の割合を示します。

 

ウィジェットの中央をクリックすると、Requirement Traceability レポート が表示されます。

色付きのセグメントは、テストの対象となる要件を表しています。ウィジェットをクリックすると、With Tests カテゴリにフィルタリングされた Requirement Traceability レポート が表示されます。

Pie Widget

単体テスト、機能テスト、静的解析、およびピア レビューは、作業アイテムが適切かつ徹底的に実装されているかを検証するための一般的なアクティビティです。このウィジェットは、それらのソフトウェア品質アクティビティのコンテキストにおけるプロジェクト作業アイテムの全般的なステータスを表示します。品質アクティビティの種類 (テスト、静的解析違反、レビュー) ごとにウィジェットを追加して、プロジェクト作業アイテムの実装の進捗をモニタリングすることができます。

グラフ上のセクションにマウス ポインタを置くと、品質アクティビティ タイプのステータスについて詳細情報が表示されます。ウィジェットをクリックすると、選択したタイプでフィルタリングされた Requirement Traceability レポートが表示されます。

Requirements Implementation Status by Tests 

Requirements Implementation Status by Violations

Requirements Implementation by Reviews

Requirements Traceability Report とは

このレポートは、TeamForge プロジェクトの作業アイテムとそれに関連するデータを表示します。 

以下の操作を行うことができます。

  • レポートの [Files] 列と [Reviews] 列を非表示にする場合は、[Show files/reviews] オプションを無効にします。[Files] 列と [Reviews] 列にデータがあるのは、要件がソース ファイルにマッピングされている場合だけです (「Enabling the Requirements Traceability Report」を参照)。この画面で [Files] 列および [Reviews] 列を無効にすると、関連するタブが Requirement Details レポート で非表示になります。  
  • TeamForge で作業アイテムを確認するには、[Key] 列のリンクをクリックします。
  • [Summary] 列または [Test] 列のリンクをクリックして、 Requirement Details Report の作業アイテムに関係するテスト関連情報を表示します。 
  • [Files] 列のリンクをクリックして、 Requirement Details Report の作業アイテムに関係する静的解析関連の情報を表示します。 
  • [Reviews] 列のリンクをクリックして、 Requirement Details Report の作業アイテムに関係する変更レビュー関連の情報を表示します。  

Requirement Traceability Report by Type

Pie ウィジェットのセクションをクリックすると、ウィジェットで選択した品質アクティビティ タイプだけを含むレポートが表示されます。ドロップダウン メニューを使ってタイプとステータスを切り替えることができます。 

Requirement Details Report とは

Requirement Details レポートは、TeamForge の特定の作業アイテムに関連したファイル、静的解析の指摘事項、およびテストについての情報を表示します。Dead とマークされたストーリーは、Traceability Report に表示されません。Traceability Report には、次の TeamForge の作業アイテムに関する情報が表示されます。

  • Requirements
  • Defects

このレポートは、メインの Requirement Traceability レポートで作業アイテムをクリックすることで表示されます。 

最初のタブには、作業アイテムを検証するために実行されたテストの結果が表示されます。

[View results in Test Explorer] リンクをクリックすると、作業アイテムに関連付けられたすべてのテストをテスト エクスプローラーで参照できます。 

テーブルの個々のテスト名をクリックし、テスト エクスプローラーで個々のテストを参照することもできます。

2 番目のタブには、要件に関連付けられたファイルと、ファイルで検出された静的解析違反が表示されます。[違反] 列のリンクをクリックして、違反エクスプローラー で違反を確認できます。違反に関する詳細が表示されます。

ファイルに変更レビューまたはレビュー指摘事項が含まれる場合、それらは 3 番目のタブに表示されます。リンクをクリックすると、変更エクスプローラー で確認できます。


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