このセクションでは、ARM DS-5 対応 C++test プラグインを DS-5 にインストールする方法について説明します。
概要
C++test プラグインは、 Eclipse プラグインのメカニズムを利用して ARM DS-5 Eclipse IDE に統合されます。C++test は、RVDS のインストール ディレクトリにリンク ファイル com.parasoft.xtest.cpptest.link を追加して ARM の IDE にプラグインされます。このリンク ファイルには、C++test プラグインへのパスが記述されており、このパス情報を使って Eclipse は C++test プラグインをロードして起動します。
[C++test] パースペクティブが DS-5 で利用可能になります。
サポートの概要
C++test は ARM Development Studio 5 (DS-5) バージョン 5.18 以上をサポートします。以下のクロス コンパイラがサポートされています。
- DS-5 GNU Compilation Tools 4.5 (ARM Linux ターゲットのビルド用)
- ARM C/C++ Compiler, 5.0
- ARM Compiler 6.6
- ARM Compiler 6.9
既知の制限事項
テスト実行モジュールに含まれる実行時テスト機能によっては、準備されたテスト バイナリが元のアプリケーションよりはるかに大きくなる場合があります。一部の制限された環境では、利用可能なプログラム メモリの量の問題がある可能性があります。同様の制限は、プログラム実行時のヒープおよびスタック メモリの消費にもあてはまります。この問題を解決するには、メモリでのプログラムの配置を変更したり、利用可能なスタック/ヒープのサイズを変更するなどが必要になる場合があります。