このリリースでは、以下のアップデートが行われました。
Visual Studio 2017 のサポート
dotTEST を Visual Studio 2017 に統合できるようになりました。C# 7.0 および VB.NET 15.0 もサポートされます。
Coverage Agent Manager によるスタンドアロン アプリケーションからのカバレッジ収集
カバレッジ収集機能が拡張され、Coverage Agent Manager を使用してスタンドアロン アプリケーションからカバレッジを収集できるようになりました。Coverage Agent Manager は Web インターフェイスであり、テスト実行中にカバレッジおよびテスト データを収集することを可能にします。詳細については「スタンドアロン アプリケーションのアプリケーション カバレッジ」を参照してください。
テスト コンフィギュレーション操作ワークフローの拡張
dotTEST をデスクトップで使用する際にテスト コンフィギュレーションを操作するのが容易になりました。既存のテスト コンフィギュレーションを DTP 上で複製およびカスタマイズできるほか、IDE の設定ページからテスト コンフィギュレーションを実行できます。 詳細については「カスタム テスト コンフィギュレーションの作成」および「アクティブテスト コンフィギュレーションの設定」を参照してください。
その他の拡張
- .NET Framework 4.7 のサポート。.NET Framework 4.7 はdotTEST にバンドルされ、dotTEST のインストール時に自動的にインストールされます。
- website プロジェクトのメトリクス解析
更新されたコード解析ルール
以下のコード解析ルールが更新されました。
ルール ID | 説明 |
---|---|
SERIAL.XML.SOAFAP-1 | XmlElementAttribute で使用される型と、シリアライズされるフィールド/プロパティの型が必ず互換性を持つようにする |
SEC.LGE-2 | すべての例外が標準のロガーでログに記録されるか、再 throw されるようにする |
PB.STATICFLD-3 | static ではないメソッドから static フィールドに書き込んではいけない |
EXCEPT.NCSAE-3 | 'Exception'、'SystemException'、'AppicationException' に catch を使用しない |
CS.BRM.ES-3 | 空の文字列には string.Empty を使用する |
VB.BRM.ES-3 | 空の文字列には string.Empty を使用する(Visual Basic 用ルールの追加) |
解決済みのバグおよび FR
バグ/FR ID | 説明 |
---|---|
DT-9406 | 32-bit 版 Windows 7 で、ターゲット プラットフォームが x64 に設定されたプロジェクトを dotTEST のフロー解析で解析できない |
DT-9403 | DTPEngine for.NET がルール マップを無視する |
DT-8947 | カバレッジありで MSTests を実行すると、テストまたはカバレッジがレポートされない |
DT-8781 | monitorCoverage.bat スクリプト テンプレートがアプリケーション ログ ディレクトリを削除する (蓄積できない) |
DT-9700 | 解析終了時に 'dotTEST is not licensed' というメッセージが表示される |
DT-9486 | DTPEnginefor.NET でソリューションをリビルドしようとするとビルドがハングする |
DT-10452 | EXCEPT.NCSAE ルールの誤検出 - すべての非同期メソッドの宣言が違反としてレポートされる |
DT-9286 | VS プラグインで Web サイト プロジェクト解析 |
DT-9276 | 'Failed to connect to dotTEST service on port XXXXX' というメッセージが表示される |