リソース グループとは、1 つ以上の Ant ファイル パターンによって定義されるリソース (ファイルおよび/またはフォルダー) の集合です。リソース グループを使用すると、フィルターに関連付けられたデータを細かい粒度で参照できます。リソース グループとフィルターを関連付けた後、静的解析違反とメトリクスの結果を表示するすべてのウィジェット、レポート、エクスプローラー ビューで、定義したパターンに従って表示データが絞り込まれます。DTP ではリソース グループに従ってデータを表示する以下のウィジェットとレポートも利用可能です。

単体テストとカバレッジ レポートはリソース グループの影響を受けません。

プロジェクト用に作成したリソース グループをフィルターと関連付ける方法については、「プロジェクトへのリソース グループの追加」を参照してください。

  1. 設定メニュー (歯車のアイコン) から [Report Center 設定] を選択し、[フィルター] を選択します。
  2. 新規にフィルターを作成するか、既存のフィルターをクリックします。
  3. [リソース グループ] セクションで [リソース グループの追加] をクリックします。


     
  4. 追加 (+) ボタンをクリックしてフィルターとリソース グループを関連付け、[確認] をクリックします。プロジェクト用のリソース グループをまだ作成していない場合、[リソース グループの追加] オーバーレイは空です。リソース グループの作成方法については「プロジェクトへのリソース グループの追加」を参照してください。

     
     
  5. フィルターからリソース グループを削除するには、削除 (-) ボタンをクリックします。

     
     
  6. リソース グループ名を追加して、オーバーレイでリソース グループ パターンを追加、削除、変更することができます (詳細については「プロジェクトへのリソース グループの追加」を参照)。 

    リソース グループのすべてのインスタンスが変更

    リソース グループに変更を加えると、そのリソース グループを使用する他のフィルターも影響を受けます。



     

変更は自動的に保存されます。

リソース グループのパフォーマンス

リソース グループを使用する場合の DTP API のパフォーマンスは、リソース グループのファイル パターンに依存します。パフォーマンスに最も影響するのは、指定の文字列パターンをデータベース エンジンがマッチングする方法です。複雑なファイル パターンは、文字列マッチングのために複雑なアルゴリズムを必要とするため、処理速度が低下します。

速い順に、以下の 3 種類のマッチング アルゴリズムがあります。

  1. 文字列の等しさ ( SQL では "=")

  2. SQL の LIKE 演算子

  3. 正規表現

「文字列の等しさ」と「LIKE 演算子」は、「正規表現」よりも最大で 10 倍速いことが確認されています。

ファイル パターンの例

パターン

処理速度と説明

文字列の等しさ  (SQL では = 演算子)

最速

このパターンはワイルドカード
(**, * または ?) を含みません。

com.parasoft.foo/src/main/com/parasoft/foo/Alpha1.java

Bar.java

SQL の  LIKE

速い

このパターンは  /** または / で終わります。

com.parasoft.foo/**

com.parasoft.foo/

SQL 正規表現

低速

このパターンはワイルドカードを使用します (SQL の LIKE パターンを除く)。

com.parasoft.foo/*/.java

com.parasoft.foo/**/Alpha1.java

com.parasoft.foo/src/main/com/parasoft/foo/*.java

com.parasoft.foo/src/*/com/parasoft/foo/Alpha1.java

com.parasoft.foo/src/main/com/parasoft/foo/Alpha?.java

*/.java

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