はじめに
埋め込みデータ リポジトリ サーバーは SOAtest/Virtualize 2022.1.0 でアップデートされました。以前のバージョンで作成された埋め込みリポジトリを現行バージョンで使用するには、新しいサーバーに移行する必要があります。移行プロセスは Parasoft Marketplace で入手できるユーティリティによって自動化できます。要件
- Java 8 がインストールされ、JAVA_HOME 環境変数が設定されていること。
- 注意: SOAtest/Virtualize バージョン 2021.2、2021.1、2020.2 のユーザーは、この要件を無視して、これらのバージョンに付属している Java を利用することができます。詳細については下記の「リポジトリの移行」を参照してください。
移行の準備
- Parasoft Marketplace から Data Repository Pack をダウンロードします。
- デスクトップ版の SOAtest/Virtualize 2022.1 以降をインストールします。
リポジトリの移行
- デスクトップ版の SOAtest/Virtualize 2022.1 以降を使用して既存の SOAtest/Virtualize ワークスペースを開きます。
- ダウンロード済みの Data Repository Pack の Parasoft_SOAVirt_Data_Repository_Migration_Pack.zip ファイルを展開します。
- 既存の SOAtest/Virtualize 2021.2、2021.1、2020.2 がある場合は、移行ユーティリティをインストール ディレクトリに展開します。その他の場合、Java 8 がインストールされ、JAVA_HOME 環境変数が設定されていれば、任意の場所に移行ユーティリティを展開できます。
- コマンド プロンプトまたはターミナル ウィンドウを開きます。
- 次のコマンドを実行します。
- Windows:
run_migration.bat <WorkspaceFolder>
- 例:
run_migration.bat "C:\Users\username\parasoft\soavirt_workspace"
- Linux/MacOS:
./run_migration <WorkspaceFolder>
- 例:
./run_migration "/home/username/parasoft/soavirt_workspace"
- SOAtest/Virtualize のデスクトップで [データ リポジトリ] ビューを開いてリフレッシュし、リポジトリが正常に移行されたことを確認します。
移行が正常に終了すると、<WorkspaceFolder>\.metadata\EmbeddedDataRepository
に新しいリポジトリがあります。<WorkspaceFolder>\.metadata\DataRepository
にある古いデータは削除してかまいません。