このセクションの内容:

はじめに

Machine Learning フローは、DTP の 機械学習機能 が作成した「修正する違反の推奨」を表示するウィジェットを提供します。

インストール

Machine Learning フローは Process Intelligence Pack の一部としてインストールされます。詳細については Process Intelligence Pack のインストール手順 を参照してください。Process Intelligence Pack をインストールした後、DTP 環境にウィジェットとレポートをデプロイします。 

  1. まだインストールしていない場合は、Process Intelligence Pack をインストールしてください。
  2. Extension Designer を開き、[サービス] タブをクリックします。
  3. Process Intelligence Engine サービス カテゴリを展開します。アセットはどのサービス カテゴリにもデプロイできますが、Parasoft のアセットのカテゴライズに合うように Process Intelligence Engine カテゴリを使用することを推奨します。[カテゴリの追加] をクリックして独自のサービス カテゴリを作成することもできます (詳細については「サービスの使用」を参照)。 
  4. 既存のサービスにアーティファクトをデプロイするか、新しいサービスを追加できます。サービスにデプロイしたアーティファクトの数は、全般的なパフォーマンスに影響します。詳細については「Extension Designer のベスト プラクティス」を参照してください。既存のサービスを選択し、ステップ 6 まで継続するか、または  [サービスの追加] をクリックします。
  5. サービスの名前を指定して [確認] をクリックします。
  6. タブ化されたインターフェイスは、サービス内でアーティファクトを配置するのに役立ちます。複数のタブにまたがってアーティファクトを配置してもシステムのパフォーマンスには影響しません。タブをクリックし (または [+] アイコンをクリックして新しいタブを追加し)、縦の三点メニューをクリックします。
  7. [読み込み] > [Local] > [Flows] > [Workflows] > [Process Intelligence] > [Machine Learning] を選択し、空いている任意の箇所をクリックしてサービスにアーティファクトを追加します。
  8. [デプロイ] をクリックし、DTP 環境へのアーティファクトのデプロイを完了します。
  9. DTP に戻ってダッシュボードをリフレッシュします。これで、関連するウィジェットを追加できるようになりました。

ウィジェットの追加と構成

アーティファクトをデプロイした後、以下のウィジェットが DTP の Machine Learning カテゴリから利用できるようになります。

ダッシュボードにウィジェットを追加する方法については「ウィジェットの追加」を参照してください。

修正する違反 - 棒グラフ (大, 中, 小)

これらのウィジェットは、違反を修正する必要があるという確信度に基づいて違反の分布を表示します。大ウィジェットは 3X2、中ウィジェットは 3X1、小ウィジェットは 2X1 です。ウィジェットのサイズの詳細については「ダッシュボード グリッド」を参照してください。

個々の棒は、修正率別にグループ化された違反を表します。Y 軸は、線形スケールまたは対数スケールのいずれかでターゲット ビルドの違反の数を示します (「構成」を参照)。X 軸には 0% から 100% までの予測パーセンテージが表示されます。

アクション

グラフの棒の上にポインターを置くと、ツールチップに追加情報が表示されます。このウィジェットは他の DTP インターフェイスにリンクしていません。 

構成 

以下の設定を行うことができます。

タイトルデフォルトのタイトルの代わりにダッシュボードに表示する新しいタイトルを入力します。
フィルター[ダッシュボード設定] を選択してダッシュボード フィルターを使用するか、メニューからフィルターを選択します (DTP のフィルターの詳細については「フィルターの設定」を参照してください)。
ターゲット ビルド 表示するデータを含むビルドを選択します。デフォルトは Latest Build です。
Y 軸スケール

Y 軸のスケールを設定し、Y 軸に沿ってビルドでの違反の実際の数を表示するには、[Linear]を選択します。

違反の数をY軸に沿って対数スケールとして表示するには、[Log] を選択します。このオプションを使用すると、大きい値と並んで小さい値が見やすくなり、ビルドに多数の違反が含まれている場合に読みやすさを向上させることができます。 

修正する違反 - 円

このウィジェットには、ユーザー定義のしきい値に基づいて修正が推奨される違反の数が表示されます。違反は、パーセンテージのしきい値に基づいて「修正」または「レビュー」に分類されます。

 

アクション

円グラフのセグメントの上にポインターを置くと、ツールチップに追加情報が表示されます。このウィジェットは他の DTP インターフェイスにリンクしていません。

構成

タイトルデフォルトのタイトルの代わりにダッシュボードに表示する新しいタイトルを入力します。
フィルター[ダッシュボード設定] を選択してダッシュボード フィルターを使用するか、メニューからフィルターを選択します (DTP のフィルターの詳細については「フィルターの設定」を参照してください)。
ターゲット ビルド 表示するデータを含むビルドを選択します。デフォルトは Latest Build です。
パーセンテージしきい値違反を「修正」として分類するための確率のしきい値を決定するには、0 から 1.0 の間の単一の float 値を指定します。違反の修正率がこの値以上である場合、違反はウィジェットで「修正」に分類されます。違反の修正率がこの値未満である場合、違反は「レビュー」に分類されます。デフォルト値は 0.5 です。

修正する違反 - パーセンテージ

このウィジェットには、ユーザー定義のしきい値に基づいて修正が推奨される違反のパーセンテージが表示されます。違反は、パーセンテージのしきい値に基づいて「修正」または「レビュー」に分類されます。

アクション

このウィジェットは他の DTP インターフェイスにリンクしていません。 

構成

タイトルデフォルトのタイトルの代わりにダッシュボードに表示する新しいタイトルを入力します。
フィルター[ダッシュボード設定] を選択してダッシュボード フィルターを使用するか、メニューからフィルターを選択します (DTP のフィルターの詳細については「フィルターの設定」を参照してください)。
ターゲット ビルド 表示するデータを含むビルドを選択します。デフォルトは Latest Build です。
パーセンテージしきい値違反を「修正」として分類するための確率のしきい値を決定するには、0 から 1.0 の間の単一の float 値を指定します。違反の修正率がこの値以上である場合、違反はウィジェットで「修正」に分類されます。違反の修正率がこの値未満である場合、違反は「レビュー」に分類されます。デフォルト値は 0.5 です。


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