このセクションでは、C/C++test をインストール時に事前設定する方法について説明します。
C/C++test スタンドアロン版の事前設定
C/C++test を事前設定すると、C/C++test を起動する前に複数のマシンで基本的な設定の一貫性を確保することができます。インストール後に C/C++test の設定を共有する方法の詳細については「C/C++test 環境設定-概要」を参照してください。
インストール中に C/C++test を事前設定するには、次の操作を行います。
- C/C++test を事前設定するためのオプションを記述した設定ファイルを parasofttest.ini という名前で作成します。設定ファイル作成の詳細および利用可能なオプションの一覧は、「設定ファイルでの指定」を参照してください。
- parasofttest.ini ファイルを C/C++test のインストール ディレクトリ
[INSTALL_DIR]
に追加します。
parasofttest.ini ファイルで指定された設定は、C/C++test GUI 起動時にクリーン ワークスペースを初期化する際に使用されます。既存のワークスペースに設定を適用するには、parasofttest.ini ファイルに次の設定を追加します。
enforce.configure=true
こうすると、C/C++test のインストールまたは再インストール後に初めて起動したとき、parasofttest.ini で指定された設定によって既存の設定が上書きされます。
例
次の設定ファイルはネットワーク ライセンスを設定しています。cpptest.license.use_network=true dtp.enabled=true dtp.url=https://onya.mycompany.com:8443 dtp.user=user1 dtp.password=mypassword
Parasoft ライセンスの設定の詳細については「ライセンス」を参照してください。
詳細な事前設定
このセクションで説明する C/C++test の事前設定は、サイレント インストール (「サイレント インストール」を参照) などの高度なインストール シナリオにだけ適用されます。
C/C++test Plugin for Eclipse の場所を事前設定する
C/C++test を Eclipse のプラグインとしてインストールする場合、C/C++test のインストール ディレクトリおよび cpptestcli
とともに使用する Eclipse のデフォルトの場所は、プラグインをインストールした後に初めて Eclipse を起動したときに自動的に検出されます。「C/C++test のインストールと起動」の説明に従って、この場所をカスタマイズできます。別の方法として、C/C++test を使い始める前に場所を指定できるよう事前設定することもできます。
このセクションでは、C/C++test および Eclipse のインストール場所を指定できるよう C/C++test を事前設定する方法を説明します。
サイレント インストール
Eclipse のインストール ディレクトリの事前設定
cpptestcli
とともに使用する Eclipse インスタンスの場所を事前設定するには、Eclipse への絶対パスを記述した .pathtoeclipse ファイルを作成し、C/C++test のインストール ディレクトリ <INSTALL_DIR>
に保存します。例:
D:\eclipses\my_eclipse
C/C++test のインストール ディレクトリを設定する
C/C++test のインストール ディレクトリを事前設定するには、次の操作を行います。
<ECLIPSE_INSTALL_DIR>/configuration/.settings/com.parasoft.xtest.checkers.eclipse.core.cpp.prefs
ファイルを作成します。cpptest_distro_loc
オプションを使用して C/C++test のインストール ディレクトリへのパスを設定します。例:com.parasoft.xtest.checkers.eclipse.core.cpp.prefscpptest_distro_loc=D\:\\tools\\cpptest