このセクションの内容:
はじめに
SMTP Listener は、Parasoft Virtualize 用のカスタム メッセージ リスナー拡張です。SMTP Listener は一時的な SMTP サーバーを立ち上げ、メッセージごとに Virtualize に通知を行い、受信メッセージを受け入れまたはカスタム拒否メッセージとともに拒否したり、必要に応じて検証や後処理を行うことを可能にします。
インストール
Rabbit MQ Message Listener は UI またはコマンドラインからインストールできます。
UI からのインストール
- [Parasoft ] > [設定] を選択し、[システム プロパティ] をクリックします。
- [JAR の追加] をクリックし、com.virtualize.listener.smtp-<VERSION>.jar を選択します。
- [適用] をクリックします。
- Virtualize を再起動します。
コマンド ラインからのインストール
設定プロパティ ファイルの system.properties.classpath
プロパティに com.parasoft.virtualize.listener.smtp-<VERSION>.jar ファイルを追加します。例:
system.properties.classpath=<PATH_TO_JAR>/com.parasoft.virtualize.listener.smtp-1.1.0.jar
使用方法
仮想アセットの設定パネルでリスナーを選択し、設定を行います。
- Virtualize サーバー ビューで、カスタム メッセージ リスナーを使用したい仮想アセットを選択します。
- 仮想アセットのデプロイメント設定で、[トランスポート] > [カスタム] を選択します。複数のリスナーがインストールされている場合、まず [実装の選択] メニューから SMTP リスナーを選択します。
- 接続およびセキュリティの設定を行います (「Configuration」を参照)。
- 変更を保存します。
設定
受信メッセージを受け入れるには、SMTP リスナーにペイロードが空の Literal Message Responder を設定する必要があります。
リスナー設定については下記を参照してください。
Connection 設定
Host Name | SMTP サーバーのホスト名を指定します。空の場合、システムのデフォルトのホスト名が使用されます。 |
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ポート | SMTP サーバーのポートを指定します。空の場合、リスナーは開始されません。 |
セキュリティ設定
User Properties File | ユーザー名とパスワードの組み合わせを定義するのに使用するプロパティ ファイルへの絶対パスを指定します。パスワードはプレーン テキストで保存されます。プロパティ ファイルは次のフォーマットを使用する必要があります。
このフィールドが空の場合、ユーザー認証は無効になります。 |
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Enable Transport Layer Security | トランスポート層のセキュリティを有効/無効にします。 |
Key Store File | キーストア ファイルへのパスを指定します。キーストア ファイルは標準フォーマット (JKS、PKCS12 など) でなければなりません。TLS が有効化されているが、この値が指定されていない場合、JVM のシステム プロパティ javax.net.ssl.keyStore が使用されます。 このプロパティが効力を持つには、TLS が有効化されている必要があります。 |
Key Store Type | [Key Store File] オプションで設定されたキーストアのタイプを指定します。TLS が有効化されているが、この値が指定されていない場合、JVM のシステム プロパティ javax.net.ssl.keyStoreType が使用されます。 このプロパティが効力を持つには、TLS が有効化されている必要があります。 |
Key Store Password | [Key Store File] オプションで設定されたキーストアのパスワードを指定します。TLS が有効化されているが、この値が指定されていない場合、JVM のシステム プロパティ javax.net.ssl.keyStorePassword が使用されます。 このプロパティが効力を持つには、TLS が有効化されている必要があります。 |
Enable Client Authentication | TLS が有効なとき、クライアント認証を有効/無効にします。 このプロパティが効力を持つには、TLS が有効化されている必要があります。 |
Trust Store File | クライアント証明書が真正であること (「トラスト」)を検証するのに使用されるキーストア ファイルへの絶対パスを指定します。キーストア ファイルは標準フォーマット (JKS、PKCS12 など) でなければなりません。TLS が有効化されているが、この値が指定されていない場合、JVM のシステム プロパティ javax.net.ssl.trustStore が使用されます。 このプロパティが効力を持つには、TLS が有効化されている必要があります。 |
Trust Store Type | [Trust Store File] オプションで設定されたキーストアのタイプを指定します。TLS が有効化されているが、この値が指定されていない場合、JVM のシステム プロパティ javax.net.ssl.trustStoreType が使用されます。 このプロパティが効力を持つには、TLS が有効化されている必要があります。 |
Trust Store Password | [Trust Store File ] オプションで設定されたキーストアのパスワードを指定します。TLS が有効化されているが、この値が指定されていない場合、JVM のシステム プロパティ javax.net.ssl.trustStorePassword が使用されます。 このプロパティが効力を持つには、TLS が有効化されている必要があります。 |
変更ログ
1.2.1
- 調整済みのバージョン
- リスナーは、ポートが設定されていない場合に起動しないようになりました。
1.0
- 初回リリース