このセクションの内容
console.verbosity.level
解析時にコンソールに出力される詳細の情報量を指定します。
設定可能な値
low | エラーおよび現在のステップの名前とステータス (done、failed、up-todate)についての基本情報を表示します。 |
---|---|
normal | (デフォルト値)low 設定の内容に加えて、テストと解析の最中にレポートされた問題およびコマンド ラインも表示します。 |
high | normal 設定の内容に加えて、警告も表示します。 |
使用例
次の設定は、実行に関する最も詳細な情報を出力します。
console.verbosity.level=high
関連情報
dottest.build.nobuild
テスト対象ソリューションまたはプロジェクトのビルドを有効化/無効化します。このオプションを有効にすると、解析時にビルド フェーズがスキップされます。
設定可能な値
true | 解析時にビルド フェーズがスキップされます。 |
---|---|
false | (デフォルト値)テスト対象ソリューションまたはプロジェクトはビルドされます。 |
使用例
次の設定は、プロジェクト/ソリューションのビルドを無効化します。
dottest.build.nobuild=true
dottest.build.builder_id
dotTEST で解析を行う前にソリューションやプロジェクトをビルドするのに使用するビルダーを指定します。
設定可能な値
dotnet | ソリューションとプロジェクトは .NET SDK でビルドされます。 |
---|---|
msbuild | ソリューションとプロジェクトは MSBuild でビルドされます。 |
visualstudio | ソリューションとプロジェクトは Visual Studio でビルドされます。 |
使用例
次の設定は、解析前に MSBuild を使用してソリューションおよびプロジェクトをビルドします。
dottest.build.builder_id=msbuild
関連情報
dottest.build.dotnet_path
この設定は、.NET SDK の実行可能ファイルへのパスを指定します。
設定可能な値
[path] | システム上の dotnet.exe へのパス。 |
---|
使用例
dottest.build.dotnet_path=C\:\\dotnet\\dotnet.exe
dottest.build.solution_config
ソリューション構成を指定します。
設定可能な値
[solution configuration] | ソリューション構成名です。 |
---|
使用例
次の設定は、ソリューション構成が「Release」であることを指定します。
dottest.build.solution_config=Release
dottest.package.restore_timeout
ビルド フェーズの前にパッケージを復元する際のタイムアウト値を指定します。
設定可能な値
[time in seconds] | パッケージを復元する際のタイムアウトです。デフォルト値は 360 です。 |
---|
関連情報
dottest.fail.setup.problems
プロセスが失敗したときにセットアップの問題がレポートされたことを示す終了コード 0x40
を返すかどうかを指定します。
設定可能な値
true | セットアップの問題がレポートされた場合、終了コード 0x40 でプロセスが終了します。 |
---|---|
false | (デフォルト値)プロセスは 0x40 で終了しません。 |
関連情報
file.encoding.mode
ファイル エンコーディングの指定方法を定義します。
設定可能な値
default | システム プロパティを使用します。 |
---|---|
auto | file.encoding.lang プロパティで指定された東アジア言語のエンコーディングの自動検出を有効にします。 |
user | file.encoding.name プロパティを使って、明示的にエンコーディング名を指定します。 |
使用例
次の設定は、システム設定に基いてファイル エンコーディングを有効にします。
file.encoding.mode=default
file.encoding.lang
ファイル エンコーディングを自動的に検出する言語を指定します。file.encoding.mode
プロパティを auto
に設定する必要があります。
設定可能な値
1 | Japanese |
---|---|
2 | Chinese |
3 | Simplified Chinese |
4 | Traditional Chinese |
5 | Korean |
使用例
次の設定は、日本語のエンコーディングを有効にします。
file.encoding.mode=auto
file.encoding.lang=1
file.encoding.name
システム設定とは異なるエンコーディング名を指定します。file.encoding.mode
プロパティを user
に設定する必要があります。
設定可能な値
[encoding name] | エンコーディング名です。例: ASCII-US, UTF-8, UTF-16, UTF-16LE, UTF-16BE |
---|
使用例
次の設定は、UTF-16 エンコーディングを有効にします。
file.encoding.mode=user
file.encoding.name=UTF-16
local.storage.dir
解析の関連データ (一時データ、データ キャッシュなど) を保存する場所を指定します。
設定可能な値
[path] | データが保存されるフォルダーへのパスです。 |
---|
使用例
次の設定は、データを temp
フォルダーに保存します。
local.storage.dir=C:\\parasoft\\temp
parallel.mode
どの並行処理モードをアクティブにするかを決定します。CI 環境でのビルド スケジュールに従って、テストや解析の実行を最適化する場合などに、この設定を使用します。
設定可能な値
disabled | 利用できる CPU の中から 1 個だけを使用します。 |
---|---|
auto | (デフォルト値)ツールが並行処理の設定をコントロールします。 |
manual | ニーズに合わせて並行処理の設定をユーザーが手動で行うことができます。 |
使用例
次の設定は、並行処理を無効化します。
parallel.mode=disabled
関連情報
parallel.no_memory_limit
この設定は、並列処理で消費されるメモリの制限の有効/無効を指定します。
設定可能な値
true | 並行処理に利用されるメモリに、追加の制限をかけません。 |
---|---|
false | (デフォルト値)並行処理に利用されるメモリは制限されます。 |
使用例
次の設定は、並列処理に利用されるメモリを制限しない (システムの制限範囲内で) ことを指定します。
parallel.no_memory_limit=true
関連情報
parallel.free_memory_limit
「アプリケーションで利用できるメモリ全体」に占める「低メモリ状況でキープしておく空きメモリの大きさ」の割合をパーセント値で指定します。
設定可能な値
[percentage] | アプリケーションが使用できる合計メモリのパーセント値です。デフォルトは |
---|
使用例
次の設定では、アプリケーションの総メモリの 30% を他のプロセスが利用できます。
parallel.free_memory_limit=30
parallel.max_threads
同時に実行できる並行スレッドの最大数を指定します。際の並行スレッドの数は、CPU の数、利用できるメモリ、およびライセンス設定に基づいて決定されます。
設定可能な値
[number] | 同時に実行できる並行スレッドの最大数です。デフォルト値は CPU の数と同じです。 |
---|
使用例
次の設定では、2 つの平行スレッドを同時実行できます。
parallel.max_threads=2
parasoft.user
指摘事項や DTP に送信されるデータなどの Parasoft の成果物と関連付けられるカスタム ユーザー名を指定します。
設定可能な値
[name] | カスタム ユーザー名です。 |
---|
使用例
次の設定は、システムで設定されたローカル ユーザー名をカスタム名「T12」で上書きします。
parasoft.user=T12
usage.reporting.enabled
この設定は、匿名の使用状況情報の収集と Parasoft への送信を有効または無効にします。詳細については Parasoft のプライバシー ステートメントをお読みください。 https://www.parasoft.com/privacy-policy
設定可能な値
true | 使用状況を Parasoft に送信します。 |
---|---|
false | (デフォルト値)使用状況を Parasoft に送信しません。 |
使用例
次の設定は、使用状況データの収集を有効にします。
usage.reporting.enabled=true