このセクションは、C/C++test と Texas Instruments Code Composer Studio の統合に関する情報を提供します。
統合の概要
C/C++test プラグインは、Eclipse プラグインのメカニズムによって Code Composer Studio Eclipse IDE に統合されます。C/C++test プラグインは、リンク ファイル com.parasoft.xtest.cpptest.link を Code Composer Studio のインストール ディレクトリに追加することによって、 CCS IDE に統合されます。このリンク ファイルには、C/C++test プラグインへのパスが記述されており、このパス情報を使って Eclipse は C/C++test プラグインをロードして起動します
Texas Instruments Code Composer プロジェクトのテストを容易にするために、次のコンポーネントが提供されています。
- コンパイラ コンフィギュレーションについては「コンパイラ」を参照してください。
- オプションのソース: マネージド Make C/C++ プロジェクトのオプションを使用
- Texas Instuments 用のテスト コンフィギュレーション。詳細は「組み込みシステム用ビルトイン テスト コンフィギュレーション」を参照してください。
- テスト コンフィギュレーションに関連付けられたテスト フロー。テスト結果の読み込みが組込まれています。 Run Unit Tests on TI Code Composer 4.x (ライセンスが必要) Run TI Code Composer 4.x Application with Memory Monitoring (ライセンスが必要)
サポート対象の Code Composer Studio IDE
C/C++test がサポートする Texas Instruments Code Composer Studio のバージョンについては「IDE」を参照してください。
既知の制限事項
テスト実行モジュールに含まれる実行時テスト機能によっては、準備されたテスト バイナリが元のアプリケーションよりはるかに大きくなる場合があります。リソースの限られた環境では、利用可能なプログラム メモリの容量の問題が発生することがあります。同様の制限は、プログラム実行時のヒープおよびスタック メモリの消費にもあてはまります。この問題を解決するには、メモリでのプログラムの配置を変更したり、利用可能なスタック/ヒープのサイズを変更するなどが必要になる場合があります。