このセクションの内容:

SSL

すべての DTP REST API および API Documentation は、SSL を介してやり取りします。SSL ポートはデフォルトで DTP の新規インストールで設定されます。ただし、4.9.4 より前のバージョンの Concerto から移行している場合、SSL を手動で設定する必要があります。詳細については「SSL の有効化」を参照してください。現在 Concerto 4.9.4 を実行している場合、SSL はすでに設定されているはずです。

DTP Enterprise Pack の設定

DTP と DTP Enterprise Pack は同じプロトコル (HTTP または HTTPS) を使用しなければなりません。詳細については「SSL の有効化」を参照してください。

Tomcat サーバー

DTP は、同梱されている Tomcat 上で動作します。ポートの設定に関連する競合を避けるために、1 つのマシン上では Tomcat のインスタンスを 1 つだけ実行してください。

複数の Tomcat 構成が必要な場合、<DTP_HOME>/tomcat/conf/server.xml を編集することで、確実にサーバーがそれぞれ別のポートで実行するよう設定できます。たとえば、ある Tomcat shutdown をポート 8005 で実行し、 別の Tomcat shutdown をポート 18005 で実行することができます。

Tomcat コネクターの maxHttpHeaderSize 属性は 16384 (16 KB) に設定されています。

DTP リクエストとレスポンスと共にユーザー情報をログに記録するための Tomcat の設定

DTP 2022.2 以前からアップグレードする場合は、各リクエストとレスポンスと共にユーザー情報をログに記録するように Tomcat を設定できます。これは、一部のユーザーが特定の規制に準拠するために必要です。DTP 2023.1 以降の新規インストールでは、この設定は不要です。

DTP からこの情報をログに記録するように Tomcat を設定するには、<DTP_INSTALL>/tomcat/conf/ にある server.xml ファイルを変更し、デフォルトのアクセスログバルブ エントリを以下のように変更する必要があります。変更前:

<Valve className="org.apache.catalina.valves.AccessLogValve" directory="logs" prefix="PST_access_log" suffix=".txt" pattern="%h %l %u %t "%r" %s %b" />

変更後:

<Valve className="com.parasoft.pst.core.tomcat.DTPAccessLogValve" directory="logs" prefix="PST_access_log" suffix=".txt" pattern="%t %s %m %U %H %u %S %A:%{local}p %a:%{remote}p %F %{X-Forwarded-For}i %{User-Agent}i %{Referer}i %I" />

標準の Tomcat アクセス ログ パラメータがサポートされています。  詳細については https://tomcat.apache.org/tomcat-9.0-doc/config/valve.html#Access_Logging を参照してください。

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