記録データの設定ページでは、Selenic 実行コンフィギュレーションで実行する時に、Selenic が記録するデータをどのように保存するかを設定できます(Selenic 実行コンフィギュレーション を参照)。
このセクションの内容:
記録データディレクトリ
デフォルトでは、Selenic は修正候補の生成に使用するデータを <USER>/parasoft/recorded_data ディレクトリに保存しますが、その場所は Selenic 設定ページで変更できます。
- [Parasoft] > [設定](Eclipse)または [Parasoft] > [設定](IntelliJ)を選択し、[記録データ] を選択します。
- 記録データの場所を指定して、[適用] をクリックします。
コマンドラインで Selenic を使用している場合でも、記録データディレクトリの場所を明示的に定義する必要があります(コマンドライン を参照)。
記録データストレージ
デフォルトでは、Selenic は生成したデータを90日間保存します。また Selenic は、デフォルトでディレクトリ内のすべてのデータを分析します。そのため、記録データの量が増えると、パフォーマンスが低下する可能性があります。記録データの設定ページでは、履歴データを自動的にトリミングして、パフォーマンスとディスク容量を最適化するように Selenic を設定できます。
- [Parasoft] > [設定](Eclipse)または [Parasoft] > [設定](IntelliJ)を選択し、[記録データ] を選択します。
- [記録データの制限] オプションを有効にして [保持するデータ日数] フィールドの値を指定します。
Selenic は指定された日数の間データを保持します。パフォーマンスとディスク容量が組織にとって問題ではない場合は、日数を90日以上に設定することもできます。
Selenic は、データが記録された日のみを考慮します。例えば、[保持するデータ日数] フィールドが 3 に設定されている場合、経過した日数に関係なく、データが記録された直近 3 日のみが保持されます。
コマンドラインでの記録データの設定については、コマンドライン の設定を参照してください。