ここでは、「Wind River Tornado コンパイラを使ってコンパイル/ビルドされるコード」および「Wind River Tornado IDE を利用して作成されるコード」に対して静的解析を実行する方法について説明します。
静的解析はピュア コードに対してのみ実行されるため、テスト オブジェクトのリンクと実行に関連する設定は、静的解析では必要ありません。ただし、コンパイラ設定はすべて適切にセットする必要があります。「ターゲット/プラットフォーム依存のオプションの設定」を参照してください。
静的解析を実行するには、次の操作を行います。
- テストするリソース (1 つのファイル、複数のファイル、またはプロジェクト全体) のノードを選択します。
- 次のいずれかの操作を行って、解析を開始します。
- [Parasoft] メニューの [テストの実行] をポイントし、適切なテスト コンフィギュレーションを選択します。
- ツールバーの [実行] ボタンのプルダウン ボタンをクリックし、適切なテスト コンフィギュレーションを選択します。
C++test は解析オプションを収集し、解析スコープを計算してから静的解析を開始します。( Makefile ベースのプロジェクトの場合、Makefile をスキャンしてオプションを収集します。他のプロジェクトの場合、プロジェクト ファイルなどの適切なファイルをスキャンしてオプションを収集します。) 解析が終了すると、サマリ ダイアログが表示され、解析結果が C++test 出力 パネルに表示されます。ユーザーは、解析結果を参照して違反メッセージに対応したり、結果レポートを生成したりできます。詳細については下記のセクションを参照してください。
- 「テスト結果の参照」
- 「静的解析違反の検証と修正」
- 「「バグ探偵」の結果の参照」
- 「レポートの種類」
